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大学院先端特別講義と学生の制作コンテンツ紹介(CGアニメやバーチャル美術館)

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メディアサイエンス専攻「先端特別講義I」を 林 正樹 准教授(スウェーデン,ウプサラ大学:Uppsala University)にお願いしました.講義の概要は,6月のこのブログ記事をご覧ください.
林先生には8回分の講義資料を準備いただきました.講義資料はこのページをご覧ください.
この記事では,講義の概要と学生が制作したコンテンツを紹介します.

Img_9453

講義は,次のような内容であり,英語での講義のほかに,ウプサラ大学で研究開発している2つのシステムの紹介とそれを利用したコンテンツ制作ワークショップで構成されていました.
(1) ウプサラ大学のデジタルコンテンツ関係の研究教育紹介,Game conferenceの紹介
(2) テレビ番組制作ソフトTVMLT2V)の研究紹介と制作演習 Unityの利用

Img_9458

(3) バーチャルミュージアムの研究紹介と制作演習 Unityの利用

Img_9463

学生が制作したコンテンツをいくつか紹介します.1,2時間の説明と演習のあとに,宿題として取り組んだ結果です.講義のページに必要なソフトと使い方などが紹介されていますので,興味のある学生はぜひ使ってみてください.
■T2V(TVML)を利用した制作コンテンツ
TVML言語で,登場キャラクター,うごき,セリフ,背景などを指定してファイルに保存して,それを再生することによって,次のような画像が表示され,指定された順番にキャラクターや動いたり,セリフを言ったりすることができます.ニュース番組だけでなく,自らのストーリーに合わせて映像コンテンツも制作でいます.

T

Twata

Tlisa

■バーチャルミュージアム(VM)を利用した制作コンテンツ
バーチャルミュージアムのコンテンツ例として,学生自身が作成した画像を展示したり,3次元モデルを展示したりできます.自分の作品を展示して,多くの人に見てもらうことも可能です.
また,自分だけが鑑賞する美術館としても利用でき,気に入った画像やモデルを展示して楽しむこともできます.

Voh

Voh2

Vsai

この講義を通じて大学院生が理解したことや得たことををもとに大学院の研究に生かしたり,ウプサラ大学との共同研究に発展できるようになることを期待しています.

■T2Vの研究論文

1.M. Hayashi, S. Bachelder , Matéo Grippon , M. Nakajima: "Interactive TV by Text-To-Vision - Application Using TVML SDK on UNITY -", Proceedings of CyberWorlds2013, (2013)
2.M. Hayashi, S. Inoue, M. Douke, N. Hamaguchi, H. Kaneko, S. Bachelder, M. Nakajima: “T2V: New Technology of Converting Text to CG Animation” , ITE Transactions on Media Technology and Applications, Vol.2, No.1, pp.74-82 (2014)
■VMの研究論文

1.林 正樹・スティーブン バチェルダー・中嶋正之:好きな画像を自動展示できるCG美術館 ~ バーチャルミュージアム自動生成に向けて ~映像表現芸術科学フォーラム,pp.181-182,2016.3
2.M. Hayashi, S. Bachelder , Clément Lefeuvre, Cyril Le Bras , M. Nakajima: "Virtual Museum with 3D Artifacts - Technology of Acquisition and Representation Pipeline - ", Proceedings of CyberWorlds2013, (2013)
3.M. Hayashi, S. Bachelder, M. Nakajima: "Virtual Museum Equipped with Automatic Video Content Generator ", ITE Transactions on Media Technology and Applications (2015)
----- 学生による制作コンテンツのための一部‐――
light:ambient(name=LA, r=1.0, g=1.0, b=1.0)
//ライトの設定
set:openmodel( name=Set, filename="Setprops/newnormal/newnormal")
set:position(name=Set, x=-0.75, y=0, z=0)
//セットの配置(大文字と小文字は識別します)
character:shake( name=A, switch=on, degre=5)
//キャラを動かすwait=noで待たない
sound:open( name=BGM, filename="./datafiles/Swingin_Life_2.wav" )
sound:play( name=BGM, repeat=0)
sound:level( name=BGM, level=0.2)
//BGM
character: talk( name=B, text=“よう”)
wait(3)
character: talk( name=B, text=“よう”)
wait(3)
character: talk( name=B, text=“なんで震えてんの?”)
//キャラを喋らせる
character: wait_talk(name=A,time=1.0)
character: talk( name=A, text=“あっこんばんは”)
character: talk( name=A, text=“今日実は”)
character: talk( name=A, text=“学校に行くときに”)
character: talk( name=A, text=“みたんだ…”)
character: talk( name=B, text=“なにを?”)
character: wait_talk(name=A,time=2.0)
―――
メディアコンテンツコース 近藤邦雄

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