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授業について思うこと

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本学では、教員による授業の相互点検が定期的に行われています。毎学期いくつかの授業が選ばれ、それを担当教員以外の教員数名が聴講してコメントするというものです。授業の良いところや悪いところをフィードバックし、より良い授業を作っていこうという目的で行われるものですが、聴講する側の教員にもメリットがあります。

先生によって教え方は様々ですが、ほとんどの授業で「これは真似してみよう」というものが、いくつか見つかります。特に最近は、Moodleという学習支援システムが普及してきたこともあり、ITの活用方法という点で、毎回のように発見があります。この場合、「授業点検」というより「授業参観」と言った方が良いですね。

さて、授業点検のときに問題なのが、「授業が面白い」ということです。大学教員といっても、自分の専門分野以外のことについては知らないことも沢山あるので、そういった分野の授業は初めて聞くことばかりです。若い学生さんたちに混ざって聞いていても、好奇心だけは人一倍あるつもりなので、ついつい聞き入ってしまいます。自分も学生時代には気付かなかったのですが、今になってみると、大学の授業って本当に楽しいです。でも、本当は「わかりやすい教え方をしているか」「シラバスに沿った内容になっているか」といったことをチェックしなければならないのに、終わってみると「面白かった」ということしか覚えていないのでは、点検になりませんね。

そういうわけで、自分の知的好奇心に少しだけブレーキをかけつつ、客観的に授業を見る努力をしているわけですが、そんなことを気にしなくていい学生さんたちは本当に羨ましいです。ぜひ授業の楽しさを満喫して下さい。(と30年前の自分に言ってあげたい)

(大淵 康成)

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