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「視聴覚メディア」:コロナ社メディア学大系第15巻の発行

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「視聴覚メディア」(メディア学大系15,コロナ社)が発行されました.

9784339027952

本書は,視聴覚メディアに関連する理論や技術について学ぼうとする学部生を対象とした教科書です。本書で取り扱う視聴覚は情報伝達にとってきわめて重要なメディアです。
そこで,メディア学の視点から本書では,視覚心理や聴覚心理の理論を元に,CG,音,音響,画像,映像などのディジタル情報とその処理技術の基礎について解説します。そしてよりよいメディアコミュニケーションを実現するために,視聴覚情報の理解,表現,処理,評価について紹介します。視覚や聴覚に関する心理学および認知科学の知見とメディア表現技術や処理技術の関係を示すことによって,人の認知心理学分野の知識を生かした表現や処理技術を合わせて理解することが本書のねらいです。
目次はこのページで見てください.
6章の内容は次のようです.(まえがきより)
 1 章では視覚と理解をテーマに,2 次元形状,3 次元空間,陰影,色,動き,両眼立体視における視覚と錯覚および人が情報をいかに理解するのかについて述べる。
2 章では視覚と表現をテーマに,絵画,形態,空間,色,運動,立体視について取り上げ,視覚を考慮したさまざまな表現手法について述べる。
 3 章では,聴覚系の知覚特性について述べ,機能とモデル化,観測と分析の方法について述べる。まず,音のさまざまな特徴とその観測方法や定量化のための尺度について述べる。つぎに,聴覚のハードウェアにあたる聴覚系の機能について述べ,ソフトウェアにあたる音の知覚特性や聴覚特有の現象を紹介する。最後に,聴覚の性質を調べるための被験者実験の方法と実験遂行のための注意事項について述べる。また,実験結果の信頼性を示すための有意差検定な
どの統計分析の基礎について述べる。
4 章では,ディジタル画像とはどのようなものかを説明した後,画像の見え方を変える処理である,トーンカーブ,空間フィルタリング,周波数フィルタリングを用いた変換方法を示す。 
5 章では,画像の中から類似している部分や移動物体などを検出するなどといった,画像の特徴を抽出する方法について述べる。
6 章では,複数の画像を合成して,アルファブレンディング,イメージモザイキング,モーフィングといった特殊な効果を得る方法について説明するとともに,画像の圧縮方法も紹介する。

■学部ブログ記事

●オープンキャンパスでの「メディア学大系」書籍展示のお知らせ  2016.08.26
●教科書販売風景:メディア学大系の教科書書紹介 2016.09.26
●メディア学大系第13巻「音声音響インタフェース実践」刊行  2017.02.19

■メディア学大系の紹介

■第1巻「メディア学入門」(2013年3月)【ブログ記事】/飯田仁・近藤邦雄稲葉竹俊
■第2巻「CGとゲームの技術」(2016年4月)【ブログ記事】三上浩司渡辺大地
■第3巻「コンテンツクリエーション」(2014年10月)【ブログ記事】近藤邦雄三上浩司
■第4巻「マルチモーダルインタラクション」(2013年10月)【ブログ記事】榎本美香・飯田仁・相川清明
■第5巻「人とコンピュータの関わり」/太田高志
■第6巻 「教育メディア」(2015年4月)【ブログ記事】稲葉竹俊松永信介飯沼瑞穂
■第7巻「コミュニティメディア」(2013年5月)【ブログ記事】進藤美希
■第8巻「ICTビジネス」(2015年4月)【ブログ記事】榊俊吾
■第9巻「ミュージックメディア」(2016年8月)【ブログ記事大山昌彦伊藤謙一郎吉岡英樹

■第10巻「メディアICT」(2013年10月)【ブログ記事】寺澤卓也藤澤公也
■第11巻「自然現象のシミュレーションと可視化」/菊池司竹島由里子
■第12巻「CG数理の基礎」/柿本正憲
■第13巻「音声音響インターフェース実践」/相川清明大淵康成
■第14巻「映像メディアの制作技術」/佐々木和郎上林憲行羽田久一
■第15巻「視聴覚メディア」/近藤邦雄相川清明竹島由里子

メディア学部 近藤邦雄,相川清明,竹島由里子

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