学生らが数学ゲーム制作コンテストにて最優秀賞ほか5つの賞を受賞!
2016年3月29日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
【開発部門】(敬称略)
◆最優秀賞(1位)『どんぐりシューター』 チームBest.:村上和希 3年
※このブログの後半に、ゲーム内容の紹介と村上くんのインタビューを掲載しています。
◆準最優秀賞(2位)『Colorful Painter』 チームType World:小笠原世界、長戸美紅(東京造形大学) ※全員3年
▲『Colorful Painter』は、ハケマルに移動指示を与えてお手本通りに色を塗るゲーム。学べる力は、計画力、実行力、空間センス
↓↓ここからプレイできます。
◆準々最優秀賞(3位)『ルートキューブ』 チーム正三面体:脇坂明日香、梅垣星香、渕之上風太 ※全員2年
▲パネルの回転と全体の傾きを利用してキャラクターの「くろまめ」をゴールまで導くゲーム。学べる力は、抽象力、計画力、振り返り力
↓↓ここからプレイできます。
http://kishimotolab.org/gm/team04
◆優秀賞 『図形エレベーター』 チームインスタント:石井悠太、新保拓実、谷龍一、青木拓哉 ※全員1年
【普及アイデア部門】
◆努力賞 『グローバルゲームマス』 チームパラノウエ:池上友貴 3年
▲最優秀賞に輝いた『どんぐりシューター』は、転がる”どんぐり”を使って、迷子の”リス”を巣に帰すパズルゲーム。学べる力は、戦略力、実行力、振り返り力、空間センス、規則認識力。
↓↓ここからプレイできます。
■村上和希くん(企画・プログラム・グラフィック全部一人で)インタビュー
問1:グローバルマスコンテストV3、おめでとうございます。優勝しての喜びは?
村上:もともとパズルゲームはプレイするのも制作するのも好きだったので、このようなコンテストで3年も連続で優勝できた事で、自分のパズルゲームに対する想いに改めて自信を持ちました! なにより、副賞としてノートPCを頂けたことが嬉しいです(笑)
問2:制作中に苦労したことは何ですか?
村上:パズルとしての仕様は企画立案当初から決まっていたのですが、それに対する違和感のない世界観・ストーリーがなかなか思いつかなくて、先輩や後輩、友人に色々相談をしました。最終的にリスを転がすアイデアに辿り着けたのは、後輩のおかげでした。
問3:制作で心がけていることは?
村上:ゲームはプレイヤーに楽しんでもらうため(学習ゲームでは楽しんで学んでもらうため)に制作をするので、プレイヤーに何をさせたいのかを中心に企画~制作まで行っています。
問4:今後の目標は?
村上:自分の作ったパズルゲームを小学校などの場で使ってもらい、より多くの意見を頂き、今後の制作へと活かしていきたいと思います。もちろんアプリにして配信も行う予定です!
問5:ゲームの企画は、普段どのようにして思いつくのですか?
村上:自室で何でもない遊びをしている時によく思いつきます。私の部屋はパズルマットが敷いてあったり、ぬいぐるみがあったり、大きなボールがあったり、モビールがつるしてあったりと、いわゆる子供部屋のような部屋になっています(好きな物を集めていたら自然とそうなっていました(笑))。そこでボールを転がしてぬいぐるみにぶつけたりしていて今回の企画を思いつきました。
ありがとうございました。これからも制作がんばってください。
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