« 子どもに「人間」という名前をつける親はいない | トップページ | AIジャーナル »

高校生向け進学イベントに「学習ゲーム」を出展

2016年10月27日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

 メディア学部 メディアコンテンツコース教員の岸本 好弘です。

 10月2日(日)パシフィコ横浜にて開催された「大学進学フェスタ」に『大学生が制作した学習ゲームを試遊してみよう』というタイトルのブースを学生たちと出展しました。10を超える大学のブースが並ぶ中、50名以上の高校生・中学生が来場してくれました。
 このイベントには3年連続で出展しており、本学メディア学部の魅力を発信できる貴重な機会であると同時に、スタッフとしてイベントに携わる学生たちにとっても貴重な体験の場となっています。

161002minatomirai13▲体験ブースのにぎわい
           

161002minatomirai▲入場を待つ高校生たち

161002minatomirai16

▲会場はパシフィコ横浜展示ホール

 今回の出展にあたり、学生スタッフの選抜条件として私が提示したのは、次の3点です。

・3年生以下であること。(4年生は卒業研究に専念)
・自ら制作した「学習ゲーム」があること。
・明るく礼儀正しく、メディア学部生の代表として相応しいこと。

この条件に適った4名(3年生3名、2年生1名)を引き連れてイベントに出展しました。

 

161002minatomirai15▲精鋭の学生たち             

161002minatomirai5▲本学マスコット「こうかとん」(左)も他大学のゆるキャラと交流

161002minatomirai14

■リーダー 脇坂 明日香さん(3年生)コメント

「今回はリーダー2回目ということもあり、仕事をこなすのではなく、前回の経験を踏まえた上で、より良いものにするためにはどうしたらいいのかということに重点を置いて臨みました。
 前回はリーダーながら自分が動いてしまい、仕事の割り振りや全体を見ることが出来ていなかったのですが、今回は、自分が動きつつもメンバーの仕事管理や来場者の応対等を常に意識しながら動くことが出来たので、成長の手応えを感じることが出来て良かったです。」

他の学生スタッフの感想です。

・自分たちで制作したゲームを実際に遊んでもらって貴重な意見や反応を見ることができました。オープンキャンパスで遊んでもらう時とは違い、全くゲームを遊ばない高校生の反応は勉強になりました。今までは「自分の作りたいゲーム」を作っていましたが、次は、より多くの人が遊んでくれるゲームについて考えて制作したいと思いました。(3年生)

・席に固定して展示するPCに対し、タブレットは待っている人の場所によって移動させることができたので、もう少し増やしてもよかったかなと思いました。(3年生)

・今回初めて展示に参加し、中高生の人たちに自分が作ったゲームをプレイしてもらえ、貴重な体験が出来ました。目の前で自分のゲームをプレイしてもらったのは初めてで、ユーザーの反応を生で見ることができたので、とても新鮮でした。それと、今回はプレイしてもらっている最中にバグが出てしまい、自分ではしっかりとチェックしていたつもりだったのですが、やはりユーザーは自分たちが考えていないプレイ方法などするので、もっと念入りなチェックが必要だと感じました。(2年生)

 学外のイベントへの出展では、学生スタッフは「メディア学部の代表」という心構えで参加するよう指導しています。ゲーム制作の力でも人間性でも、高校生の皆さんに憧れてもらえるような先輩であってほしいと考えています。

◆執筆記事一覧
http://kishimotolab.org/mediabloglink.html
◆教員紹介 岸本好弘
http://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/?id=1566

高校生向け」カテゴリの記事

« 子どもに「人間」という名前をつける親はいない | トップページ | AIジャーナル »