2016年度卒業研究(経済経営調査研究)中間発表
2016年8月 9日 (火) 投稿者: メディア社会コース
当研究室では、世の中にあるビジネスについて、幅広く調査・研究を行っています。 これまで、伝統的な自動車産業、金融、スーパー・コンビニなどの流通業界から、アニメ、芸能プロダクション、ファッション誌業界まで、多様な産業調査に取り組んできました。プロ野球、Jリーグの経営に取り組んだ研究もあります。
「実際に街に出て、調査をしよう。」これが、当研究室の合言葉です。今年の4年生も昨年6月に当卒研への配属が決まり、1年間当卒研の先輩の論文を題材に研究手法等を勉強してきました。この4月から本格的に、実地調査を重ね、研究室の仲間と研究分野を超えて議論し、早くも学会発表に耐えるだけの研究成果を上げている学生も少なくありません。
そして最初の成果発表として、7月28日(木)に中間発表を行いました。当日は、18名のゼミ生諸君が13:15から開始し、途中若干の休憩をはさみながら18:00に及ぶ長丁場になりました。
今年の研究テーマは以下の通りです。モノづくり関連の産業は少なく、コンテンツ系が多くなっているのは、最近のビジネスの世界を反映しています。日ごろメディア学部ブログを愛読してくださっている読者諸氏におかれても、関心のつながるテーマがあるのではないでしょうか。
(1)観光関連
ゆるキャラに関する研究
コンテンツツーリズムの現状と課題
(2)小売・不動産関連
家電業界の調査研究
コンビニ業界におけるPBに関する研究
ネット通販に関する研究
CD・DVDやゲームコンテンツにおける特典物と売り上げとの関係に関する研究
地域間による不動産仲介競争の実態と消費者志向について
(3)放送・映画・出版関連
漫画・小説の実写化についての研究
漫画、アニメの実写化に関する研究
出版業界に関する研究
(4)ファッション・音楽産業関連
アナログレコードの現状と展望
ファッション雑誌(女性誌)の現状と展望
国内のファッションショーの現状と展望
日本の音響市場の調査研究
(5)教養・芸能娯楽・スポーツ
スクールオーケストラの現状と課題
女性アイドルグループにおけるビジネスモデルの研究
仮面ライダーに関する市場の現状と展望
明治安田生命J3リーグの現状と展望
今回の中間発表を経て、夏休みには充実した実地調査を行ってくれるはずです。そして、秋からはいよいよ学会発表に臨む予定です。
(メディア学部 榊俊吾)
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