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「メディア」を3つの言葉で表すと

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明けましておめでとうございます。

メディア学部は今年4月に第20期の入学生を迎えます。

本学部は、1999年に日本で初めてメディアという言葉を学部・学科名に使いました。その後多くの大学でメディアを名称に含む学科が作られました。今では全国で80近い学部・学科名が「メディア」を含んでいます。それらの多くは、既存の学部学科の名称を変える改組によってできました。

メディアは「媒介」あるいは「媒体」の意味ですから、メディア学は本質的に複数分野にまたがる学際的な分野です。情報・社会・デザイン・芸術・文学・国際など、各学部学科は特定分野を母体にしています。

本学メディア学部は既存学部の改組ではなく、新規に作られました。東京工科大学ですから、理工系という大きなくくりはあります。それでもできるだけ総合的にメディアをとらえた場合に学部としてどうあるべきか、入念な議論と準備を経て1999年に設立されました。

そのとき以来、本学部は一貫してつぎの3つの領域でメディアを考えています。

  • 表現
  • 技術
  • 環境

これらは今でもメディア学部の中核的な概念となっています。現在、メディア学部には3つのコースがあり、在学中に学生はどれか一つを選びます。それらは以下の3つです。

  • メディアコンテンツコース
  • メディア技術コース
  • メディア社会コース

そもそも何をするのか、というとらえ方をすれば、つぎの3つの動詞で表せます。

  • つくる
  • 伝える
  • 活用する

これらの対象はいずれも「情報」です。対象をもう少し掘り下げて、何を扱うのか、ということなら、つぎの3つの名詞で表せます。具体性のある用語も併記しました。

  • コンテンツ(情報・作品)
  • コンテナ(映像・CG・音声・文字)
  • コンベア(書籍・テレビ・PC・スマホ)

以上、本学メディア学部の考える「メディア」をいくつかの切り口で紹介しました。それぞれの3つの順番も勘案して対応が取れています。もっとも抽象的な言葉が「表現」「技術」「環境」ですが、読者の皆さんそれぞれ上記のうちどれかしっくりくるとらえ方で憶えてもらえればと思います。

受験生の皆さん向けにわかりやすく説明するとしたら、おおまかに芸術系・理系・文系と言ってもかまいませんが、上記各分類に対しては柔軟にまたがっています。もちろん、本学メディア学部は文理芸術融合の学部です。

本年も東京工科大学メディア学部をよろしくお願い申し上げます。

メディア学部 柿本正憲

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