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「しぶやでこうか」でサウンド関連3テーマの発表(その2)

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メディア学部の大淵です。

「しぶやでこうか」での発表をもう1件紹介します。佐藤圭さんの「音声合成を用いた漫才における間の最適化」です。

このテーマでは、漫才の声のリズムやイントネーションが、漫才の面白さにどう影響しているのかということに焦点を当てました。こうした場合の科学的なアプローチは、リズムやイントネーションの特定要素だけを変化させて、それ以外の要素はすべて同じであるネタを用意し、聞き比べてみるという方法です。しかし、人間による実演では、そうした厳密なコントロールはなかなか簡単ではありません。そこで考えたのは、実演の代わりに音声合成を使ったらどうかということでした。

リズムやイントネーションの調整が簡単にできそうな音声合成ツールとして、CeVIO Creative Studioというソフトを使用しました。実際のネタを入力し、試しに聞いてみたところ、結構面白く感じられます。これならいけそうだということで、いろいろと調整をしてみることにしました。その中で最初に試みたのが、「間」の調整です。

Sato

漫才では、「ボケ」と「ツッコミ」という役割がはっきり決まっていることが多いのですが、調べてみてわかったのは、ボケとツッコミで最適な間の取り方が異なるということです。今回は、音声合成漫才の実演つきの発表だったので、会場の皆さんにもその違いを体感していただけたのではないでしょうか。

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