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プログラマーにならない人にとってのプログラミングの価値

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メディア学部の羽田です.
 大学は試験期間も終わり学生にとっては平穏な,教員にとっては入試や,テストの採点や来年度の準備といった大忙しな時期がやってきています.何人かの先生も書かれていますが今日はプログラミングについてのお話です.
メディア学部に入学するには数学や理科を受験しないいわゆる「文系」の入試でもOKです.
それでも大学に入ると全員が必修で「プログラミング」の授業をうけることになります.
メディア学部にくる学生にとって「メディア」といえば,テレビ・ラジオといったマスコミから映画,テレビといった番組制作,音楽や舞台といったステージのほか,インターネット上のゲームに至るまで幅広いものがあります.いくつか傾向はあるとはいえ,学生それぞれがおもう「メディア」は幅広いものです.
そのメディア学部では基本となるスキルのひとつとして「プログラミング」を取り上げており,最近はその傾向を強くしています.
私はメディア分野におけるプログラミングというのは,とても大切な「ツールを作るスキル」だと考えています.
コンピュータ上で動くゲームはもちろん,アニメも今ではCGがメインとなっておりコンピュータのスキルは欠かせません.音楽はインターネットを通じて配信され,映画やテレビ番組の編集もPCを使って行います.そのとき,売られているソフトを使っているだけでは,自分の創造力は売られているソフトの限界を超えることができません.
それに対してプログラミングが出来るようになると今まで見たことがない表現を作り出したり,人の何倍ものスピードで同じ処理をおこなったり,よりリアリティのある表現を作ったりといったことを行えるツールが作れるようになります.また,インターネットと組み合わせることにより誰もやったことがない新しいサービスを試すことも可能になります.
画家の絵は画材の進化と切り離せないように今のデジタルメディアの進化は,プログラミングと切り離すことができないものです.SEやプログラマを目指すのではなくても,メディア学部に来た人たちがみんなプログラミングを学んでもらう理由は「新しい画材,道具」を作れるようになるという目標があるからだと私は思っています.
(メディア学部 羽田久一)

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