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ペーパープロトタイピングでできるスマートフォンアプリデザイン

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皆さんは、スマートフォンサイトやスマートフォンアプリを作ったことがありますか?
作ったことがある人はその際に最終的なデザインはいつぐらいにきまりましたでしょうか?
通常、最終的なデザインが決まるのは最終のテストを行っている段階であることがおおいのではないでしょうか。これではデザインの変更を行うことが大変な作業を伴うことになります。
そこで、可能な限り早い段階でデザイン案を作成する手法としてWebデザインやアプリデザインの業界ではプロトタイピングが使用されています。
「プロトタイピング(Prototyping)とは、実働するモデル即ち、プロトタイプを早期に製作する手法およびその過程を意味する。その目的は、設計を様々な観点から検証する、機能やアイデアを形にすることでユーザから早めにフィードバックを得るなど、様々である。」(Wikipedia)
その具体的な手法として今回は、「紙で実際にアプリやサイトを『実装する』」ペーパープロトタイピングを紹介いたします。これは私の担当する専門演習の「健康メディアと地域メディアの企画開発」において実際に使用した手法です。

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ペーパープロトタイピングとその目的を以下に示します。
  • ユーザビリティおよびコンセプトの早期提案 通常の開発では、コンテンツのユーザビリティおよびコンセプトの善し悪しは開発の終盤になるまで不明
  • 完成直前の仕様変更およびコンセプト変更の回避 「作ったが使いにくい」や「後戻りは大変」という問題が発生を回避
  • ペーパープロトタイピングの導入により解決 モバイルサイトやアプリにおいて致命的な問題となり重要な、UI・操作感・コンセプトなどの問題をペーパープロトタイピングにより「低コスト」で解決
また、ペーパープロトタイピングの特徴も併せて紹介しておきます。
  • 紙とペンで動作モックを早期に作成 本実装を行う前に、素早く手戻なく検証が可能
  • 仕様書策定や実装前にPDCAのサイクルを実現 作業負荷の高い本実装を行う前に軽くスケッチ
  • リスクとコストを大幅に節約 紙とペンという手軽であるがUIが優れたツール
そして、これらの目的や特徴によってペーパープロトタイピングでは以下の6つの効果が得られます。
  1. 初期段階で設計を評価し、場合によっては再設計
  2. 修正や検証の効率アップ・検証期間サイクルの短縮
  3. メンバーには専門技能が不要
  4. チーム全員が初期設計/評価に参加可能
  5. チームメンバー間の共通認識の育成
  6. 複数人による多面的評価
下記の写真が実際のペーパープロトタイピングの実例です。どうでしょうか?簡単そうですよね。是非ともメディア学部の皆さんもペーパープロトタイピングでアプリデザインをやってみてください。(千種)

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参考サイト

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