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大学院講義紹介「Procedural Animation 特論」

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本ブログをご覧の皆様,こんにちは.

メディア学部准教授 菊池 です.

本日のブログでは,私が大学院で担当している授業「 Procedural Animation 特論」について紹介したいと思います.

大学院メディアサイエンス専攻では,今年度(2016年度)からクォーター制を導入し,大学院の授業は全 8 回になりました.
教員側からすると,これまで全 15 回で展開していた授業を 8 回に減らさなければならない分,取り上げるトピックスを絞り,内容を圧縮して授業を行わなければなりません.

しかしながら学生側から考えると,1回の授業内容が濃くなり,さらにセメスター制のときよりも多くの授業を履修することができるため,様々な専門分野の勉強が(しかも学部とは違う,さらにレベルの高い大学院ならではの内容の勉強が)できることになるというメリットもありますね.

私が担当している「 Procedural Animation 特論」では,CG映像のなかでも「ビジュアルエフェクト( VFX )」分野で用いられる様々なシミュレーション手法( Procedural Animation )に関して,代表的なアルゴリズムの解説を行い,さらに最新の論文を受講生が輪講することによって理解を深めます.
CG のための有限要素法,弾性体シミュレーション,剛体シミュレーション,および流体シミュレーションや Fur シミュレーションなどに関して,代表的な手法を学びながら最新の技術動向に関しても学びます.

授業全 8 回の前半 4 回を使って,VFX に用いられる各シミュレーション手法の代表的なものを解説します.後半 4 回は SIGGRAPH などのトップカンファレンスに採録されている最新の論文を輪講し,受講生による発表を繰り返しながら最新の技術動向に関して学びます.

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図.大学院授業の様子

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図.論文輪講の成果を発表


また,時間に余裕のある日には,「そもそも”シミュレーション”とは何なのか?」や「なぜ研究成果は学術論文にまとめて学会誌に投稿しなければならないのか?」という,研究者としての根本的な考え方などに関しても議論を行っています.

これからも,是非多くの学部生に大学院まで進学してもらい,多くの受講生と有意義な議論を行いたいと思っています.

文責:菊池 司

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