VRで授業!
2017年1月23日 (月) 投稿者: メディア技術コース
VR(Virtual Reality)は最近だとゲームのためのインターフェースとしてよく使われてきています。今日は、来年度後期から始まるVRを活用した授業についてお話します。
受け身で話を聴くだけの授業ではなく、受講生が自ら何かの作業をすることによって高い効果が得られることは知られています。アクティブラーニングと呼ばれるこのやり方は最近では小学校でも導入されているようです。
もちろん本学でもアクティブラーニングやPBL(Project-Based Learning)に力を入れています。今回、VR技術を利用してPBL教育を試みることになりました。工科大は、先端的な機材をつねに積極的に教育に導入し続けている大学ですので、このような試みもむしろ奨励されています。
VRというとHMD(Head-Mounted Display)を思い浮かべる人が多いでしょう。HMDも検討項目に入っていますが、写真のような球面ディスプレイを使った演習を考えています。視野全体が映像で覆われるとちょっとした浮遊感を生じます。
初めての試みですので、まずはテーマを柔軟に設定できるプロジェクト演習の中で活用します。特にゲーム制作のプロジェクト演習はVRとの親和性も良いので、その中でのミニ・プロジェクトとして活用する予定です。本来の目的は教育応用ですが、このような機材を使ったVRシステム構築の演習にも有効活用できます。
どのような応用をするのか気になるかもしれませんが、いくつかのアイディアを教員メンバーの中であたためているところです。アクティブな受講(用語が矛盾してますが)で能力を磨くための授業に期待してください。
(メディア学部 柿本正憲)
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