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株式会社サイバーコネクトツー 松山洋社長の講演会

2016年12月15日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

今年設立20周年を向かけたサイバーコネクトツーの松山社長によるイベント「会いに行ける社長プロジェクト 松山洋とあそぼう 全国行脚」がついに東京工科大学にもやってきました.

ゲーム雑誌などでも取り上げる異例のイベントに,メディア学部の1年生から4年生までの100名が参加しました.

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松山社長とは,ゲームの業界団体である社団法人コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会で,毎年夏に開催するCEDECという技術カンファレンスを運営する委員会で6年ほどご一緒しております.

>これまでにも,メディア学部や大学院のOBが就職していることから,いろいろ情報交換をしており,今回の「全国行脚」についても,日程を調整してまいりました.

>その内容については,やはり松山社長から直接受け取った人のものだと思いますので,私が普段から言っている部分と同じ部分を教えておきます.

それは「ゲームを開発して提供する側なのだから,お客さんを知ろう」です.
(この内容は2年前期のコンテンツ制作工程論でやる内容です)
具体的には・・・
・市場規模を知ろう
・市場のトレンドを知ろう(今何が売れているのか?)
・ゲームに限らず,アニメ,実写,いろいろなものにきちんと触れよう
・海外の状況を知ろう
・損益分岐点を考えよう

その他にもいろいろと細かな話はありましたが,一番伝えたかったのはここです.

何しろ,松山社長は東京ゲームショウ(TGS)でも,業界人が参加するビジネスデイよりも一般の来場者が来る一般デイのほうがよほど勉強になるとおっしゃれる方です.TGS一般デイは一般の来場者がどんなゲームに興味を持ち,どのようにプレイし,どのように評価しているのかを,ダイレクトに知る大変貴重な場であります.(私も同意する部分が多くあります)

業界が変遷していく中で20年,会社を経営し,優秀な人材を採用し,ヒット作品を開発してきた松山社長からのアドバイスをもとに,皆さん勉学に励んでもらいたいと思います.

私は松山社長をはじめ,様々な業界の人からの情報を集めて授業に生かしていますが,やはり,現場の本人の言葉が最も浸透力があるなと実感した講演でした.

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三上浩司

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