初のベトナム訪問でのよもやま話
2017年3月19日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部メディアコンテンツコースの岸本 好弘です。
3月1日(水)~3日(金)、ベトナム中部の都市・ダナンで開催された、画像電子学会主催の国際学会IEVC2017の発表のため、初めてベトナムを訪問しました。
■「ベトナムで開催されたIEVC2017にて学生と教員が発表しました」
http://blog.media.teu.ac.jp/2017/03/ievc2017-5844.html
発表の様子は3月10日掲載の記事で紹介しましたので、今回はそれ以外の旅の様子を紹介します。
ベトナムへの移動は成田空港からダナン行きの直行便で5時間なのでらくちんです。ダナンはベトナム第3の街で、海岸沿いに巨大なリゾートホテルが建ち並ぶリゾート地です。寒い日本から、半袖でも平気な温かい場所に来て快適。
到着後は、名物のフォー(米の麺)食べて、名所ドラゴンブリッジ(全長800mの橋がドラゴン)のライトアップを見ました。
ベトナムのお札の肖像はぜんぶ同じ、建国の父ホーチミン主席です。0の多さにびっくりするけれど、実は200,000ドン札が日本の1,000円札とほぼ同じ。
学会の会場となった「FPTコンプレックス」は、市内のホテルからタクシーで30分の郊外で、ベトナム最大のIT企業FPTのオフィスと、同社が経営する大学が広大な敷地に点在しています。
学会1日目の終了後に、文化ツアーで世界遺産の港町・ホイアンを訪ねました。日本の戦国時代にあたる16世紀には、ここに日本人街があったそうです。美しいランタンを見ながら、400年前の日本人に思いを馳せました。
2日目の昼は、大学の食堂で地元の大学生たちと話をしました。日本語がちょっと喋れる学生もいます。プログラミングを学んでいることや、将来日本の企業で働きたいという夢などを聞きました。お土産に持って行った日本の絵はがきをプレゼントしました。
3日目の夜は、私の発表を見に来てくれて知り合った現地の社会人の方と、ベトナム風お好み焼きを食べに行きました。彼らも日本への憧れを頂いています。
あるベトナム人のスマホ画面を撮らせてもらいました。上段左から2番目の「Zola」というのがベトナム版LINEで、ベトナムで一番人気のSNSだそうです。日本人の友達がいる人は、LINEも使うそうです。
今一番ハマっているのは『SUSHI DINER』という寿司作りのスマホゲームだそうです。しかし、全体としてベトナム人は、日本人ほどスマホゲームはやらないということでした。
今回現地の人たちと話して得られた情報は、特定の個人のもので公的な裏付けがあるものではありませんが、ベトナムに生きる人たちがどう生活し、なにを楽しんでいるのかを知ることも、外国訪問の大事な意義だと考えます。
今回の学会は、偶然にも天皇皇后両陛下のベトナム公式訪問とほぼ同じ日程でした。私も微力ながら両国の友好に役立てたかな?と思っています。次はどこの国で研究発表ができるか、楽しみです。
◆執筆記事一覧
http://kishimotolab.org/mediabloglink.html
◆教員紹介 岸本好弘
http://www.teu.ac.jp/info/lab/teacher/?id=1566
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