ADADA Internationalで「声で操作するギターパフォーマンス」について発表
2017年9月20日 (水) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。9月8日と9日に韓国の光州(Gwangju)で開催されたADADA Internationalという学会に行ってきました。学会が開催された光州は、人口149万人の韓国を代表する大都市で、1980年に起きた民主化運動の「光州事件」などで知られています。朝鮮半島の南西の端に近いところにあり、今回我々は仁川国際空港から高速バスで4時間ほどかけて移動しました。
例年は学会だけの単独開催なのですが、今年は「光州デザインビエンナーレ」という博覧会と連携しての開催となっています。そんなわけで、初日は「アジアカルチャーセンター」という会場でビエンナーレと共催のシンポジウム、二日目は朝鮮大学に移り、いかにも学会らしい雰囲気での研究発表となりました。
左の写真は、アジアカルチャーセンターにあったオブジェです。ここは2015年にオープンした施設で、他にも様々な作品が配置されています。右の写真は、朝鮮大学の正門です。朝鮮大学のキャンパスは広大で、面積は100万平米以上あるそうです。坂道も多く、キャンパス内の移動が大変そうだなと思っていたら、電動キックボードで移動している人を見かけました。ただし規則で許可されているのかどうかは未確認です。
今回、我々の研究室からは、4年生の大谷さんが、"Voice controllable multimodal performance system (音声操作可能なマルチモーダルパフォーマンスシステム)"というタイトルで発表しました。英語での口頭発表は初めての体験でしたが、質疑応答も含めて堂々たる発表でした。Interactive Designというセッションでの発表だったので、音声操作に詳しい聴衆ばかりでは無かったのですが、マルチモーダルという観点でいろいろ議論してもらうことができました。
昼間はしっかり学会で勉強して、夜は韓国料理に舌鼓でした。お肉を食べすぎてちょっと太ってしまいましたが、研究をがんばったことへのちょっとしたご褒美ですね。次回の開催地は未定とのことですが、おいしいものが食べられるよう、さらに研究をがんばるモチベーションが湧いてきました。
「研究紹介」カテゴリの記事
- 映像表現・芸術科学フォーラムにて卒研生が優秀発表賞を受賞(2019.03.17)
- 自由な言葉でライブパフォーマンスをアレンジする(2019.03.16)
- 先端メディア学II(2年生)の学生が人工知能学会の研究会で発表(2019.03.15)
- 映像表現・芸術科学フォーラムでの発表(2019.03.10)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)