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Asia Digital Art and Design Associationの会長に就任

2016年12月16日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

Asia Digital Art and Design Associationは ADADA Internationalとして広く知られています.2002にに設立された新しい国際学会です.
詳しい内容は次のWebページをご覧ください.各組織が集まるアライアンス会員制度によって運営されています.そのために,日本では,ADADA Japanとして会員が集まって,国内の大会を介するとともに,国際会議に参加したり,国際学会論文誌に投稿したりしています.このADADAの研究分野は,Digital ArtとDesignです.
11月にはインドネシアのバリ島でADADA 2016が開催され,様々な分野の研究が発表されました.プログラムを見ていただくとその内容の広さにびっくりします.
ADADA International Webページ
ADADA Japan Webページ
ADADAの論文誌(International journal of Asia digital art and design)は,設立当時日本と韓国の会員が多く,英語論文とともに,その論文を翻訳した日本語か韓国語の論文も一緒に掲載していました.現在は,Webで一般公開しており,オリジナル論文とアート論文の2種類があります.このようなアート論文を掲載している学会は大変めずらしく,今後の発展が期待できる分野であると考えています.

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私自身,今までで,情報処理学会グラフィクスとCAD研究会,日本図学会,芸術科学会,画像電子学会などで,コンピュータグラフィックスの研究を行うとともに,コンテンツ制作技術の研究を推進してきました.
これらの学会の研究分野をみると,Computer Graphics, CAD, Image, Art, Visual Computingなどです.メディア学部の教育研究に関係する理系,文系,芸術系の幅広い分野で多くの研究者と交流をしてきたということになります.
このような経験を見ていただいたのか,アーティストでもデザイナーでもない私がADADAの会長に推薦していただきました.メディア学部では,柿本先生が情報処理学会グラフィクスとCAD研究会の主査を担当していました.芸術科学会の会長を今年から三上先生が,そして副会長を菊池先生が担当します.このようないくつかの学会でメディア学部の教員が先頭になって活躍しています.
三上先生が先日ブログで書いていたように,東京工科大学の理念のひとつである
「先端的研究を介した教育とその研究成果の社会還元」
を実践しているといえます.このような研究教育環境をさらに良くして行くように全力を出して教育・研究をしたいと思います.
近藤の主な学会活動:
(1) 情報処理学会グラフィクスとCAD研究会 主査  1998年~2002年
Special Interest Group on Graphics&CAD, Information Processing Society of Japan
(2)日本図学会 副会長 2005年~2008年
Japan Society for Graphic Science
(3)芸術科学会 会長 2010年~2012年
The Society for Art and Science
(4)画像電子学会 会長 2013年~2014年
IIEEJ (The Institute of Image Electronics Engineers of Japan)
Transactions on Image Electronics and Visual Computing
http://www.iieej.org/eng/journal.html
(5)Asia Digital Art and Design Association International 会長 2016年11月~
 ADADA Japan 会長 2016年4月~
メディア学部 近藤邦雄

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