みなさんの耳は音のひずみに気づきますか?
2016年10月20日 (木) 投稿者: メディア技術コース
みなさん、こんにちは、
今日は音の良否のおはなしです。
これは、メディア学部で行っている授業「音声音響メディア処理論」の内容の1つです。
この授業では Scilab を使って、いろいろな音を作って体験しながら音について学ぶ授業です。早速音をつくってみましょう。
以下のプログラムをScilabのコンソールに打ち込んでみましょう。
fs = 22050 ; //1秒間の音サンプルの数
t = 0 : 1/fs : 1 ; //時間刻みの目盛
s = 0.8 * sin( 2 * %pi * 440 * t ) ; //440Hzの音作成
r = s + 0.1* s .^ 2 ; //2次関数で波形を歪ませる
sound( [ s r ] , fs ) ; //音を聞く
2つ音が続けて聞こえたと思います。1つはきれいな440Hzのラの音です。これがsという変数に入っています。その音を2乗して0.1という小さい値を掛けて元のラの音に加えてものがrで表記された音です。これを続けて聞かせています。途中で音が変わったのに気付いたと思います。
こんな音です。
それでは、下から2行目の「0.1」を「0.05」にした音を聞いてみましょう。
さて、2音の継ぎ目がわかりましたか?
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019.03.13)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019.02.22)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019.02.13)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019.02.12)
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019.03.14)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019.03.03)