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大学院講義紹介「実世界メディアテクノロジー特論」

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メディア学部の羽田です。
本日は大学院の講義である「実世界メディアテクノロジー特論」を紹介します。
コンピュータと人間の距離が近くなり、日常と情報が交錯するようになった現代では、いわゆる「PC」や「スマートフォン」ではないコンピュータの利用が盛んになってきています。現在ではARやVRのようや技術のほか、触覚など五感を刺激するようなインターフェースが盛んに利用されるようになってきています。
このような新しい技術は大学や研究機関での研究の結果、みなさんの目に触れるところに出てきます。そんな研究の結果をいち早く知るにはコンピュータ科学や情報工学の分野においては国際会議のプロシーディングス(予稿集)が大切です。
そこでこの講義は講義という名前ではありますが、毎回の授業で学生は全員がひとつづつこの分野における最高峰の国際会議の論文を紹介するという形式をとっています。すべての学生が毎週4から8ページほどはある論文を読んで、理解して、発表することになります。
今年度の講義では8回の授業で初回を除いて7回ですからそれぞれの学生は7本の英語の論文を読んだことになります。さらに他の学生の発表を聞くことで皆が何十本もの論文の内容を理解できるようになるわけです。
この講義ではたくさんの論文読むというノルマがあることで、まずは英語の論文に慣れるというのが最初の目標です。典型的な書き方やその読み方というのは研究生活において最初に身に着けてほしいスキルです。さらに幅広く多くの研究を知ることにより、広い視野を身に着けてもらうということも大切なことになります。
2ヶ月ほどの短い間とはいえ、毎週1本というノルマを課せられて論文を読む経験は、「短い間にあんなにたくさん(英語)論文を読んだことはなかった」と受講した学生が言うくらいですので、英語と論文に対する苦手意識を減らすのに少しは役に立ったかと思っています。
(羽田久一)

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