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バンドン工科大学におけるキャラクターメイキングの講義紹介【インドネシア訪問報告その2】

2017年10月13日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

先日紹介したiSemanticの講演のあとに,バンドンを訪問しました.10月9日の夕方にスマランからバンドンに行く飛行機を予約していましたが,その飛行機が2時間以上遅れてしまうという事態もあり,その夜は先生方と一緒に食事をするだけでした.その食事の時に,「明日,学生に講義をしてほしい」というお話がありました.招待講演の話と一緒でも良いということでしたので引き受けました.といっても,同じでは理解できない部分もあると考えて,キャラクター関係のことに焦点を当ててスライドを修正することにしました.一時間ほどでしたので,簡単に大学紹介をした後はキャラクターメイキングの説明だけにしたことがよかったようです.終了後にも質問がたくさんありました.著作権の問題,データベースの配布のこと,本学で学ぶための奨学金のことなど日本に強い関心のあることが分かりました.
バンドン工科大学での講演後の集合写真をご覧ください.講義には芸術学部の学生が30名近く来ていました.

Itblecture

講演題目はCharacter Making based on DEARM processでした.昨年の講演ではCGの技術とコンテンツの関係を紹介しましたが,少しエンジニアリング寄りで,今回の講演は,アートとエンジニアの中間のような内容であるとAlfonzo先生に言われました.前回も対象学生を聞いて準備をしましたが,今回は,前日に依頼されてしまったので,PCに入っているいろいろな英語のスライドを並べなおしながら,まとめました.このような形でも,興味深く学生に聞いてもらえたようです.
キャラクターの制作にも様々な知識や情報が必要です.これらをうまく分析して,データベースやルールに置き換えることによって,より高品質なキャラクターが効率的に制作できると考えています.
コンテンツ関係の研究で重要な3つの分野は,シナリオ,キャラクター,演出です.キャラクターメイキングに関するさまざまな研究論文を出してきています.詳しくは次の記事をご覧ください.
■Content Production Technology Projectの紹介
■7月17日オープンキャンパスで,CGアニメーション,キャラクターメイキング,コンテンツ制作技術を紹介します.2016.07.14

■8月28日オープンキャンパスで,魅力的なキャラクターメイキング研究を紹介 2016.08.16

■3Dプリンターによるデフォルメキャラクター制作とキャラクターメイキング 2014.07.26

■コンテンツプロダクションテクノロジープロジェクト紹介 2016.11.30

■映像コンテンツに登場するキャラクターの表情制作の研究
■大学院講義紹介「キャラクターメイキング特論」
■Character Making研究紹介
■Scenario Writing研究紹介

メディア学部 近藤邦雄

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