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AIと音響分析(先端メディア学・先端メディアゼミナール)のスタート

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4月19日に大淵先生の「AIと音響分析」をテーマとした先端メディア学・先端メディアゼミナールがスタートしました。これから半年、このテーマを選択した7名の2年生と3年生が研究室に来て研究に取り組みます。そのうち3名は昨年度から継続して音メディアの研究をしてきた学生です。越智もこの授業のサポート役として参加しています。

第1回ではまず、これからどういう音を扱っていくか、ブレインストーミングを行いました。案としては、動物の鳴き声を調べたい、音から空間を調べたいといった話や、物の音からその物の劣化を知って交換時期がわかるようにしたい、といったことが挙げられ、音とひとことで言っても色んな可能性があることが議論されました。

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その後は、AIを使いこなすための予備知識として、Linux(リナックス)というOSでコマンドを駆使してコンピュータを操作する方法や、プログラミング言語Python(パイソン)で機械学習のツールの操作を自動化する方法の勉強を行いました。機械学習では、学習データの特徴量を入れて学習するのに時間がかかり、なおかつ最適な特徴量を探索するのに何百回と学習を行う必要があります。特徴量は、音でいうと、ある音の周波数(高さに相当する量)の平均値や最大値、分散などたくさん取り出せますが、学習に全部使うと必要以上に学習データに沿った学習がされてしまって未知の音に対応できなくなるので、適切な特徴量の組み合わせを選ぶ必要があります。プログラミングによってコマンドを自動で実行していって次々と特徴量の組み合わせを変えて学習を試せば、何百回も手入力でコマンドを入れなくても済みます。
こうして研究とそれに関わるコンピュータの使い方を習得し、最終的には学会論文の形式で成果をまとめることを目指します。
メディア技術コース 越智

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