「CEDEC 2017」で学生たちがシリアスゲームを研究発表
2017年9月16日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部 メディアコンテンツコース教員の岸本 好弘です。
2016年8月30日(水)~9月1日(金)パシフィコ横浜にて「CEDEC 2017(コンピューター・エンターテインメント・デベロッパーズ・カンファレンス)」が開催されました。CEDECは日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス(発表会)で、プロのゲームクリエイターやゲーム業界関係者は勿論、多くの研究者も参加する毎夏恒例の催しです。
今年も岸本研究室の4年生8名が「インタラクティブセッション」での研究発表を行いました。4年連続での発表です。
▲プロのゲームクリエイターの集まるカンファレンス
「インタラクティブセッション」の研究展示で、『教育での利用を目的とするシリアスゲーム』を発表しました。ブースには3日間で130名を越える来場者があり、「シリアスゲームとはどういうものか?」を説明し、学生らが制作したゲームを試遊していただきました。
▲シリアスゲームの展示の様子
▲研究発表ポスター(拡大します)
■研究発表PV
また今回は主催者の配慮で、3つの「シリアスゲーム」展示ブースが並ぶこととなり、まだシリアスゲームを知らない来場者に、様々なシリアスゲームがあることを知っていただくことができました。
隣のブースは「うつ病予防のためのシリアスゲーム」、その隣が「リハビリのためのシリアスゲーム」でした。
●インタラクティブセッションのリーダー上村拓也くん(4年)の感想
「4年生の展示メンバーのリーダーをやらせていただきました。メンバーの協力もあって、130名を越える皆さんに、我々が制作したシリアスゲームを体験していただくことができました。私の制作した『ゴーゴンの館』の操作を完全に視線だけで移動できるようした結果、かなり好評でした。他にもTobii社やUnity社のブースへ伺い、質問や相談をすることもできました。卒業研究や『ゴーゴンの館』の改善のためになることをたくさん学ぶことができ、参加して良かったです。」
展示発表した4年生らは、このあとも卒業研究を続けて行きますが、今回のCEDEC展示やさまざまな最新のゲーム技術を見学した経験が、質の高い研究発表に繋がることを期待しています。
執筆記事一覧
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教員紹介 岸本好弘
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