「第5回シリアスゲームジャム ~ みんなのバリアフリー ~」を開催
2016年12月20日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部 教員の岸本です。
12月10日(土)、11日(日)に立川・㈱ビサイドにて、本学学生9名(メディア学部4年生1名、3年生7名、2年生1名)を含む37名の参加者による「第5回シリアスゲームジャム ~ みんなのバリアフリー ~ 」が開催され、私も実行委員として参加しました。
▲参加者37名と運営・協力10数名で集合写真
▲会場ではトロがお出迎え
▲車いすに乗った「ペティルちゃん」は今回のゲームジャムのマスコットキャラで、ゲーム内にも登場
今回のテーマは「みんなのバリアフリー」でした。
現在わが国には、車椅子を利用されている方が約200万人いると言われ、ベビーカーの利用者もほぼ同数と考えられています。こうした方々のための「街路のバリアフリー」、さらに視力・聴力等に関するバリアフリー、日本語や外国語といった言語に関するバリアフリー等、多様化する社会生活における様々な「バリアフリー」を考え、ゲームの形で人々に伝えようというのが今回のゲームジャムの趣旨でした。
会場には障碍者支援に関わる専門家にも来ていただき、専門家のアドバイスを受けながらゲーム制作に取り組みました。
専門家や主催者の投票により、チーム「ゴーゴン」の作品『ゴーゴンの館』が最優秀賞に輝きました。チーム「ゴーゴン」は東京工科大学3名(加藤木 健太(4年)、上村 拓也(3年)、石田 優美(3年))、東京工芸大学1名、東京造形大学1名、大原日本語学院1名、社会人1名の7人によるチームです。
▲「ゴーゴンの館」を試遊中
▲受賞のチーム「ゴーゴン」の皆さん
◆チーム「ゴーゴン」のリーダー、加藤木 健太さん(東京工科大学4年)のコメント
「私たちのゲームは、視線を使って敵を倒すことで、障害をもったプレイヤーにハンデが起きにくい設計にしています。スピード感のあるゲームは、プレイすることを諦めるしかない場合もありましたが、視線を使えば、うちは一族(註:ナルトのキャラクター)もびっくりの即時性で実現します。今後は、レベル調整や演出の改善などアップデートしていきます。楽しみにしていてください!」
プロトタイプまで進んだ5つのゲームは、今後も制作を続け、来春以降さまざまなイベントで展示予定です。ご期待ください。
■SGJ5 第5回 シリアスゲームジャム The 5th Serious Game Jam 公式ページ
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(過去のSGJ記事)
・『ゲームの力で世界を救え!第4回シリアスゲームジャム』を開催!(2016年3月)
http://blog.media.teu.ac.jp/2016/03/4-c4d7.html
・『ゲームの力で世界を救え!第3回シリアスゲームジャム』を開催!(2015年3月)
http://blog.media.teu.ac.jp/2015/03/3-0df1.html
・第1回シリアスゲームジャム「Game Jam for “Happy English”」始まりました。(2014年2月)
http://blog.media.teu.ac.jp/2014/02/1game-jam-for-h.html
執筆記事一覧
http://kishimotolab.org/mediabloglink.html
教員紹介 岸本好弘
http://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/?id=1566
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