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高齢化社会と受容(1)

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あまり新年の話題にはふさわしくありませんが、一昨年から高齢化社会につきものの、高齢者と死について公私ともに考えることがありました。
私は、特に、研究としてこのことを考えているわけではなく、むしろ折に触れてゼミなどで話していたのですが、様々な意味で色々な方に共通する話題となると思います。

エリザベス・キュプラー・ロスは『死の瞬間』という非常に著名な本を出版しています。死の受容のプロセスを、否認、怒り、抑鬱、受容としています。実は、社会学でも、患者さんがどのように死を受け止めるのかということは、医学と共同して深く探求されている分野です。そしてこの苦しみのプロセスに私たちはどのように支援が出来るのでしょうか。

もう一つ注目されているのは、患者さんを愛する人たち、多くはその配偶者を中心とする家族や、恋人、友人などの心の痛みです。死に直面する患者さんだけではなく、その家族の看病と苦悩は明らかです。そして、この方たちが、何を思うか、そして語るか、それをどのように聞くかは、研究者としても支援者としても大きな課題です。

どちらの課題も、アンケートをとって何かがわかるわけではなく、むしろ患者さんや家族の方からゆっくりとあるいは手早にお話になりたいことを伺い、真摯に立ち向かうことが必要とされています。社会学では、グランデッドセオリーや私が行っている会話分析という手法が使われることが多いです。

ここでは、ゆっくりとこの高齢化社会の課題となる受容を考えますが、この2年間で得た(あくまでも研究としてではありません)私の結論の一つは、どんなにつらかろうが最後まで前を向いて生きると言うことです。

この結論にむすびつく、受容のプロセスに関しては、またの機会に続いて考察をするために筆を進めようと思います。

 山崎 晶子

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