卒研発表会終了「音と音声によるインタラクション」
2018年2月 9日 (金) 投稿者: メディア技術コース
みなさん、こんにちは、
今ちょうど、4年生の卒業研究の発表会の最中です。パワーポイントを使って口頭で発表する研究室とポスターを使って発表する研究室があります。
「音と音声によるインタラクション」研究室では口頭発表を行いました。一人あたりの持ち時間は15分で10分発表、5分質疑応答です。発表したテーマを簡単に解説しましょう。
歌唱特徴による表現技術の印象の違い
同じJPOPの曲を歌っている3名の歌手の特徴の違いを分析しました。
声質の類似性要因の分析
声優さんで似た声の人がいます。さて、私たちは何をもって似ていると感じるのでしょう?
音と映像の組み合わせによる心情変化の強調の演出
映像では音が使われることがほとんどですが、効果のある音と効果のない音があります。
障害物のある空間における音源の変化
物陰から聞こえる音は目の前からの音と違って感じます。フィルタで物陰の音を表現。
ライブ会場収録音源の音質改善
ライブ会場の雰囲気を演出する音響フィルタを設計しました。
モノラルラジオの複数発話者の立体的表現法
モノラルラジオの登場人物を左右に広げて配置する方法。これから学会で発表します。
楽曲中のドラム系打楽器音の検出
ドラムはたくさんの種類があり、みんな音が違います。さてどこが違うのでしょう。
音が与える印象要素の分析
音で季節を感じさせるにはどうすればよいかの分析です。
テーマパークにふさわしい音楽の要因の分析
テーマパークには音楽が流れていますが、その雰囲気を盛り上げるにはどんな音が良い?
マスタリングにおける音の歪みの知覚特性の分析
音楽の編集作業の1つがマスタリング。歪感のないマスタリングをするには?
メディア学部では卒業研究を学会発表することが多いです。今年は34の研究室で卒業研究が行われています。そして、この1週間、研究成果の発表会が行われています。
どんな新しい研究が生まれるか楽しみですね。
相川清明
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