コンテンツプロダクションテクノロジープロジェクト(近藤邦雄,鶴田直也)では,(1)映像コンテンツを構成する静止画像や動画像、それに音響と音楽などを使って、自分が表現したいことを意図通りに組み立てる「コンテンツ」を制作するためのCGアルゴリズム、システム開発、および、(2)効率的に制作したり、再利用を有効的に行うためのソフトウエア開発を目的としています.
2月に行われた発表会には2年生,3年生の参加者がのべ100名を超えています.4年生の発表者や他の研究プロジェクトの学生も参加していました.
卒業研究題目は次のようになっています.
■ CGアニメーション技術
3Dアニメーションにおける誇張パースを伴うレイアウトの制作効率化に関する研究
2Dアニメキャラクターのボーン抽出に基づく動作誇張表現の分類
鳥の歩行パターンに基づくCGアニメーション制作手法の提案
剣戟アニメーションのための制作支援手法の提案
3DCGリミテッドアニメーション制作のためのフレーム補間手法
モーションキャプチャアニメーションの接地に「つぶし・のばし」を適用する手法の提案
アニメにおける地上爆発表現の品質向上に関する研究
■ アニメやゲームにおけるキャラクターメイキング技術
表情・エフェクトの組み合わせによるキャラクターの感情表現制作支援システムの開発
デフォルメキャラクターのための3Dデザイン原案制作システムの開発
髪色と性格の関連性を活かしたキャラクターデザイン支援システムの開発
キャラクター線画のための領域分割手法
キャラクター設定とキャラクターの配色における関係分析
ロボットアニメーションにおける戦闘シーンの制作支援システムの開発
セルルックCGのためのロボットのポーズ誇張手法