集中力・継続力・パルス
2018年1月 7日 (日) 投稿者: メディア技術コース
先日予告した西田友是先生の講義が行われました。
これまでの研究や経験の話をされたあと、先生が制作された最新版のCG技術体験教材から、いくつかのCG基本技術の解説が行われました。登録すれば、だれでもWebブラウザでプログラムを動かしながらCG技法を体感することができるものです。
200名の履修者が出席しました。この授業は60分の講義と30分の質疑応答に分かれています。講義の間、学生はPCで質問を書き込んで送信します。その中から補助教員が質問を選び、質疑応答のときはスクリーンに質問リストを表示します。
30件ほど選ばれた質問に、西田先生はていねいに回答してくださいました。その中から一つ、私がもっとも印象に残った質疑応答を紹介します。
[履修生からの質問]
『先生が今まで見てこられた中で、CG業界などの研究者で優秀である方々に共通していた要素などはありますでしょうか? 』
[西田先生の回答]
「共通しているのは集中力が非常に高いことです。」
「あとは継続する力です。長時間働くということではなく、あきらめないで続けるということです。」
「自分が若かった時に指導教員から言われて非常に良かったことがあります。それは『パルス状』の実力をつけなさい、ということです。」
「パルスというのは一点集中型で飛び抜けている、ということです。どんな小さい分野でもいいから誰よりも優れていることを一つ持つことがまずは大事です。そうすると他のことはそれほどでなくても周囲から認められます。そして自然に優れた人たちから声がかかるようになり、知識や能力も拡がっていきます。」
メディア学部 柿本正憲
「卒業生向け」カテゴリの記事
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019.03.09)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019.03.03)
- メディア学部の提携校である香港城市大学への訪問(2019.02.27)
「在学生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019.03.14)
- あにめたまご2019「文化庁若手アニメータ等人材育成事業」(2019.03.12)
- タイの提携校、キンモンクット大学トンブリに短期訪問しませんか?(2019.03.11)
- 学会紹介:ADADA Japan学術大会と情報処理学会EC2019(2019.03.09)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
「授業紹介」カテゴリの記事
- トップレベルの論文を読み込む「CG技術特論」(大学院授業紹介)(2019.03.13)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(3)(2019.02.22)
- タンジブルインタラクションデザイン最終発表(2019.02.13)
- 専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」2018後期(2)(2019.02.12)
「高校生向け」カテゴリの記事
- チュラロンコン大学からのインターン学生との再会(2019.03.14)
- 大学院授業:プロシージャルアニメーション特論の紹介(2019.03.08)
- ゲームの学会?!(2019.03.07)
- 香港理工大学デザイン学部の紹介(2019.03.04)
- 香港理工大学デザイン学部を訪問し、学部長Lee先生にお会いしました!(2019.03.03)