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Sony Pictures Imageworksでアニメーターとして活躍するOBの若杉氏の講演

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一年生講義「メディア学入門」において,メディア学部OBの若杉遼氏に講演をしていただきました.メディア学入門は一年生の必修科目であり,履修者はアニメーション,ゲーム,映画,CGなどに強く興味を持つ学生だけではないです.

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そこで,今まで2回ほど講演していただいた内容をもとに,メディア学部で何を学ぶかどう学ぶか,さらには海外で働くことについて,様々な視点から考えを説明していただきました.特に英語ができないから海外への挑戦はできないという学生に対しても,日本語で仕事ができるなら海外でもいいかという質問をして,学生の海外への興味の様子を聞いていました.語学が大きな障壁になっていますが,実際に働くと,アメリカやカナダでは,多くの外国人と一緒に仕事をしており,日本人の特性を生かして仕事をしていけば,信頼は得られるという話でした.

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また,学生からの質問で,「挫折したことはあるか」に対して「いつも挫折している」と答えていました.特に,Pixerに応募して,採用されなかったことや,それでもあきらめずに応募したら採用されたとかという答えには学生らにも何事も挑戦していくという強い姿勢を持つことを知らせてくれました.

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講義の後には,私の研究室で,CGアニメーションに興味のある1年生,3年生,4年生,さらにはマレーシアのMSUの学生らが若杉さんにクリエータとしての心構え,就職するときのやり方,デッサンの大切さなどを質問していました.学生から「デッサンをうまくなるためにやらなければいけない」と考えているということに対して,デッサンは時間の空いたときにいつでも行っており,好きだからいつでも楽しくできるということでした.

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好きなことを好きなだけできる学生時代の時間を大切にしてほしいということを強く話していただきました.


■「メディア学入門」履修者の感想
 
●今回の授業を履修して、海外で仕事をすることは日本で仕事をするのとは意外と違うことがあるのだと知ることができた。話を聞いて、日本人がどれだけまじめな性格をしているのかもわかったので、留学をすることで学ぶこともたくさんあるのだろうと思った。
●これからの大学生活で自分の本当に好きなことで努力を怠らないようにしながら、せめて海外の人と話せるぐらいの英語会話力をつけていこうと思いました。また監督や上司の指示の意図をつかめるような人になりたいと思いました。
●なかなか現場の方のお話を聞く機会がないので、とても貴重な時間でした。自分が就きたい職業とは異なっていたけれど、制作をするという点では共通点があり、厳しい社会を生き抜いていくために何が必要かよくわかりました。自分は英語が苦手で、アレルギーのように拒絶しているけれど、今日の話を聞き、英語アレルギーを克服していきたいと思うようになりました。そうすれば、現時点では全く考えていない海外で仕事をするといったことも、可能性の一つとしてできるので、選択肢を増やすことのできるようにしたいです。仕事をする上でコミュニケーションややる仕事の意図を理解するといったことが大切だと分かったので、今後に活かしていきたいです。今回の講座はとても自分にとってプラスになるものでした。
●今回の講義で海外で働くということが自分の中の将来の目標に追加されました。昔から留学をしたいと思っていたのですが、あまり英語ができないので行けないかなと思っていましたが、今回の話で英語があまりできなくてもアメリカでは大丈夫なんだなということを知れたので、一度海外旅行でもいいので海外に行ってみたいと思いました。
●広いことを勉強することができる。4年間という時間がある。という今の状況が一番色々なことにチャレンジができる恵まれている時期なのだと思った。海外は日本と全く違う環境で、仕事の進め方から何まで全然違うけれども、やってみないと分からないこともあると聞いて、まずは何事も実際に体験してみないと分からないことだと思った。挑戦するということを念頭に入れて何事もやっていきたいと思います。
●今回の講義を聞いて、海外での仕事がどれだけ人生に良い利益を得られるかがとてもよく分かった。私自身、英語は得意だし好きだけど、いざ現地で、英語のみの環境で本格的に仕事をするとなったら自分の英語力を疑ってしまい、ああなったらどうしようなどと変に勘ぐってしまい、一歩が踏み出せなくなってしまうと思う。そんなことは杞憂に過ぎず、海外での仕事はとても有意義であることを教えてもらって、少し海外への恐怖心などが薄れた気がする。また、英語のスキルを磨くより、海外で仕事をするという決意と、一歩踏み出す勇気が一番重要な事なのかもしれないと思った。
●今日のお話を聞いて、好きなこと、夢を見つけることや、それに向かって努力することの重要さ、プロの実際の仕事の事情などが伝わってきました。自分も今なりたいものの方向性は見つかっているものの、具体的には定まっていないので、好きな事についての知識や技術を身に着けつつ、将来を決めていきたいと思いました。
●今回の講義は映画業界についての内容でしたが、映画業界にとどまらない大事な話を聞くことができました。今回の講義で特に印象に残ったことは、将来日本にとどまらずに海外を視野に入れることが大切だということです。私は将来、音楽系の創作業に就きたいと考えています。いつも聞いている曲についてよく考えてみたら海外のアーティストのものが
多いことや、音楽関係の機材のことを考えると英語を中心に動いているので海外を視野に入れることはメリットが多いなと感じました。 また、海外でのコミュニケーションについてもですが、実際に海外で働いていたときの話を聞けてとても参考になりました。英語力はあまり気にしなくてもいいという話でしたが、しっかりと英語力は付けて有利になることは間違いないなと感じたので、英語についても考えていきたいなと思いました。今日の講義の内容を参考に将来に向かって勉強していきたいです。
●今回授業を受けて、失敗を恐れたり迷いや悩みから不安を抱いたりして動こうとしない自分がいるということを改めて感じた。迷っていたり悩んだりしている時はまず行動を起こしてきっかけを見つけるようにしていこうと思った。これから大学での生活を通して様々なことを学べるわけであるが、学ぶのは自分自身だ。自ら動き様々なきっかけからたくさんのことを学び、社会に出てからもそれを活かせるようにしていきたい。幸い進みたい方向は大体ではあるが決まっている。視野を広げるため今のうちに経験を増やしていくことが大事だと思っているが、進みたい方向に向けて今から勉強していくのもまた大事だと思った。
●今回の若林さんの講義を聴いて感じたことは、海外で学ぶことの利点について多く知ることができた。言葉が通じないという理由で海外で学ぶことを恐れていては世界のレベルで学ぶことはできない。海外で学ぶことで得られる知識はたくさんあり、言葉が通じないという理由でその知識を得る機会を失ってしまうのはとてももったいないことであるということを強く感じた。海外で学ぶことも視野に入れて今後の生活を送っていきたいと思う。
若杉氏略歴: 2010年に東京工科大学を卒業後、サンフランシスコの美術大学院に進学。その後、Pixar Animation Studiosにてアニメーターとしてキャリアを始める。2015年よりアメリカサンフランシスコからバンクーバーに移り、現在はSony Pictures Imageworksに所属。若杉氏のTwitterアカウント:@Ryowaks
これまでに関わった作品は、「映画アングリーバード」、「コウノトリ大作戦!」「Smurfs: The Lost Village(2017)」など。
過去の講演記事:
映画アングリーバードなどの制作にかかわったメディア学部OB若杉氏の講演(その1講演内容)2017.01.29
映画アングリーバードなどの制作にかかわったメディア学部OB若杉氏の講演(その2学生らの感想)2017.01.30
海外で活躍するメディア学部OBの若杉遼さんの講演(メディア学部ブログ) 2016.02.01

メディア学部 近藤邦雄

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