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会議

2016年10月 7日 (金) 投稿者: メディア社会コース

会議がどう進んでいくかということは、社会で働く私たちには興味があることです。高校生の皆さんにも生徒会の会議など身近な話題ではないでしょうか。
会議は、誰もが一カ所に集められて、同じ話題を議論します。ほとんどの議事は、言葉でされるのですが、実は身体表現というものが大事です。
私のゼミに所属していた学生が、この会議における座る位置によって意見がわかるということを書いたことがあります。実はそれほど座る位置によって決定されるものではないということがわかってきたのですが、しか顔の表情や座り方、体の向け方はそれぞれが観察していて、次に話す人を決めていることがあります。
 このような会議の研究は、ワークプレース研究といいます。前にも書きましたが、ワークプレース研究は、海外の大学や大企業(Microsoft等)で研究され、大きなシステムを入れる場合には、情報工学者だけではなくワークプレースを研究する社会学や人類学者などがそのフィールドワークの知見を提出して、検証と評価をします。
 ワークプレース研究は、これからもこの研究室で行います。興味がある方がいらっしゃるとうれしいです。

                                        山崎 晶子

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