« 2016年も卒業研究「プロダクトデザイン」は全員,採択案決定の段階をむかえました | トップページ | 2016年度卒研生学会発表1:情報文化学会全国大会 »

学生らが企業でハイブリッド黒板アプリの活用アイデアを提案

2016年11月 8日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

 メディア学部 メディアコンテンツコース教員の岸本 好弘です。

 私の授業「ゲームデザイン演習」では、企業・団体の依頼を受けてゲーミフィケーションのアイデアを提供する『なんでも面白化プロジェクト』(略して『おもプロ』)に取り組んでいます。第4弾となる今回は株式会社サカワ、面白法人カヤックのご依頼で、ハイブリッド黒板アプリ『Kocri(コクリ)』を用いての授業のアイデア出しを行いました。そのプレゼンの様子を面白法人カヤックにて記事にしていただきましたのでご紹介します。

160712yokohama5

▲面白法人カヤックオフィスでのプレゼンの様子

 

02

▲『おもプロ』のロゴ

『未来のクリエイターが挑戦!「Kocri」を活用したこれからの授業アイデアとは?』(面白法人カヤックHPより)
https://www.kayac.com/news/2016/10/kocri_tut

 今回は横浜にあるカヤックさんのオフィスに出向いてプレゼンテーションを行いました。その様子は上記のカヤックさんホームページの記事をご覧ください。ここでは、学生らの印象に強く残ったカヤックさんのオフィスの様子を紹介します。

 

160712yokohama9

▲「仲間を助ける力を持て。仲間に助けてもらう勇気をもて」ドアに貼られた標語

 

160712yokohama12

160712yokohama13

▲オフィス内の通称・猿山(オープンスペースの打合せテーブル)からの社内の眺め

 

160712yokohama4

▲壁も椅子も黄色い会議室

■学生たちの感想

「カヤックさんを訪問して印象に残ったことは社内の様子です。これまでにも何回か岸本先生に連れられて会社見学に行ったことがありますが、どこよりも独特な様子をしていました。まさに“面白法人”だなと思いました。ただ面白いということではなく、社員の気分転換など社員のことを考えられているなと感じました。」(3年生)

「今回のカヤックさんの訪問で、僕は初めてちゃんと社内で働く人たちの様子を目にしました。社内の様子は自分が想像していた緊張感が漂う感じではなく、社員たちがより働きやすいように工夫された空間でした。中でも“猿山”というスペースは、リラックスしたりアイディアに悩んだときに気分転換するなど様々なことで利用でき、このような社員の気持ちを考えた場を設けるところがカヤックさんのすごい点だと思いました。」(2年生)

「今までの会社のイメージは、スーツを着て、資料でデスクが一杯で、会議の時しかしゃべらない様なシーンとした感じだと思っていたが、おもちゃがあったり、私服だったり、ところどころで話し合いしたりしており、会社の印象が変わりました。」(1年生)

 カヤックさんはかなり特別な会社だとは思いますが、様々な仕事の現場を目の当たりにすることが学生たちの企業・社会に対する意識を具体化させ、その後の就職活動に繋がっていくと考えて、会社訪問の機会を積極的に設けるようにしています。

面白法人カヤック
https://www.kayac.com/
株式会社サカワ
http://www.sakawa.net/
ハイブリッド黒板アプリ 「Kocri(コクリ)」
http://kocri.com/

■『おもプロ』の今までの活動記事
第3弾
学生らが「東洋文庫ミュージアム」にて集客アイデアを提案(5/13)
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/05/post-02ad.html

第2弾
学生が福岡の自動車学校で「学科教習を面白くするアイデア」を最終発表!(4/3)
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/04/post-08a0.html
学生らが「自動車教習所の学科授業を面白くするアイデア」を提案!(3/8)
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/03/post-1a9f.html

第1弾
学生らがAR学習コンテンツ向けの企画提案!(2/17)
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/02/ar-1f97.html

◆執筆記事一覧
http://kishimotolab.org/mediabloglink.html
◆教員紹介 岸本好弘
http://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/?id=1566

高校生向け」カテゴリの記事

« 2016年も卒業研究「プロダクトデザイン」は全員,採択案決定の段階をむかえました | トップページ | 2016年度卒研生学会発表1:情報文化学会全国大会 »