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カメラ6台でおもしろ映像体験!? - 360度動画「Crossing Tokyo」

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本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部准教授 菊池 です.

まずは以下の映像をお楽しみください.おもしろいですよ!(音が出ますので,ご注意ください)

映像:360度動画「Crossing Tokyo」


これは,菊池研究室での昨年度(H27年度)の卒業研究「360度動画-Crossing Tokyo」(宮脇巧真君の卒業研究・作品)です.

この作品は,「GoPro」という小型カメラを6台使用し,ちょうどサイコロの6面にそれぞれを配置して横 360 度,縦 180 度の全方位を撮影している動画です.

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図.GoPro 6台を使用した 360 度動画撮影用のカメラ

近年の「360 度動画」は,表示ビューワー上ではパノラマ映像の一部が表示され,表示部分をインタラクティブにマウスやジャイロセンサーで動かすことによって,パノラマの全体像を鑑賞する「VRパノラマ形式」の映像が注目を集めています.

しかし 360 度動画は,これまでは撮影で利用したレンズの画角のままでレンズを向けた方向にしか表現出来なかった映像表現の可能性を広げるもので,ポストプロダクションでの自由度をさらに拡大させる映像制作の手法としても期待できます.

そのような「映像作品としての可能性」を追求した研究の成果が,上記の作品です.

本作品では,「田舎者が見る東京」をコンセプトに,東京だからこその高層ビルや人混みの多さに不安と期待が入り交じるような感覚を,360度動画特有の印象的な映像で表現することを試みています.
撮影は新宿,渋谷,原宿,浅草,御徒町,丸の内,および秋葉原で行いました.

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図.実際の撮影風景


360 度動画の制作に関してのリファレンスが非常に少なく手探り状態で制作を行いましたが,今までの映像では表現できない世界観を作り出すことができたのではないかと思います.

この作品から少しでも 360 度動画の可能性を感じてもらえれば,大変うれしいです.

なお,本作品は以下のような賞を受賞しました.

【受賞】

●映像表現・芸術科学フォーラム 2016・映像作品部門最優秀賞

●映像表現・芸術科学フォーラム 2016・ポスター発表優秀賞

●映像表現・芸術科学フォーラム・CG-ARTS協会人材育成パートナー企業「コロプラ」賞

●映像表現・芸術科学フォーラム・CG-ARTS協会人材育成パートナー企業「ボーンデジタル」賞

●Art & Technology Tohoku 2016 優秀賞


文責:菊池 司

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