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100件記念:メディア学部の教員が所属する「学会」ってなに?

2017年7月 7日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部のブログ記事が毎日投稿されるようになって,3年ちかくになります.
「全記事一覧」を選択して,すべての記事を表示してみると,大変いろいろな内容の記事があることが分かります.特に,大学のブログということで「学会」というキーワードに注目してみましょう.

検索用語を「学会」として検索したら,何と本日(7月5日現在)でちょうど100件が検索できました.教員,学生の研究発表,受賞報告,学会活動報告,学会紹介などさまざまですが,大学らしい数です.

ところで,1年ほど前に教員にどんな学会で研究発表をしているか,学生に研究発表を勧める学会はなにかという調査をしてみました.回答した26名の教員が所属している学会で,入会人数が多い6つの学会は次の表になりました.

Gakkai

情報処理学会は会員数も多く,コンテンツ,技術,社会など幅広い分野をカバーしていることから多くの教員が加入しています.

芸術科学会
は,メディア学部のコンテンツ関係,CG関係の研究発表が大変多くありますし,学生の受賞も多数になります.

画像電子学会は,発足当時はFAXが発達していた時で,そのような研究を推進していました.その後,Visual Computing分野を拡大してきています.メディア学部の教員は,VC分野を主に研究しています.

電子情報通信学会は,通信分野では国内最大の学会です.技術関係を研究している教員が活躍しています.

日本デジタルゲーム学会は,その名の通り,ゲームに関する研究を対象としています.ゲームもいろいろな側面がありますので,メディア学部の教員もコンテンツ分野からの視点だけではなく,技術や社会の面からも研究を進めています.

日本音響学会 は1936年に発足したたいへん歴史のある学会です.メディア学部の教員は,技術面から音声や音響を扱っていますが,コンテンツ分野への応用などさまざまな分野に研究を拡大しています.

以下に,3つのコースに分けて学会名をリストアップしました.名称を見ていてもいろいろなジャンルがあることが分かります.大変興味ある学会も多いので,ぜひ検索して調べてみてください.

(1)主にメディアコンテンツコースの教員が取り上げた学会
VR学会
アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA)
可視化情報学会
芸術科学会
日本アニメーション学会
日本デザイン学会
日本デジタルゲーム学会
日本人間工学会
日本図学会
日本設計工学会
日本展示学会

(2)主にメディア技術コースの教員が取り上げた学会
画像電子学会
情報処理学会
ソフトウェア科学会
映像情報メディア学会
音楽知覚認知学会
言語処理学会
人工知能学会
騒音制御工学会
電子情報通信学会
日本応用数理学会
日本音響学会
日本感性工学会
日本認知科学会

(3)主にメディア社会コースの教員が取り上げた学会
関東社会学会
教育システム情報学会
社会言語科学会
情報文化学会
日本e-Learning学会
日本教育メディア学会
日本教育工学会
日本数学教育学会


このようなさまざまな学会があります.教員は,ここで分けたコースをまたいで,いろいろな学会に所属しています.これは,学生らが一つの専門だけでなく様々な視野をもった人材となる要因でもあります.

昨年より,先端メディア学や先端メディアゼミナールという少人数教育をしています.その履修者である2,3年生が学会発表をするようになってきました.


今後学会発表を通じて,メディア学部,そして大学院の学生の更なる成長が楽しみになってきています.

メディア学部 近藤邦雄

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