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Gotland Game Conference で展示したメディア学部の学生らのゲーム紹介(ウプサラ大学訪問その3)

2016年6月 6日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

昨年,ウプサラ大学の先生と学生が本学を訪問し,メディア学部の学生が制作したゲームを紹介しました.詳しくはこの記事をご覧ください.

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このとき,先生方にBest Demo賞をいただいたゲームをGGC(Gotland Game Conference)で展示する機会を得ました.そこで,受賞ゲーム「Step Robot」「Gen」のほか,「Race game」「Books of Hanoi」を展示しました.このような展示を通じて,メディア学部の学生や大学院生が自分の制作したゲームを自分自身で説明することができるいい機会であり,今後は学生らが参加してくれることを楽しみにしています.

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■「Step Robot」
このゲームはGlobalMathで最優秀賞を受賞しており,評判の高いゲームです.ダウンロードもできることから,その場で楽しんでもらうだけでなく,GGCの後でも楽しんでもらえるように資料を用意しました.
このゲームは,50を超えるステージがあり,最初は簡単ですが,徐々に難しくなります.子供たちは順番にひとつづつ解いていきますが,大人は,ステージの最初で使い方を理解すると,ステージを飛ばし飛ばしで楽しむ姿もありました.短時間でしたが,20や30近いステージまで楽しんでいました.「てくてくロボット」をダウンロードして楽しんでください.

村上和希君のコメント:
私の制作したゲームが日本だけではなく海外に渡り、多くの人に楽しんでもらっているという事を非常に嬉しく思います。
また、この度の展示で海外からのアプリダウンロード数が100以上も増えました。
ゲームは言語や文化を問わず国境を越えて遊んでもらえるという事に手ごたえを感じました。これからも世界を相手にゲームを制作していきたいです!

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■「Race game」
このゲームは,声で車の速度を変えることができること,タブレットの傾きで車の向かう方向を変えることなどの簡単なインタフェースでドライブを楽しむことができます.一人でプレイすることもできますが,対戦型で2名で競争することがゲームをより楽しむことができるようです.昨年本学で行ったGeme workshopでは2名で対戦して楽しんでもらったのですが,今回は一台しか持っていきませんでしたので,醍醐味を理解してもらうことができず,少し残念でした..

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■「Gen」
これはGWで高い評価をいただいたゲームです.大学院生や卒業生で制作しています.使い方は簡単で,魅力的な画像が表示されるとともに,サウンドも心地よい印象を出していました.昨年,東京ゲームショーのSWON2015でファイナリストに選出されたゲームです.近日,公開予定で,ダウンロードして楽しんでもらうことができるようになるということです.

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■「Books of Hanoi」
このゲームは,情報科学分野で有名なアルゴリズムである「ハノイの塔」をきっかけにして制作されています.すでにAppstoreで公開されており,いくつかの言語にも対応しており,多くのダウンロード数になっています.
大きな本から順番に並べていくために,いろいろな工程が生まれます.それを愉しんで解決していくことができます.

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メディアコンテンツコース 近藤邦雄

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