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システム基盤技術の基礎: デジタル符号化を体感しよう

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技術コースの羽田です.
システム基盤技術の基礎では,現在のメディアを扱ううえで欠かすことのできないデジタルメディア,とくにインターネットの話を主にしています.とはいえまだ3週目ということもあり今週はインターネットのさらに基本となる符号化という話を行いました.
デジタル化の利点としては,まず情報を伝えるときに劣化がおきないことが挙げられます.これを体感してもらうために,写真のようなワークシートを用意し,伝言ゲームをやってもらいます.

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最初に教室のいちばん端に座っている人に,簡単な絵を配り,それを書き写してもらいます.このときは(A)の枠をつかいます.書き写せたら,となりの人にその絵を見せること伝言ゲームのように絵を伝えていくのです.こうすることで簡単な絵であっても伝える過程により,最終的にはだいぶ違った絵になってしまうことが実感できます.
これに対してデジタル通信を模した実験では(B)のシートのマス目を塗りつぶしてつくった絵を同じように伝えてもらいます.
こちらはもちろん,端から端まで,よほどのことがないかぎりまったく同じものが端まで伝わります.とはいえ,縦横5マスの方眼を塗りつぶした絵ですので,最初にやった普通のお絵かき伝言に比べると荒い絵になっていることもわかります.とはいえこれをさらに細かくして,色をつけていくと,どんな絵であっても本物と寸分かわらない情報を伝えることができるようになりますね.これがテレビがフルハイビジョン,4K,将来的には8Kとドット数が増えている理由のひとつです.
こうやって講義の中でも自分の経験としてデジタル通信の基本を学んでほしいとおもっています.
(羽田久一)

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