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プレ卒研生が「映像表現・芸術科学フォーラム2016 」で研究発表・ポスター発表最優秀賞を受賞

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こんにちは。メディア学部の伊藤です。

さる3月9日(水)に東京工芸大学中野キャンパスで行われた「映像表現・芸術科学フォーラム2016」で、私の研究室「ミュージック・アナリシス&クリエイション」のプレ卒研生(3年生)2名が研究発表を行いました。これまでもこのブログで私の研究室の学部生・大学院生たちの学会発表について何度かご紹介してきましたが、プレ卒研生が学会発表を行ったのは初めてです。今回発表したのは深田瑠美子さんと渡邉野々香さんで、二人とも現在は卒研生(4年生)として、さらに専門的な研究に取り組んでいます。

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             深田瑠美子さん(右)と渡邉野々香さん(中央)、
          二人の友人で同じくこの学会で発表を行った佐藤菜々さん(左)

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■深田瑠美子,伊藤彰教,伊藤謙一郎
 “ミュージカルドラマのプリプロダクションを想定した
  カット・楽譜・歌詞の統合的ビジュアライズに関する研究”

■渡邉野々香,伊藤彰教,伊藤謙一郎
 “ゲームの継続的視覚表現におけるサウンドトリガーに関する
  デザインパターンの検討と実装”
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渡邉さんは優れた発表に贈られる「ポスター発表最優秀賞」も受賞しました。画像や映像に関する発表が多数占める中で、研究を始めて半年あまりの3年生がサウンドについての発表で最優秀賞を受賞するのは大きな快挙です。メディア学部では3年次後期に、卒業研究に向けた基礎研究を行う「創成課題」という科目がありますが、そこでの研究の成果が実を結んだものといえるでしょう。

それでは自身の研究内容と今回の学会発表の感想など、それぞれに語っていただきましょう。


■深田さん
私は、歌曲分析をテーマに「名作・名シーンの言語・音楽・映像のストーリー構造から見る、場面を歌でつなぐ手法のaudio visual score」の研究をしています。その第一段階として今回、カット分析・楽曲分析・歌詞の音韻調査を行い、制作技法上の有機的構造をもったビジュアライズのデザインについて発表を行いました。

学会発表に参加したことによって、他の分野で研究している方々からアドバイスや意見をいただき、研究上の表現の手がかりや多くの知識が得られました。研究活動の序盤で学会に参加できたことで、これから自分の研究の研究を進めるためのプランも立てやすくなりました。

今後は、音楽・歌詞・映像にまたがる総合的アナリーゼ手法の基礎構築をするとともに、多変量・時系列データによる可視化情報によって、緩急・期待・逸脱モデルによる認知心理的を裏付けるデータ分析への可能性を目指していきます。

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■渡邉さん
今回初めての学会発表で、非常に緊張しましたが、無事に終わったことを非常に嬉しく思っています。「サウンドトリガーに関するデザインパターンの検討と実装」というタイトルでポスター発表しました。

沢山の方が聞きに来てくださり、感想や貴重な意見を伺うことができて、自分にとって非常に良い経験になったと感じています。受賞の際に名前が呼ばれた瞬間は信じられない気持ちでいっぱいでしたが、とても嬉しかったです。

今後もこの経験を活かし、自分の研究をより良いものにしていけたらと思います。

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二人とも、すでに次の学会発表に向けて準備を進めています。また、深田さんや渡邉さん以外の卒研生も今後、いくつかの学会での発表を予定しています。まだ研究の途上ですが、どれもユニークな研究なので、どのような成果が得られるか指導教員の私も楽しみにしています。夏休み前の「中間発表」や卒業前の「最終発表」の様子も、このブログで紹介しましょう。

なお、今回の「映像表現・芸術科学フォーラム2016」には、ほかにも多くのメディア学部の学生が発表し、受賞も多数あります。菊池先生の記事や羽田先生の記事で紹介されていますので、ぜひこちらもご覧になり、メディア学部の研究の幅広さを感じていただければと思います。

(執筆:伊藤 謙一郎)

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