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卒業研究の紹介(コム・メディア・デザイン研究室)ー 色により注文する料理

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当研究室で現在行っている卒業研究テーマについて紹介いたします。今回は、色で食べたいものを伝えることを試みるものです。

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漠然と食べたいもののイメージがあっても、具体的な料理名に特定するまでにはなっておらず、店や注文をなかなか決められないという経験はないでしょうか?また、なんとなく茶色いものが食べたいとか、緑のものが欲しいというように、食べたいもののイメージが色で浮かぶようなことがないでしょうか?食べ物の色は、味やカロリー量となんとなく結びついたイメージがあるため、色が食べたいものと結びつくことがあると思います。

この研究は、そうしたことを例にとって、はっきりと言葉にすることができない曖昧なイメージで頭のなかにあるアイデアを、曖昧なままで伝えることが出来ないか試そうとするものです。

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具体的には、このために用意したペイントツールで頭の中に浮かんだイメージ(色)を塗りたくり、それに近い色の配分の料理を画像解析で対応させるというものです。この研究は意図を理解してもらうのが難しく、体験をしてもらうと大抵の人は特定のメニューを絵として描こうとしてしまうようです。ここでは「特定のメニュー」が思い浮かばずに、なんとなく色味だけ浮かんでいるという状態で、その思い浮かんでいるものを伝えてやりとりすることを目指したのですが、その意図を通じさせるのがまず難しいようです…

そもそも頭にはっきりとしたメニューが浮かんでいないことを前提としているので、対応して出て来る料理がその人が考えていたことと当たっているとか外れているということを目指しているわけではありません。出てきた料理に対して、そういえばこんな感じが欲しいんだったなという感覚を持ってもらえればいいのです。こういう伝え方によって注文するレストランも面白いのではないでしょうか?

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この研究は、この9月に行われた第19回感性工学会大会という学会において、研究を行っている4年生がポスター発表をいたしました。

太田高志

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