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学会発表: 対戦ゲーム中の相手の表情を読む

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メディア学部の渡辺です。みなさんこんにちは。

秋は多くの学会が開催され、本学からも多くの研究成果が発表されます。このブログでも、既に多数の学会発表についての報告が挙がっておりますが、このビッグウェーブに乗っかって私も指導学生によって発表された成果を紹介していきたいと思います。

今回の記事で紹介するのは、学部4年の星光彦君による「ポーカーにおける表情から相手の手を見抜くAI」という研究です。この研究は、2017年11月9,10日に行われた情報処理学会デジタルコンテンツクリエーション研究発表会にて発表されています。
カードゲームなどの対戦ゲームにおいて、相手の表情やクセなどから心理状態を読み取ることを「テル」といいますが、この「テル」をコンピューターによって実現することを目指したものです。今回は、表情の微妙な変化を Kinect というセンサーデバイスを用いて検出し、現在の相手の心理状況を推測するという手法を用いています。以下の図は、Kinect を用いて表情検出を行っている様子です。

Kinect_2


現時点ではまだ大ざっぱな表情状況しか読み取っておらず、カードゲーム対戦で利用できるレベルでの微細な変化の検出には至っていません。学会発表の質疑では、より精度を上げていくことや、顔表情と心理の関連性を追求していくことが課題として指摘されました。

(メディア学部准教授 渡辺大地)

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