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3年生向けに,『ポートフォリオ講評会』を開催しました.

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3年生の前期には,キャリアデザインの講義の中で,三上教授による「クリエイティブ職講座」で,クリエイティブ産業就職のための調査,ポートフォリオ制作について紹介がありました.夏休みを経て,学生の皆さんが大変たくさんのポートフォリオを作成しておりますので,その講評会をメディア学部就職委員会主催で実施することとしました.
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そこで,2017年9月29日4,5時間目に,株式会社ボーンデジタル 尾形 美幸 氏を講師をしてお迎えし,講評いただくことにしました.
尾形さんは,CG-ARTS時代にCGクリエイター検定やWebデザイナー検定など、アート・デザイン方面の教科書や検定試験の編集を担当していました。その後フリーランスを経て、現在はボーンデジタルという会社で、CGWORLD Entry.jp(https://entry.cgworld.jp)の記事制作や、書籍制作などを担当しています。
ポートフォリオ関連の著書、共著書(下記2冊)を出版した経験があり、ポートフォリオ制作の講師としての活動も活発に行って見えます.
『ポートフォリオ見本帳』(2011/MdN) http://amzn.asia/2wydDja
『ポートフォリオアイデア帳』(2016/ボーンデジタル) http://amzn.asia/3Ucl7Xf

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ポートフォリオの講評を希望する学生を募ったところ,ちょうど10名の学生が希望しました.180分で10名ですので,大雑把に言って,一人当たり15分です.最初に学生に数分で制作意図などを紹介してもらい,尾形さんに講評していただくという手順で行いました.事前にポートフォリオを集めており,当日の朝に尾形さんにメールでお送りしました.午後には,それらの内容を事前にチェックいただき,次のようにしてまとめていただきました.


学生らの作品やその場での質問に応えていただくために準備したスライドは,220枚を超えてしまったということでした.

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学生による説明の後,修正したらよいと思われる部分を赤入れしながら,具体的に示していただきました.学生らも納得の様子で聞いていました.その例を写真で示します.指摘内容は学生らがかなり熱心にまとめていましたので,参加した学生がお互いにメモを持ち寄り,いい資料を作ってくれることを期待しています.

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また,講義終了時には,事前に申し込みをしなかった学生が直接ポートフォリオを見ていただていました.
さらに,講義の感想などを記入してもらったのですが,その中に質問も書いてありました.次の日にはその感想や質問を読んでいただき,回答を送っていただきました.
その一部を最後に掲載します.
Q:ポートフォリオ作成の時、ノドを考えた余白作りは考えた方が良いですか?
A:ノドと小口にそれぞれ2cm程度の余白を作っておけば、見やすさが損なわれることはほぼありません。また、ノドと小口の余白の横幅を変えてしまうと、ページの組み替えが柔軟にできなくなってしまうためお勧めしません。気になるようであれば、実際にテストページを紙出力し、クリアファイルに入れ、見え方を確認してみると良いでしょう。多くの場合、ノドと小口の横幅が同じでも、大きな問題はありません。
Q:表紙が無個性と皆が言われていましたが、どのような作品やポートフォリオが個性があると言えますか
A:「皆」ではなく、猪巻さんの表紙は個性があったと思います。自分が何をやりたいのか、何ができるのかが伝わる表紙で、自己紹介や、作品の内容と一貫性のあるポートフォリオほど、見る人の印象に残る、個性のあるポートフォリオと言えます。そういうポートフォリオの例を見てもらうと伝わりやすいので、今後似たような機会があれば、講義中、あるいは講義後に、直接質問してもらえればと思います。書籍『ポートフォリオアイデア帳』の68ページ、77ページも参考になると思うので、もし機会があればご覧いただければ幸いです。
Q:as programmer I should I include project if not program (Maya)
A:志望職種との関連性が低い作品をポートフォリオに入れる場合は、見る人に誤解を与えないように配慮しましょう。具体的には、ポートフォリオの後半に入れ、作品量を控えめにすると良いでしょう。あなたの場合であれば、プログラム作品を前半に、Mayaで制作した3Dモデル作品などは後半に入れ、プログラム作品の量を多めにすれば、相手に誤解を与えることはないと思います。志望職種はプログラマであることが伝われば、3DCG作品は、あなたの知識や経験の幅広さを伝えるものとして、プラスに働くと思います。
Q:表紙に関して学生のポートフォリオは無個性が多いと言っていましたが、個性的な表紙の例をいくつか見せてほしかったです
A:例を用意はしていましたが、講義時間が足りず、お見せすることができませんでした。今後似たような機会があれば、講義中、あるいは講義後に、直接要望を伝えてもらえればと思います。そうすれば、他の解説時間を削って例をお見せできたかもしれません。今回レビューした学生さんの中では、猪巻さんの表紙は個性があったと思います。自分が何をやりたいのか、何ができるのかが伝わる表紙で、自己紹介や、作品の内容と一貫性のあるポートフォリオほど、見る人の印象に残る、個性のあるポートフォリオと言えます。書籍『ポートフォリオアイデア帳』の68ページ、77ページも参考になると思うので、もし機会があればご覧いただければ幸いです。
メディア学部 近藤邦雄,三上浩司,大原延恵

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