2016年6月30日 (木)
投稿者: メディアコンテンツコース
みなさん、こんにちは!
さる6月19日(日)に行われたオープンキャンパス には、高校生やそのご家族など、たくさんの方々がご来場くださいました。ありがとうございました。
今回のオープンキャンパスでは、メディア学部は片柳研究所棟の4階と5階を中心に8つのブースを設け、以下11テーマの展示を行いました。各テーマの概要は、こちらの記事 をご覧ください。
【1】 インターネット・ライブ映像配信[佐々木]
<3〜4階階段> 【2】 最先端の
エンタメゲーム &
シリアスゲーム 開発[三上・岸本]
<4F CTC> 【3】 音と映像のコラボレーション[伊藤]
<4F CTC> 【4】 シンセサイザーによる音作り[伊藤]
<4F CTC>
【5】 (Un) Controllable 自然と人の境界線[羽田]
<4F CTC> 【6】 ゲーム関連研究紹介[渡辺]
<4F CTC> 【7】 3DCGプログラミング演習紹介[渡辺]
<4F CTC> ■「メディア社会」コース
【8】 デジタルサイネージ[吉岡]
<5F 廊下> 【9】
Musicinvitee [吉岡]
<4F&5F 廊下> 【10】
新しい広告の研究 [進藤]
<5F MTC> 【11】
相互行為って何? [山崎]
<5F MTC>
当日のそれぞれの出展ブースやエリアの様子を写真でご紹介しましょう。
2016年6月29日 (水)
投稿者: メディア社会コース
私が何人かの先生とともにもう2月に出版した本ですが、『日本人と日系人の物語』(世織書房)は、古いようですが新たな問題となってきたなと思います。
イギリスがEUから離脱することが大きな話題となっていますが、イギリスで様々なことをして働いているEU出身者たちは、ことによってはイギリスから出て行かなければならなくなっています。EU離脱に投票した国民の言い分の一つは、EU出身者にイギリス人の職が奪われているということだそうです。それこそが、日系人が迫害された理由と同じです。
歴史を顧みることで何がわかるかという向きもあるかもしれませんが、その体験を語ってくれる人々の話を聞くことは今こそ意味があることだと思います。
2016年6月28日 (火)
投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部教員の岸本好弘です。
タイの首都・バンコクのキンモンクット大学での招待講演と現地の大学訪問について、先のブログで報告しましたが、今回は、我々3人が初めてのタイ・バンコクで体感した「タイの文化」について報告します。
▲鉄道や地下鉄駅構内には日本のキャラクターがたくさん使われています。
2016年6月27日 (月)
投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部教員の岸本好弘です。
タイの首都・バンコクのキンモンクット大学での招待講演について、6月25日掲載のブログで報告しましたが、この他にも現地の大学との交流を図り、タイの文化・歴史を知るための活動を行いました。
今回は、チュラロンコン大学(Chulalongkorn University) と、シンポジウム会場とは別のキャンパスであるキンモンクット大学メディア技術学部(King Mongkut's University of Technology Thonburi)の訪問について報告します。
▲チュラロンコン大学の先生たちと。
▲キンモンクット大学メディア技術学部の先生たちと。
2016年6月26日 (日)
投稿者: メディアコンテンツコース
このシンポジウムは,CGや画像処理技術の研究発表が多く,我々の研究はその中で,制作支援技術を取り扱っていましたが,多くの参加者に興味を持っていただくことができました.
ポスター発表:38
アニメのカット分析に基づくキャラクター表情スクラップブック
茂木 龍太 (首都大学東京), 大澤 洸平 (東京工科大学), 兼松 祥央 (首都大学東京), 鶴田 直也 (東京工科大学), 三上 浩司 (東京工科大学), 近藤 邦雄 (東京工科大学)
このシンポジウムでは,ポスター発表の概要を全員に対して知ってもらうために,第1日目にPoster Fast Forwardというセッションがあります.このセッションでは,著者の都合で私が発表することになりました.そのときの写真は以下のようです.
私たちのポスター発表38は,第2日目にあり,このときは,第一著者がポスターを前に,多くの熱心な参加者に対して説明をしていました.
2016年6月25日 (土)
投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部教員の岸本好弘です。
6月17日、タイの首都・バンコクのキンモンクット大学(King Mongkut’s University of Technology)にて、本学との国際交流シンポジウム「KTCIM2016」が開催され、太田高志 准教授、鶴田直也 助教、私の3名が招待講演を行いました。 KTCIM2016(INTERNATIONAL SYMPOSIUM OF KMUTT AND TUT ON : COMPUTER, INFORMATION TECHNOLOGY AND MULTIMEDIA TECHNOLOGY 2016)
2016年6月24日 (金)
投稿者: メディアコンテンツコース
本ブログをご覧の皆様,こんにちは.
メディア学部准教授 菊池 です.
本日は,我々の研究グループによる論文「FLIP と 1/f ノイズによる水中砂塵のプロシージャルアニメーション 」が芸術科学会論文誌第15巻第2号 に採録されましたので,紹介したいと思います.●田中健大,古屋 匠,菊池 司,”FLIP と 1/f ノイズによる水中砂塵のプロシージャルアニメーション”,芸術科学会論文誌,Vol.15,No.2,pp.55-65,2016.
まずは,成果映像をご覧ください.
VIDEO
2016年6月23日 (木)
投稿者: メディア技術コース
メディア学部の竹島由里子先生は、このたび画像電子学会の「最優秀論文賞」「西田賞」をダブル受賞しました。画像電子学会は、デジタル画像技術やCG技術の研究者が集まる学会です。
飛行機や車などの外観設計では、風の抵抗を減らすことが重要です。特に空気の渦が生じると、性能低下だけでなく破損の危険性も生じます。流体シミュレーションを使い設計中の形状を評価することは広く行われていますが、渦はいろんな場所で突発的に生じることが多いため追跡・検出は難しいです。
受賞対象となった竹島先生の研究は、空間内の風速データの羅列の中から渦の場所や中心位置を検出するというものです。もちろん、流体シミュレーションの結果は可視化してCG表示を行います。
渦中心(緑と赤の点)の検出と可視化
今回の賞のうち「西田賞」は、2年に1回、1名だけ選出されるもので、たいへん価値ある受賞です。本学大学院の客員教授も務められている西田友是先生の世界的なCG研究業績にちなんで、10年前に創設されました。
西田賞の表彰(右は画像電子学会会長の長橋宏先生)
最優秀論文賞3件の受賞者
竹島先生はメディア学部で「イメージメディア処理論」(2年次)「情報可視化」(3年次)の講義を担当されています。
参考文献:
竹島由里子, 藤代一成, 高橋成雄, 早瀬敏幸, 2次元非定常流動場の位相ベースビジュアルデータマイニング, 画像電子学会誌, Vol.43, No.3, pp.357-366 (2014)
メディア学部 柿本正憲
2016年6月22日 (水)
投稿者: メディア技術コース
みなさん、こんにちは、
ディジタル信号処理の基礎を学ぶ授業「メディア情報処理の基礎」の第4回目はフーリエ変換がテーマです。フーリエ変換は、時間とともに変化する信号に含まれる振動成分を求める方法です。このフーリエ変換は級数展開という数学の方法の1つです。では、級数展開とは何か?
例えば、変数 x に関する指数関数は以下のように x の1乗や x の2乗の和で表されるのです。この種の級数展開はべき級数展開と呼ばれます。フーリエ変換は、これとは少し異なる直行関数展開という三角関数の sin や cos で展開する方法に基づいています。
このべき級数展開を使って円周率を計算することができるのです。今日はその方法をご紹介しましょう。
みなさんはtan(タンジェント)という関数はご存じですね?
tanはと角度 θ から横 x と縦 y の比率を求める関数です。
この関数の「逆関数」としてarctan(アークタンジェント)というものがあります。横 x と縦 y の比率から角度 θ を求める関数です。この関数もべき級数展開が可能で、次の式のように表されます。
横xと縦yの比率が1の時、角度は45度であることはみなさん良くしっていますね?この展開式では角度はラジアンなので、45度はπの4分の1です。
2016年6月21日 (火)
投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の国際交流の報告です.この記事では,タイのキンモンクット大学トンブリとの交流経過と研究会合同開催について説明します.
タイのキンモンクット大学トンブリとは,2010年に提携をする前に,アジア人材プロジェクトによって,大学院生を2名受け入れたことから始まっています.
http://www2.kmutt.ac.th/en_index.aspx
2010年11月 に本学に多くの先生方が訪問され,軽部学長にもご挨拶しただき,調印をしました.
その後,2012年3月にバンコクのKMUTTでシンポジウム,2013年に八王子キャンパスでシンポジウムを開催しました.
そして,2014年にはタイ,サムイ島で開催された国際会議IEVCに両校の教員,学生がたくさん参加しました.
2015年は,バンコクで開催される国際会議に参加する機会に,KMUTTを訪問し,提携について話し合いを行うとともに,もう一つのキャンパスにあるMedia Arts & Media Technologyプロジェクトを検索させていただきました.
2016年の今年は,6月17日にバンコクのKMUTTで,国際会議KTCIM2016を共同開催し,メディア学部の教員8名が実行委員になっています.
http://www.ktcim2016.kmutt.ac.th/
■
KTCIM201 6: INTERNATIONAL SYMPOSIUM OF KMUTT AND TUT ON : COMPUTER, INFORMATION TECHNOLOGY AND MULTIMEDIA TECHNOLOGY
2016.4.26
この会議には,3名の教員が招待講演をします.その内容については,次の機会に紹介をします.
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/04/international-s.html
2016年6月20日 (月)
投稿者: メディアコンテンツコース
本ブログをご覧の皆様,こんにちは.
メディア学部准教授 菊池 です.
本日のブログでは,菊池研究室の2つの研究プロジェクト「Procedural Animation」と「Contents Design Science」のうち,「Contents Design Science 」においてコンテンツを分析する際に利用する「ラフ集合 」について解説したいと思います.
2016年6月19日 (日)
投稿者: メディア技術コース
本日は東京工科大学のオープンキャンパスです。
今はちょうど学部説明会の時間ですが、続々とバスが到着し
だんだんと賑やかになってきました。
メディア学部の学生たちも準備万端で未来の後輩たちを待っています。
メディア学部ではゲーム、放送、CG、さまざまなジャンルの研究を行っていてたくさんの展示が行われています。ゲームなどの展示では実際に試してみることも出来ますよ。
近郊の方なら今でも間に合いますので、ぜひ我々の研究成果を見にきてください。
(とおもったら手違いで公開時間が遅れてしまいました...)
(メディア学部 羽田久一)
2016年6月18日 (土)
投稿者: メディアコンテンツコース
大学院メディアサイエンス専攻の特別講義の開催のお知らせです.
スウェーデンの
ウプサラ大学ゲームデザイン学科 で教育研究をしている林正樹先生に,英語で講義をしていただきます.新しい試みですので,大学院生はぜひ参加してもらいたいです.また学部生も参加可能です.演習も行いますので,内容をより深く理解できると考えています.
「主に」英語で行いながら,理解度を見て,日本語での解説も加えていただくこともあります.
メディアサイエンス専攻 「先端特別講義I」の開講について
プロフィール http://hayashimasaki.net/profile/
開講日程 6月30日(木), 7月7日(木), 14日(木), 28日(木) 予備日:7月21日(木)
時 間 16:45~20:00(5時限目,6時限目)
場 所 片柳研究所 KE304教室
内 容
(1) ウプサラ大学のデジタルコンテンツ関係の研究教育紹介,Game conferenceの紹介
(2) テレビ番組制作ソフトTVML(T2V)の研究紹介と制作演習 Unityの利用
(3) バーチャルミュージアムの研究紹介と制作演習 Unityの利用
(4) 制作演習の発表
※講義の解説は,主に英語で行う.
主にメディアサイエンス専攻の学生を対象に開講しますが,学部生の聴講も歓迎します.
2016年6月17日 (金)
投稿者: メディア社会コース
相互行為とは聞き慣れない言葉だと思います。
人と人のコミュニケーションだと考えてもらっても良いかもしれません。
私たちは、ビデオ撮影をして、言葉と身体をどのようにして協調して使っているかを研究しています。それを、殆ど初対面の男女がアイドルについて話し合うことから物語をいかにするかということを考えたり、車いすを使用する人と介助者がどのように身体を動かすかを考えたり、カナダでの街歩きを分析したり、ロボットを使ってハワイと福島をつないだり、ミュージアムのガイドと観客の分析をしてその知見からガイドロボットを作ったりしています。
今回のオープンキャンパスでは、研究のごく一部だけなのですが、4年生がご紹介をします。ブースを尋ねて下さるようお願いします。
山崎 晶子
2016年6月16日 (木)
投稿者: メディア社会コース
高校生のみなさん 6月19日に行われるオープンキャンパスで、社会コースの進藤研究室では、新しい広告についての展示を行います。 広告はいま、大きな変革期にあります。 テレビコマーシャルの時代からインターネットへとうつってきているのです。 みなさんもスマホなどでよく広告をみているのではないでしょうか? こうしたことを研究するため、ぜひ、メディア学部においで下さい。 進藤美希 メディア学部
2016年6月15日 (水)
投稿者: メディアコンテンツコース
東京工科大学メディア学部では,2007年から東京ゲームショウ(TGS)に学生がプロジェクト演習で開発したゲームを展示しており,今年で10年目を迎えます.
毎年,オープンキャンパスではその年のTGSで展示予定のゲームのプロトタイプを公開し,来場者に試遊してもらっています.
6/19のオープンキャンパスでは,今年のTGSで出展予定のゲームの初公開を行います.
今年はプロジェクト演習から全4作品の出展を予定しています.ぜひ足を運んでこれらのゲームをプレイし,実際に開発している学生たちと大学での勉強について話を聞いてほしいと思います.
2015年のTGS出展の様子
TGS2015に出展した「Boon Boon Boon!」
2016年6月14日 (火)
投稿者: メディアコンテンツコース
■「メディアコンテンツ」コース
【1】 インターネット・ライブ映像配信[佐々木] <3〜4階階段>
特設スタジオから番組をリアルタイム映像配信。来場者には機材の使い方を教えます。
Project Based Learningで進めている東京ゲームショウに出展予定のゲームやシリアスゲームとその開発環境の紹介です。実際に開発している学生が解説します。
【3】 音と映像のコラボレーション[伊藤] <4F CTC>
映画やアニメ、ゲームなどの映像コンテンツに欠かせない効果音。その鳴らし方で映像の印象がどのように変わるか体感しよう。
【4】 シンセサイザーによる音作り[伊藤] <4F CTC>
パッチケーブルを用いたアナログ・シンセサイザーで、いろいろな音色を作ってみよう。ツマミのちょっとした加減で音が千変万化します。
■「メディア技術」コース
【5】 (Un) Controllable 自然と人の境界線[羽田] <4F CTC>
自然現象に着目したメディアアート作品のコンセプトと作品の紹介を行います。
【6】 ゲーム関連研究紹介[渡辺] <4F CTC>
ゲーム開発の高度化・効率化、VRなど将来のゲーム表現のための研究開発について紹介します。
【7】 3DCGプログラミング演習紹介[渡辺] <4F CTC>
リアルタイム3DCGプログラミングの技術を用いて制作された学生作品を紹介します。
■「メディア社会」コース
【8】 デジタルサイネージ[吉岡] <5F 廊下>
大型ディスプレイを使ったインタラクティブな広告コンテンツを研究・開発しています。
微弱電波を発するビーコンに近づくだけで、専用スマホアプリから情報を入手することが可能になります。
インターネットの進化によって、広告は大きく形を変えています。その進化について紹介します。
会話をする時、人はどのように言葉と身体の動きを使うのでしょうか。ビデオ分析から明らかにします。
(過去のオープンキャンパスの様子)
当日は、各ブースに出展テーマのポスターも展示します。このポスターにはテーマについての説明のほか、そのテーマが
メディア学部のカリキュラム とどのようなつながりをもつものかわかるよう、関連する授業名・演習名が記載されています。これによって、メディア学部でのさまざまな学びや研究への取り組みの成果がどのようにそれぞれの出展テーマに結実しているのか、おわかりいただけることでしょう。
また、メディア学部のカリキュラムはメディアに関する領域を幅広くカバーするだけでなく、各科目が相互に有機的な関連性をもちながらカリキュラム全体を構築しています。その構築性は
カリキュラムツリー (コース別のカリキュラムツリーの閲覧はこちらから→
コンテンツ /
技術 /
社会 )という形で示されるものですが、今回のオープンキャンパスでの出展テーマから、そういった多層的な学びの一端も体感できることと思います。
多くの方々のご来場をお待ちしています。次回以降は、7月17日(日)、8月7日(日)、8月28日(日)の開催です。
(文責:伊藤)
2016年6月13日 (月)
投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部教員の岸本好弘です。 6月19日(日)は東京工科大学八王子キャンパスのオープンキャンパスです。http://www.teu.ac.jp/entrance/open/hachi160619-ms.html
今回岸本研究室では、子ども向けの「学習シリアスゲーム」を展示します。ベネッセ主催のコンテストで入賞した数学的思考力ゲームや、英語教室の協力を得て制作した英単語学習ゲームなどです。 これらは2020年の小中学校へのデジタル教科書導入を見据えた「楽しみながら学ぶ学習教材」の研究・開発として取り組んでいるものです。 制作に携わった学生たちの解説を聞きながら、実際にプレイしていただくことができます。残念ながら私は海外出張の為、いませんが・・・
▲数学的思考力ゲーム『どんぐりシューター』
2016年6月12日 (日)
投稿者: メディアコンテンツコース
今年もタイのチュラロンコン大学工学部計算工学科からインターン学生がやってきました.2012年から今年までに26名の学生が本学に来ています.昨年までの学生は,すべてメディア学部の教員が指導教員となって,2か月程度のインターン期間に研究などの指導をしてきました.今年のインターン学生は2名がメディア学部,2名がコンピュータサイエンス学部の先生に指導してもらうことになりました.提携の活動が広がりを見せているということです.
メディア学部では,上林先生,三上先生,コンピュータサイエンス学部は亀田先生,木下先生が指導教員です.いろいろな分野を希望してきましたので,各研究室に一名づつ担当していただくことになりました.
初日に彼ら4名が一緒に来たときに,記念に写真を撮りました.チューターの学生とも一緒に記念に撮影しました.笑顔がすてきな学生たちですので,2か月間でいい成果が出ると期待しています.
彼らは,3年生の学期が終わり,4年生になる前の休み期間を利用して,本学に来ています.毎年同じように,毎日の学習時間や内容を簡単に書いておき,指導教員がそれにサインをするなどして,留学生活の点検をしています.その書類は後日チュラロンコン大学に提出を学生がしなければならず,2か月間で学習する最低時間も決められているので,朝から夕方まで熱心にそれぞれの研究室で研究をしています.メディア学部の学生らも彼らとの交流を楽しんでいるようです.
2016年6月11日 (土)
投稿者: メディアコンテンツコース
先日、画像センシング展という展示会を見てきました。画像センシング機器やシステムの展示会で、毎年6月頃に横浜で開催されています。同時開催されていた、画像センシングシンポジウムを聴講するために行ったのですが、休憩時間に展示会の方にも行きました。
見学しながら、世の中には多種多様なカメラがあり、社会の様々な分野で活用されていることを改めて実感しました。例えば、次のようなカメラがあります。 ・赤外線カメラ・・暗闇での撮影や温度測定ができる。 ・デプスカメラ・・被写体までの距離を測定できる。 ・マルチスペクトルカメラ・・物体から反射された光のスペクトルを得る。物質の分析ができる。 ・偏光カメラ・・偏光画像を撮影。透明な被写体が撮影できる場合も。 さらに、顕微鏡カメラや視線検出のようなカメラシステムもあります。
学生の皆さんも、興味のある分野の展示会を見に行ってみてはいかがでしょうか。東京とその近隣県では、東京ビッグサイト、東京国際フォーラム、パシフィコ横浜、幕張メッセ等の大きい展示会場があり、様々な展示会が開催されています。商談を目的としていて学生は入場できない展示会も多いですが、学生が入場可能のものもあります。
展示物を見るだけでなく、色々な企業の方とお話ができる点も面白いと思います。展示内容についてだけでなく、例えばその業界の動向を聞いてみることもできます。そのようなことが、就活に役立つかもしれません。 メディア学部 椿
2016年6月10日 (金)
投稿者: メディアコンテンツコース
2011年からメディア学部と交流している
ウプサラ大学Campus Gotland のゲームデザイン学科(スウェーデン,Visby)との交流経過について,紹介します.
ウプサラ大学は北欧最古の大学でヨーロッパの中でも最も権威のある大学のひとつです.メディア学部は2011年よりgotland大学と交流があり,gotland大学が2013年にウプサラ大学と合併することになり,継続して提携活動を行うことになりました.メディア学部の教員や学生もすでに多数訪問して交流しています.GotlandのVisbyは世界遺産の街でもあり,「魔女の宅急便」のモデルにもなった街でもあります.
メディア学部との交流活動の実績もこの記事にまとめましたので,ぜひご覧ください.
■ウプサラ大学との提携経過と交流活動
●2011年
http://blog.media.teu.ac.jp/2012/01/post-cbe9.html
2016年6月 9日 (木)
投稿者: メディアコンテンツコース
今日は、6月18日(土)、19日(日)に早稲田大学国際会議場で開催される、「Visual Computing / グラフィクスとCAD合同シンポジウム2016 」をご紹介します。
「Visual Computing / グラフィクスとCAD合同シンポジウム2016」は、コンピュータグラフィックス、ゲーム、画像処理などに関連する日本国内のトップレベルの研究が発表される国内会議です。本会議では、他の研究者がその論文の良し悪しを判断する査読というシステムを通過し、発表する価値があると認められた研究だけが発表をすることができます。
本会議では、聴講だけの学生さんはただで入場できます(資料が必要な場合は別途購入することもできます)。 5月18日のブログで、藤堂先生が紹介してくださったSIGGRAPH2016の日本からの発表論文の招待講演 もあります。
貴重な機会ですので、興味のある学生さんは参加してみてはどうでしょう?
会議の詳細 、および、プログラム は、下記サイトを参照してください。
http://ipsj-gcad.sakura.ne.jp/vc2016/
(文責:竹島)
2016年6月 8日 (水)
投稿者: メディアコンテンツコース
1年生,2年生,3年生がそれぞれおよそ2か月でゲームを制作しています.ゲームの一覧は次のようにまとめられて,参加者に配布されています.このような中からメディア学部長賞を出しましたが,今年のゲームは審査員がベストゲームを選出することに困るくらい素晴らしいゲームが多数ありました.メディア学部長賞を授与したゲームについては,すでに6月1日の
記事 で報告していますので,ここでは,それ以外で私が体験したり,興味を持ったゲームをいくつか紹介します.
ゲームの一覧は次のようになっています.1年生が15件,2年生が12件,3年生が2件です.
2016年6月 7日 (火)
投稿者: メディア技術コース
みなさん、こんにちは、
パソコンでは、MS Office など、いろいろのソフトが動いています。その多くのソフトは、押しボタンを押したり、メニュから項目を選んだりして使います。このように、視覚的に操作できるインタフェースをGUI(Graphical User Interface)と呼びます。
メディア学部のディジタル信号処理の授業「メディア情報処理の基礎」では信号処理ソフト
Scilab を使って、具体的な信号処理を体験しながら、実践的な知識を身に着けます。Scilabを使うと、周波数分析やディジタルフィルタの演算が簡単にできるのです。それ以外に、音や画像を便利に扱うことができるメリットがあり、1行で音を出すこともできます。
例えば、以下を入力することにより、コンピュータから440Hzの音を流すことができます。
このコンピュータへの指示は、440Hzの正弦波を1秒間に11025個のディジタル信号として作成してスピーカに送りなさいという意味です。
sound(sin(2*%pi*440*(0:1/11025:1)),11025);
さらにすばらしいことに、たった1行でGUIを作ることができるのです。
uicontrol('call','sound(sin(2*%pi*440*(0:1/11025:1)),11025)');
この1行で、押しボタンを押すと440Hzの音が出るGUIができてしますのです。一行で作ったGUIのパネルを図1に示します。
2016年6月 6日 (月)
投稿者: メディアコンテンツコース
昨年,ウプサラ大学の先生と学生が本学を訪問し,メディア学部の学生が制作したゲームを紹介しました.詳しくは
この記事 をご覧ください.
このとき,先生方にBest Demo賞をいただいたゲームをGGC(Gotland Game Conference)で展示する機会を得ました.そこで,受賞ゲーム「Step Robot」「Gen」のほか,「Race game」「Books of Hanoi」を展示しました.このような展示を通じて,メディア学部の学生や大学院生が自分の制作したゲームを自分自身で説明することができるいい機会であり,今後は学生らが参加してくれることを楽しみにしています.
2016年6月 5日 (日)
投稿者: メディア社会コース
熊本の地震は月日がたちましたが、心が痛みます。
大地震が送る前の熊本で、馬刺を食べたことを思い出しました。
イギリスから研究者を招聘した時に、産地に近いものだけを食べたいと
言われたことがあります。
日本でも昔から在所の側で採れたものを食べるべきだという議論があります。
食事というものは様々な視点から見ることが出来ます。
たとえば、パンがあったら
小麦はどこから来て、有機栽培かそれともそうではないか、
またその来た経路は何か、どこで加工されたか、小麦から
パンにした業者は、そしてそれを誰が食べているのか。
一人で食べているのか、家族で食卓で食べているか。
また、パンを食べている時、主菜や副菜があるかということを
考えると、その土地で作られる野菜という環境要因だけではなく、
パン工場などの産業、そして食事を誰と食べるかという家族という
小さな社会が私たちの食事には関わるのです。
このように、私たちの食事は社会と関わっています。色々なところで食べる食事にも興味を持ってみて下さい。
山崎 晶子
2016年6月 4日 (土)
投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。
1年生前期の「フレッシャーズゼミ」では、基礎的な国語力の向上を目指して、様々な活動を行っています。「本を一冊読んで読書ノートをつけよう」というのも、そうした活動の一つです。ゼミ生の中には、普段は全く本を読まないという人もいましたが、久しぶりの読書は楽しめたでしょうか。
「最近の若い人は本を読まない」と、年配の人がなげく場面を良く見かけます。実際には、最近は若者の読書量も微増傾向にあるといったデータもあるようですが、とはいえまだまだ本を読まない人が多いのは事実でしょう。一方で、若い人は本は読まないけれども、それ以上にネットを通じて膨大なテキストを読んでおり、「活字離れ」とは言えないという主張もあります。
確かに、私自身もネット上のテキストを読む機会は多いのですが、いわゆる「読書」とは何か違うという感じがします。ではいったいどこが違うのだろうと、ずっと考えていました。
「出版社によるきちんとした編集が入っているかどうかの違いだよ」という人もいます。確かにそれも一理あるような気がします。でも、ウェブにだって素晴らしい文章はたくさんあるし、逆に、書店に並ぶ本の中にも首をかしげたくなるような物もあります。やはり何だか納得できない。
さらに悩んで私がたどりついた答えは、「コストをかけたかどうか」でした。文章を読んでいると、なんだかちょっと難しいな、よくわからないな、と感じることがありますよね。そうすると、「もう読むのやめちゃおうか」と思うのは自然な感情です。でもそのとき「お金を払って買ったんだからもったいない」と感じると、もう少し頑張って読み続けるのではないでしょうか。あるいは図書館で借りてきた本でも「わざわざ図書館まで行ったんだからもったいない」と感じるかもしれません。いっぽう、ネットの文章はほとんど無料で、クリックひとつで読めてしまいますから、その文章をやめて他の文章を読み始めることに、なんの疾しさも感じることはありません。
文章の中で、自分と異なる意見に出会ったときにも、同じような反応があるはずです。例えば、あなたが原発に反対だとして、ネットで「原発を再稼働させるべきだ」という文章を見つけたらどうしますか。舌打ちのひとつもして、すぐに他の文章を探し始めてしまうのではないでしょうか。その結果、自分の意見に合致する文章ばかりを読むことになるという現象は、「サイバーカスケード」と呼ばれ、ネット上の意見が先鋭化しやすい理由のひとつと考えられています。でも、それがお金を出して買った本ならば、「こいつの意見は気に食わないけど、一応もう少し読んでみようか」と思い、先を読み進めるかもしれません。
知識だけならばいくらでも手に入る今の時代に、ますます重要になってくるのは、「わからないことをわかろうとする力」であり、「自分と異なる意見から何かを学べる力」です。読み続けるのがちょっとしんどい状態、言ってみれば「知的負荷」が掛かった状態でこそ、知性は鍛えられます。それは、筋肉に「肉体的負荷」が掛かった状態でこそ、体力が鍛えられるのと同じ理屈です。まずは本を一冊手に入れて、あとは「脳の筋トレ」のつもりで、最後まで読み切ってみませんか?
2016年6月 3日 (金)
投稿者: メディア社会コース
メディア学部の吉岡です。
私は音楽産業や広告技術に関する授業を持っていますが、新しい技術を使って音楽をもっと楽しめないかなぁと思い、こんなものを作ってみました。
まず、キュレーションとは「まとめサイト」など、情報を分かりやすくとりまとめて伝えることです。昔から、美術館での展示会をとりまとめる人のことを「キュレーター」と呼びますが、最近ではインターネット上の情報が多すぎることから、それをまとめる人やサービスにも使われるようになりました。
プラットフォームとは、もともと一段高くなった平らな場所のことを指しますが、近年IT関連などでも使われることがあります。例えば、ソフトウェアにとってのプラットフォームはOSを指します。一つ上のレベルでの基盤のようなものです。
では、今回開発した「音楽情報キュレーションプラットフォーム」とは、、、、。
簡単に説明すると、スマホアプリをインストールしてビーコンと呼ばれる小さな端末に近づくだけで、情報がプッシュで入ってきます。イベントでステージ付近にビーコンを設置すれば、近づくだけでタイムスケジュールや出演者情報を見ることができるのです。ロックフェスなんかでこの仕組みがあると、知らないアーティストの情報などが近づくだけで分かりますね。
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
また、来週は幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2016」に出展します!こちらも、詳しくは以下の記事をご覧ください。
2016年6月 2日 (木)
投稿者: メディアコンテンツコース
今回は、2016 年の4 月からに社会人になったみなさん、つまり昨年度の卒研生のポスター紹介の最終回です。毎回3 名のポスターを紹介していますので、今回の紹介で15 人全員分となります。
第5 回目の今日は、松岡さん、山道さん、李さんによるデザイン提案を紹介します。
松岡さんは、一般的なマウスを使用する時に机上を占有するスペースの問題を指摘し、プロダクトとして成立するための技術面の調査も行ったうえで、指輪のような形態のマウスを提案しました。指の動きに連動して操作できる入力デバイスとして前腕や手首の疲労に悩むユーザーに喜ばれそうな提案になりました。
山道さんは、アパレル業界で働く人々がハンガーの出し入れ時における問題を指摘し、素早く使用でき、かつ、コンパクトに収納できるハンガーのデザイン提案を行いました。一見、地味な対象のようですが、アパレル業界で働く人の聞き取り調査も実施し、現実的ですぐにでも役立ちそうな提案となりました。
李さんは、ワインをあける時のコルク割れと操作時間の問題を指摘し、てこの原理を生かしたワインオープナーのデザイン提案を行いました。フォイルカッターの機能も加えたことで、現行製品にはみられないものになりました。業務用としてワインをあける頻度の高いユーザーが興味をもってくれそうな提案になりました。
このブログにて、第1 回から第5 回に分けて、昨年度の卒研ポスターを全員分紹介しました。今、15 名全員の顔を思い浮かべながら、卒業時にくださった寄せ書きをながめています。ありがとう。
全員、まずは健康第一で、個性を生かし、活躍してほしいな。
メディア学部 萩原祐志
2016年6月 1日 (水)
投稿者: メディアコンテンツコース
ウプサラ大学キャンパス ゴットランドでは,今年もGotland Game Conference(
GGC )が開催されました.
メディア学部では,2014年より,このGGCで展示されているゲームのなかから,優秀な作品に対して,「メディア学部長賞」を授与しております.
今年は,下記の記事のように,SIGRAD2016が同時に開催されましたので,近藤と留学生がGGCにも参加して,メディア学部の学生らが制作したゲームの展示と「メディア学部長賞」のゲームの選定を行いことにしました.
■スウェーデンで開催された国際学会SIGRAD2016で,留学生が研究発表
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/05/sigrad2006-d6f3.html
展示されているゲームの概要はこのビデオで見ることができます.
■Gotland Game Conference 2015 Showreel youtube
https://youtu.be/92BUitGL9o4
■展示ゲームの一覧