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自然の造形

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みなさん、こんにちは、

 
多摩丘陵に位置する東京工科大学八王子キャンパスは今、初夏を迎えようとしています。雑木林に囲まれたメディア学部の建物を訪れた自然の造形をご紹介しましょう。

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                    図1 チズモンアオシャク

 

蝶のように鮮やかな色をしていますが、チズモンアオシャクという蛾なのです。大きく拡大していますが、3cm位です。

チズモンアオシャクはちょうど新緑の季節に現れるのですが、ちょうど新緑の木の葉の色の羽を持っています。縁取りは複雑な形をしていますが、木の幹の色です。この蛾が図2のような新緑の木に止まっていても、なかなか虫が止まっていると気づきません。保護色というものです。それにしても、この色合いといい、縁取りの形といい、独特な美しさがあります。自然の中に暮すものだけが成せる造形ですね。新緑の季節に登場するので新緑色というのは不思議な感じがします。

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                    図2 新緑の若葉

 
実は、蛾でもこのような緑色は珍しいのです。チズモンアオシャクが一員であるアオシャクの仲間は、銅の錆である緑青(ろくしょう)のような灰緑のものが多いのです。夏に山の宿の灯りなどに飛んできます。夏になると木々は落ち着いた緑になります。特に木の葉の裏側がそんな色をした木もあります。それに合わせているのでしょうか。
 
実は、この写真のオリジナルは次の図3の写真なのです。この写真はフェースブックでも紹介しましたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

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                    図3 オリジナルの写真

 

この画像に「シアー」という変形(平行四辺形を長方形にするような変形)を加えて図1にしているのです。だいぶ見た感じがかわりますね。デジカメの写真も工夫するといろいろな見せ方ができます。

 

相川 清明

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