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2018年6月

WEB 3D アニメーション

2018年6月30日 (土) 投稿者: メディア社会コース

現在、メディア学部では「ソーシャルコンテンツデザイン」という授業を3年生対象に進めています。この授業では社会の発展に役に立つコンテンツを作る方法について学びます。学生たちが将来、教育、地域振興に貢献してくれることを期待しています。

XVL WEB3D Playerを用い、WEB上に3Dアニメーションを作成する技術も学生たちは学んでいます。サンプルをしめします。

ロケットをクリックしてください。アニメーションが動き出します。ロケットが発射され、その後、ロケットがいくつかの部品に別れ、最後、衛星が開放される様子が説明されています。

WEB3Dは今後、教育、ホームショッピング、カタログ作成等、幅広い世界で使われていくと
思います。

千代倉

何の断面図でしょう? Q1~Q3

2018年6月29日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは、コンテンツコースの加納です。

私は物体内部を計測するX線CTを使って、断面図から3DCGを生成し、調理トレーニングを行うシステムの開発に取り組んでいます。
バーチャル調理トレーニング

そして先週、新たにさまざまな食材のCT撮影を行ってきました。せっかくなので、断面図から何を撮影したかを推測するクイズを出していきたいと思います。静止画から推測するのも面白いのですが、今回はより楽しんで頂けるよう、動画にしてみました。

Q1: 何の断面図でしょう?

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大学院授業 ソーシャル・デザイン特論

2018年6月28日 (木) 投稿者: メディア社会コース

2015年に国連による持続可能な開発目標アジェンダ2030(SDGs)が採択されましたが、本学でも長年サステナブル社会の実現と社会に貢献する人材育成を理念に掲げています。SDGs2030は、世界の貧困、教育、環境や、持続可能な街づくりなどを含めた目標17項目と169のターゲットにより成り立っています。

Sdgs

大学院科目、ソーシャル・デザイン特論では、持続可能な社会の実現のためのアイデア、プロセス、ビジネスや社会システムをデザインすることをテーマに扱っています。そもそも、
ソーシャル・デザインとは、より良い社会のためのプロダクトデザイン、として捉えられてきましたが、近年、広義の意味において使われるようになってきました。
例えば、より良い社会のためのプロダクトデザインだけでなく、社会システムや、IT技術などを駆使した新しい、社会を築いていくことまで指すようになりました。いずれも、産学官、そしNPO、NGOや市民レベルでの連携が不可欠です。その為にも斬新なアイデアや、 課題解決に向けたデザインが重要です。
ソーシャル・デザイン特論では、広義における、デザインの定義、近年話題となっている デザイン思考の様々なアプローチについて、グローバル課題とデザイン思考の応用、コミュニティデザイン、そしてソーシャル・デザインの成功事例について学びます。
最終発表では、グループでSDGsに関連した課題を選び、解決に向けたデザインを提示しました。今年は、”タイのゴミ問題の解決とデザイン”や”中国の農村部と都市部との教育格差の是正の為のIT活用”などがテーマに上がり、充実した議論で盛り上がりました。
文責:飯沼瑞穂

社会学・社会科学系論文データベース トライアル実施中!

2018年6月27日 (水) 投稿者: メディア社会コース

これから卒業論文や修士論文、博士論文を書く皆さん。

中でもいわゆる文系分野の、コミュニケーションやエンタテインメント、ビジネス、マーケティング、広告、組織マネジメント等々の領域で論文を書こうとしている/書いている皆さん。

お待たせいたしました!

現在、本学でEBSCO HOSTという文系論文データベースが試験的に運用されています。

トライアル期間は9月末まで。

この機会にじゃんじゃんキーワード検索し、自分の研究に関係ある先行研究をダウンロードしておきましょう!!

 

学術研究は、レポートや小説や日記を書くのと違って、先行する学術研究をベースにして行う必要があります。

つまり、まず他の人の論文を読まなくてはいけないのです。

これを、「先行研究レビュー」といいます。

先行研究なしに研究は成り立ちません。論文は書けないということです。

 

また、先行研究レビューは論文を書き始める前だけ行えばいいかというと、そうではありません。論文を書いている最中も、レビューは継続的に行う必要があります。

自分の考察の裏付けを示すためにも、先行研究からの引用は必須です。

これまではデータベースがなかったので、必要な論文を入手するのが非常に困難でした。

しかし今回のトライアル導入で、欲しい論文が手に入りやすい状態になっています。

EBSCO HOSTの論文データベースには、学内だけでなく、学外からもアクセス可能です。

アクセス先のURLや、論文の検索方法など、わからない場合は図書館もしくは先生方にお尋ねください。

 

良質な論文を書くためには、良質な論文をたくさん読まなくてはいけません。

論文って、読んでみると本当に面白いんですよ!

この機会に、多くの人が論文と研究の魅力に気付いてくれることを願っています。

1

 

 

(画像:私の論文が掲載された学術論文誌。こういった雑誌に出ている学術論文のpdf版が、データベースで引き出せるというわけです)

 

 

 

(メディア学部 森川 美幸)

東京工科大学では初!新CSR検定3級をメディア学部生が取得

2018年6月26日 (火) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは! メディア社会コースの飯沼です。国際教育開発プロジェクトの卒業研究を履修している、園部由美子さん 4年生が東京工科大学で初めて、新CSR検定3級を取得しました。
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こちらは、SDGsなどとも関連し企業の社会的責任に関する知識を問う検定で、本学での取得者は初めてです。「企業の社会的責任X社会対応力」を培うための検定です。近年、企業ではCSR部署の設置などが進んでおり、このような資格を得ることは、就職にも役立ちます。
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メディア学部ではソーシャル・デザイン教育を行っており、このような検定を取得することも可能です。園部さんは3年生の後期科目 ”ソーシャル・アントレプレナーシップ”を履修後授業内容を元に勉強しました。

園部由美子さんは、早期卒業プログラムの修士課程に進学予定です。
以下が検定の内容です。
https://www.csr-today.biz/exam/grade3


特に、メディア社会コース志望の皆さん、このような機会もあるので是非、視野を広げて勉強してもらいたいです。

文責:飯沼瑞穂

ハリウッドのアニメーターによる視覚効果の制作技術の講演会

2018年6月25日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

ハリウッドのアニメーターMatthew(マシュー)氏による視覚効果の制作技術の講演会のお知らせです.
Matthew(マシュー)氏は,長年メディア学部と交流を続けているアメリカの南カリフォルニア大学出身で,本学にも何度も訪問しております.現在ハリウッドでアニメータとして活躍しております.来日の機会に,本学での講演が実現できました.
ぜひ多くの方にご参加いただきたくご案内します.

メディア学部,大学院メディアサイエンス専攻 講演会
日時: 2018年6月28日 午後3時から6時15分
場所:  片柳研究所 KE203
題目:  An Introduction to Hollywood Visual Effects Production Methodologies
[ハリウッド視覚効果の制作技術の紹介]
講演者: Matthew Steidl (マシュー・スタイドル)
Encore VFX (a subsidiary of Deluxe Entertainment)
アンコールVFX (デラックス・エンターテインメントの子会社)

Matthewsteidl

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映像と音楽、そして声

2018年6月24日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース

ある映像に「合う」音楽とはどのようなものでしょう?
あるストーリーを明確に伝える「声」はどのようなものでしょう?
誰しもが知りたいナゾです。
この疑問を解くためには、様々なアプローチがあります。
  • 人間の知覚や認知のメカニズムを研究する
  • 社会や文化との関わりを研究する
  • ひたすら「合う」と思うものをセンスで作り続ける

こうした様々なアプローチがある中で、今日は「制作手法を調べる」という研究アプローチをご紹介します。

邦訳が出ておらず日本ではあまり知られていませんが、こうした研究に取り組む著名な学者のひとりにDavid Neumeyerという研究者がいます。音楽理論の専門家としてキャリアを積んだNeymeyerは「構造的に音楽をとらえる」という方法を拡張して「映像も音楽も音も、全てを構造的にとらえる」という手法を編み出し、映画音楽・映画音響研究の第一人者にもなりました。世界の映像音楽・映像音響を学ぶ学生が、まず最初に辞書のように参考にする「The Oxford Handbook of Film Music Studies」(2014)の主要な編集者の一人でもあります。

もう1名はBrian Kaneという研究者です。こちらは「映像と音」というよりも「見えないのに聞こえる音とは?」ということを、様々な作品の作られ方を中心に丹念に追いかけています。見えないのに聞こえる音…というと不思議な感じもしますが、実はわたしたちが録音物で音楽や声を楽しんでいるということは、「演奏者が演奏している姿が見えないまま、音だけを楽しんでいる」という現象です。考えてみたらとても不自然なことですね。なぜこのような聴取が可能なのでしょうか。音だけを聞いているわたしたちの頭の中では、いったい何が起こっているんでしょう。日本ではアニメや声優ファンを中心に、ラジオドラマや声を中心としたCDタイトルが根強い人気を誇っていますが、こうしたコンテンツを研究しようと思ったら、Kaneのようなアプローチに行き着きます。「Sound Unseen」(2014)という書籍に、その研究の成果がまとめられています。

この両者に共通するのが、1980年以降、映画音響研究者として長年活動を続けている、フランスのMichel Chionの著作を頻繁に参考にしているという点です。Chionの著作は、幸いいくつかは邦訳があり、読んだことがある方もおられると思います。

問題はここからです。

近年の映像と音・音楽の関わりは、確かにChionの成果を基盤にはしているのですが、邦訳されている書籍が参考にされていることはほとんどなく、アメリカ人であるNeumeyerやKaneが参考にしているのは、邦訳が出ていない著作の英語版ばかりなのです…。

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日本語版が出ているChionの著作を読むと、あまり「制作技法」や「構造的にコンテンツの要素をとらえる」という研究者にはみえず、気ままにエッセイを連ねているように読めます。しかし英訳の著作を読むと、過去の名作がどのように制作されているのかや、それを構造としてとらえるメソッドのようなものが、とてもドライに、シャープにまとめられています。

英語にまとめられている研究成果をもとに、NeymeyerやKaneはさらに今日的な研究に発展させているのです。

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「英語か…。たいへんだなぁ…。」

安心してください。

メディア学部では、こうした国際的に水準の高い内容をコンパクトにまとめて、授業や演習でお伝えしています。フランス人やアメリカ人のキャリアの長い研究者の感覚と、みなさんのような日本人の若者の感覚が同じか違うか…は、こうした知的基盤を「ものさし」として知った上で、自ら創作する演習を通じて確認・検証を行なっていく機会もあります。

6月17日に開催されるオープンキャンパスでは、映像音響機器の操作を学ぶだけでなく、こうした研究を本格的に進め始めている先輩たちが「音と映像のコラボレーション」のあれこれを試している様子を視聴できます。みなさん自身にも、プロ用のツールを体験してもらえる時間も用意しています。

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センスだけで突き進めるのも若者の特権ですが、大学に来て、国際的なメソッドや考え方を早いうちに学べるのもまた若者の特権です。メディア学部で、そのチャンスをぜひ活かしてみてください♪

(伊藤彰教:特任講師)

提携校Thammasat大学との交換プログラムスタート

2018年6月23日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です.

6月14日より,提携校であるタイのThammasart大学との交換プログラムがスタートしました.
タイから3年生から4年生に進級するタイミングの5名の学生が来日し,8月初旬までの間,東京工科大学で学びます.

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国際教育開発プロジェクトにてSDGs貿易ゲームを開催

2018年6月22日 (金) 投稿者: メディア社会コース

こんにちは、卒業研究の国際教育開発プロジェクトではSDGs2030 国連の持続可能な開発目標2030を意識した研究を行っています。本日は、千代倉研とも合同で、貿易ゲームというグローバル経済の仕組みを知るためのシミュレーションゲームを行いました。

このゲームを元々英国の、クリスチャンエードというNGOが、1970年代に開発したものですが、現在のグローバル経済に適応した形に改良を加えたシミュレーションゲームとして広く知られているものです。今回は、SDGs2030の目標8の”働きがいも経済成長も”と目標10の”人や国の不平等をなくそう”に関連したテーマを知る目的で行いました。ファシリテーターには4年生のゲオタキティポン君と坂本将悟君にファシリテーター役になってもらいました。
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発展途上国と先進国の間の経済格差の問題について考えるゲームとなっており、
グループ毎に、世界の国を想定し、経済活動を限られた資源と技術で行ってもらうという
ゲームです。
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先進国、発展途上国、最貧国のグループに分かれてゲームを行います。仮想の支援を国際団体からの支援が途中入ったり、仮想のグローバルマーケットの価格が変動したりといった変化の中でどのようにグループメンバーが対応するかによって結果が変わります。
今回、学生たちは楽しんでなるべく経済発達を自分のチームが出来るようにゲームを進めたようです。
文責 飯沼瑞穂 千代倉弘明

6/17 オープンキャンパス・レポート by新任・森川 第三回:メディア社会コース編

2018年6月21日 (木) 投稿者: メディア社会コース

レポートブログ第一回はこちら

レポートブログ第二回はこちら

 

617日に開催された八王子キャンパスオープンキャンパスのレポートブログ!

ラストとなる今回ももちろん私、新任・森川がしっかりご報告します。

 

メディア社会コースのご紹介の前に…

実は会場では、このブログとメディア学部の先生方が執筆されたテキスト書籍の紹介もされていたんですよ!

 

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多くの皆さんがブログ画面を操作して記事を読んでくれたり、書籍を手に取って“大学の授業”に思いを馳せたりしてくれたようです。

このブログでは、メディア学部教員によって書かれたさまざまなトピックの記事が、毎日更新されています。

今回オーキャンに来られた方も、残念ながら来られなかった方も、是非毎日覗きに来てくださいね!!

 

さ、ブログPRはこのくらいにして、レポートに戻ります!

メディア社会コースの展示は、片柳研究所5階で行われました。

 

 新しい広告の研究(担当教員:進藤、藤崎)

進藤先生と、私と同じ新任の藤崎先生による広告関連の展示です。学生スタッフが参加者に好きなテレビCMやウェブ動画広告について聞いたり、デジタル時代の広告について説明したりしていました。熱心に耳を傾ける参加者の表情が印象的でした。

 

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 相互行為って何?(担当教員:山崎)

http://blog.media.teu.ac.jp/2018/06/post-9a0c.html

ブログでPRしてくださった通り、任天堂LABOで行った実験の映像を基に、ビデオ分析から相互行為について明らかにした展示。概念的な説明ではなく実例を用いることで、高校生にもわかりやすい内容になっていたと思います。


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 デジタルサイネージ(担当教員:吉岡)

5階の踊り場で行われたこの展示。最近街中でよく見かけるデジタルサイネージにひと工夫加え、ユーザーが画面に触れることなく、自由自在に映像を動かせる仕組みになっていました。参加者は実際に行かずとも、八王子キャンパスを隅から隅まで散策することができました。

 

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センサーがユーザーを感知し、動きを認識するようになっています。

 

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この展示を体験してみると、確かにデジタルサイネージ業界には今後注目すべきだと思わずにいられませんでした。さまざまな可能性が広がりそうです。

 

この他、5階ではポスターの掲示も行われました。

メディア学部の取り組みや、さまざまな研究の内容がよくわかる展示で、高校生だけでなく同伴者の方々も足を止めて見入っておられました。

 

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今回のオーキャン・レポートは以上です!

楽しんでいただけたでしょうか?

次回の八王子キャンパス・オープンキャンパス715日(日)

今度は片柳研究所だけでなく、研究棟Cも会場になる予定です。

今回のオーキャンでも学内の巡回バスをご利用いただけましたが、次回は会場移動のためにもご活用いただけると思います。

 

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今回来られた方も、来られなかった方も、是非7月のオーキャン参加をご検討ください!

また違うメディア学部の顔をお見せできると思います。

皆様のご来校をお待ちしています!!

 

(メディア学部 森川 美幸)

6/17 オープンキャンパス・レポート by新任・森川 第二回:メディア技術コース編

2018年6月20日 (水) 投稿者: メディア社会コース

レポートブログ第一回はこちら

 

617日に開催された八王子キャンパスオープンキャンパスのレポートブログ!

今回ももちろん私、新任・森川がお届けします。

 

当日は展示とは別に、柿本学部長によるメディア学部の学部説明も行われました。

この説明会&体験報告に、たくさんの高校生と保護者の方々が詰めかけてくださり、何と会場が満席に!

補助席も必要になるほどの大盛況となりました。

 

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5階のMTC(メディア・テクノロジー・センター)前では、教員と学生が個別のご相談にも応じるコーナーも設置。こちらも多くの皆様にご活用いただけたと思います。

やはり、直接先生や先輩とお話する機会が持てるのは嬉しいですよね。

 

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今回、メディア学部の展示は片柳研究所のみでしたが、来場者は自由に学内を散策できました。

あいにくの曇天でしたが、緑の多い本校からは遠く町の様子が見降ろせて、とても景色がいいんですよ!

 

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片柳研究所とFOODS FOO(食堂やコンビニが入った建物です)の間にはきれいな庭園も。

 

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私も初めて本学を訪れた際、まるで外国の大学のような広さと緑の多さ、建物の美しさに感動したものです。今回来場した人の中にも、驚かれた方がたくさんいらしたのではないでしょうか。

 

さて、今回は、メディア技術コースの展示をレポートします。まず4階に展示されていた二つから。

 

   VRARの未来(担当教員:羽田)

CTC(コンテンツ・テクノロジー・センター)に入ってすぐ、まず行き当たるのがこちら。学生スタッフの案内に従い、ARアプリをダウンロードして会場を回ると、ゲーム音楽のBGMが付くという体験型の展示でした。

 

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日常生活に音楽が付くと、見慣れた風景でも全く違って見えますよね。

多くの皆さんに楽しんでいただけたと思います。

 

   3Dプログラミング(担当教員:渡辺)

CTC内の次の展示がこの3Dプログラミングでした。プログラミングはゲームやCG等のコンテンツ制作において、非常に重要な役割を果たします。この展示では、学生がプログラミングをして作った作品を体験できました。

この展示を体験して、本学でプログラミングを学び、自分もコンテンツを作ってみたい!と思った参加者もいたことでしょう。

 

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 汝は人狼なりや?〜嘘つきのコミュニケーション〜(担当教員:榎本)

会場は5階のMTC。人は嘘をつく時、表情や態度に変化が現れるのか? そして他人の嘘は見破ることができるのか? をテーマにした「人狼ゲーム」を紹介。ゲームの映像を分析することで、嘘つきのコミュニケーションを明らかにする、とても面白い展示でした。

 

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以上、メディア技術コースの展示レポートでした。

次回はラスト、メディア社会コースの展示をレポートします。

 

(メディア学部 森川 美幸)

6/17 オープンキャンパス・レポート by新任・森川 第一回:メディアコンテンツコース編

2018年6月19日 (火) 投稿者: メディア社会コース

皆さんこんにちは、メディア学部の森川です。

私はこの4月に着任したばかりの新任。

もちろん、本学のオープンキャンパスへの参加も初めてでした!

というわけで、初参加の私がフレッシュな目で見た、今回のオーキャン・レポートを三回に分けてお送りします!!

 

617日(日)。

いよいよ今年度初めての八王子キャンパスオープンキャンパスの開催です!

地方からも無料送迎バスで多くの方々にご来校いただきました。

 

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メディア学部の出展会場となった片柳研究所に入ると、工科大のゆるキャラ「こうかとん」と、おちゃめな受付担当学生がお出迎え。

早くも気分が盛り上がります。


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10:00から、地下の視聴覚ホールで学長による大学説明、続いて入試説明会が。大勢の皆さんが詰めかけてくださいました。

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メディア学部の出展はこの建物の4階と5階。今回のブログでは、まずメディアコンテンツコースの出展をご紹介しましょう。

 

 インターネット・ライブ映像配信(担当教員:佐々木、森川)

実は私も出展者の一人。学生による生放送を、10:50~、12:50~、15:15~と3回行いました。中継場所は何と3階から4階の間の踊り場。

 

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その映像を、インターネットで放送したのですが、4階に設置されたTVモニターでもご覧いただきました。

 

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3回目の放送では、「授業紹介」ということで、三上先生にもご登場いただきました。生放送なのに、カンペもなくすらすらと語られる三上先生、さすが! 高校生の皆さんへの熱いメッセージも印象的でした。

 

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 最先端のゲーム制作と開発技術研究(担当教員:三上、安原、兼松)

その三上先生が、安原先生、兼松先生と一緒に出展されたのが、ゲーム関連の展示。どれも非常に人気が高く、多くの皆さんがゲーム体験を楽しんでいらっしゃいました。

 

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展示されていたゲームの中には、東京ゲームショウ2018に出展する予定のものもありました。ゲームで「遊ぶ」だけでなく、ゲームを「つくる」側になることを意識できる、とても刺激的な展示だったのではないかと思います。

 

 音と映像のコラボレーション(担当教員:伊藤(謙)・伊藤(彰))

こちらも賑わっていた音楽関連の展示。アナログシンセでの音作り体験や、映像に合わせたサウンドデザインの解説は、音楽制作に興味がある高校生にとって、とても印象的だったに違いありません。

 

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私もシンセで音作りしてみたかったですが、さすがにお客様を差し置いて楽しむわけにいかず、眺めるだけで我慢しました(涙)。

 

 X線を用いた物体内部の観察技術(担当教員:加納)

XCTと言えば、ぱっと思い浮かぶのは医療分野での利用ですが、何と3DCG技術と連動し、魚調理のバーチャルトレーニングにも活用できることが紹介されていました。まさに目からうろこ!

アジの三枚おろしの特訓ができるそうですよ。

 


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 バーチャルキャンパスツアー(担当教員:菊池)

8Kの特殊カメラとドローンを使って撮影された八王子キャンパスの映像を楽しめる展示です。ゴーグルを装着し、まるで空中遊泳するような感覚で、我らが東京工科大学八王子キャンパスの風景を堪能できました。360度見渡せる動画は圧巻!

 

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菊池先生の展示では、他にも自然現象のプロシージャルアニメーションやコンテンツデザインに関する研究の紹介がありました。菊池先生自らの解説はとてもわかりやすかったです。

 

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以上、メディアコンテンツコースの展示参加レポートでした!

次回はメディア技術コースのレポートをお届けします。

 

(メディア学部 森川 美幸)

アナログ・ディジタルが交錯する新世代のエレクトロニカ

2018年6月18日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

いま「アツい音楽」はいったいどこにあるのでしょう?

アニソン?
音ゲー?

たしかに国内ではそれらも盛り上がっていますね。
では国際的にはどうでしょう。

メディア学部は音楽大学ではありませんが「音楽理論・楽曲分析」も研究対象となります。さらにメディア学部の重要な柱となったサウンドデザイン分野では「音色を作り出すツール」も大切な研究対象です。

世界の音楽クリエイションツールの見本市といえば、アメリカで開催される「NAMM Show」というイベントが大変に重要で、世界中のミュージシャンやエンジニアが、ここでの新製品を楽しみに待っています。このNAMMで、ここ数年、非常に大規模な地殻変動が起きています。

ほんの数年前まで、アナログシンセサイザーといえば、中古品がヴィンテージとして大切に扱われることはあっても、あくまで一部のマニアのものでしかありませんでした。

ところがここ数年、なんと「新作の」アナログシンセサイザーのユニットが次々と企画・発売されており、これがかなりの人気を博しているのです。

ソフトウエアメーカーもこの動きに機敏に対応しています。

Native Instruments社が開発しているサウンド・デザイン・ツール「Reaktor」では、最新バージョンで、アナログシンセサイザーと連動して動作する仕組みを取り入れ、アナログ・ディジタル融合型の音作りができるようになりました。

「アナログシンセなんて、どこで練習できるの?」

メディア学部では15年も前から、現在盛んに利用されているアナログシンセの規格「EuroRack」の元祖であるアナログシンセを20台ほど揃え、音作りの演習を続けています!

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おそらくこれだけのアナログシンセサイザーを、継続して教育に利用している大学は、メディア学部くらいなのではないでしょうか。(あまり大きな声では言えませんが、某有名コンテンツ企業の方が本学を見学された際に、必ずびっくりされるのがこのアナログシンセの一群です。)

「メディア学部に入学する前に、これらを体験してみたい!」

という高校生のみなさんは、6月17日に行われるオープンキャンパスにぜひおいでください。「オープンキャンパスでアナログシンセを体験できたから、メディア学部に決めた」という先輩方が、みなさんをお待ちしています♪

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メディア学部で、アナログとディジタルが融合した新しい音作りを学び、未来の音楽を共に奏でていきましょう!

(伊藤彰教:特任講師)

オープンキャンパスはじまりました!

2018年6月17日 (日) 投稿者: media_staff

メディア学部の羽田です.
メディア学部では,ゲーム,CG,AR,広告,音楽などさまざまな展示を
学生が主体となって行っています.

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夕方4時くらいまで行っていますので,まだまだ間に合います!
アクセスは中央線八王子駅と横浜線八王子みなみの駅から,無料送迎バスが運行しています!
お近くの方はぜひお越しください.
(羽田久一)

6/17オープンキャンパス(東京ゲームショウ前哨戦)

2018年6月16日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の三上です

6月17日(日)は,本年度最初のオープンキャンパスです.
例年,私のプロジェクト演習「インタラクティブゲーム制作」では,その年の東京ゲームショウに出展するゲームのプロトタイプを展示し,実際に来場した高校生にプレイしてもらい,そこからフィードバックを得るという試みをしております.
当日は,実際に開発した先輩たちが授業の様子やゲーム開発に必要な能力など様々なことを聞き出すことができます.

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はじめまして、サウンドデザイン!

2018年6月15日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

こんにちは。2018年4月から、新しくメディア学部に特任講師として着任しました、伊藤彰教(いとうあきのり)と申します。

「新しく」とは申しましたが、わたしはずっと以前のメディア学部がオープンした頃に、4年間ほど助手として勤務しておりました。その後も、様々な仕事をする傍らで、非常勤としてメディア学部とは「細く長く」のお付き合いをしてまいりました。

このため、東京工科大学が全く初めての環境…というわけではありませんが、非常勤として「外から」メディア学部を見ているのとはガラッと違いまして、とても新鮮です。

「知らないこと」「違うこと」に接すると、大変なこともありますが、とても良い刺激にもなって、新たな活力が湧いてきます。心機一転、また新たに、みなさんと楽しく研究していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて私の専門分野ですが、メディア学部では「サウンドデザインの研究」についての活動が認められて、教員の仲間に入れて頂きました。「サウンドデザインって一体なに?」という学生さんや高校生の方もいらっしゃると思います。

あくまで一つの例ですが、写真をごらんください。

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メディア学部では、このようなプロが使うような環境で音作りを学ぶことができます。ここで作られるのは音楽だけではなく、映像やゲームなどに必要な、音楽以外の多種多様な音も含まれます。

こうした「音楽ではないけど、コンテンツで重要な様々な音をつくる仕事」「楽器の音色を調整したり、あたらしい音響効果を生み出す仕事」は、ハリウッドではサウンドデザインと呼ばれ、大事な職種として確立しています。
 
「そういえば音楽以外の音って、どうやって作っているんだろう。気にもしたことなかったな…。」
 
こんなことに興味をもったら、ぜひメディア学部に入学して、一緒に様々な音作りについて研究していきましょう。音づくりに対する好奇心旺盛なみなさんを歓迎します!
(伊藤彰教:特任講師)

映像コンテンツのシナリオ・演出関連紹介(オープンキャンパス)

2018年6月14日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

みなさん、こんにちは。メディア学部の兼松です。

6月17日のオープンキャンパスには様々な展示が出展されますが、私が普段研究しているシナリオと演出関連の研究成果も展示します。

シナリオ関連の研究で最近のものでは「スポーツを題材にした作品の,試合中に起こるキャラクターの成長や変化の分析」や「主人公の行動・目的を邪魔する障害的要素の分析」などがあります.もちろん,シナリオ執筆を直接的にサポートする執筆ツール開発などもおこなっていますが,こういったキャラクターの役割や性格ごとのストーリー構造を分析することで,オリジナル作品を執筆する際に自分のキャラクターに適したエピソードやストーリーを執筆する支援を目的とした研究もたくさん行っています.

そして演出関連では、「敵の攻撃を回避するショットの構図(カメラワーク)設計」など、制作者の意図を反映した絵作りをするための研究をご紹介します。

また,前回の私の記事でご紹介した「シナリオアナリシス」という演習に興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、演習で行っている分析や執筆の中身ももちろんお見せできますよ!

ぜひオープンキャンパス,そして私達の展示にお越しください.

大学院授業相互行為分析特論

2018年6月13日 (水) 投稿者: メディア社会コース

今期の大学院では、相互行為分析特論として、ジェンダー(社会的性)に関する授業を行いました。私たちは人と人との相互行為のなかで、いつもではなくてもたまに男性だから女性だからという言動をします。別は、男性と女性を含むのですが、それは社会にいる人々全てを分類するのです。
 生物学的性とジェンダー(社会的性)、そして性的指向は、いくつものパターンで絡まり合い、現在ではトイレも男女兼用であったり、トランスジェンダーも入ることが出来る公共のトイレが出来たりと、性別の受け取り方は時代とともに変わっていきます。
 欧米を中心にして進んでいる同性婚も少し前には全く考えられないことでした。
 新たな社会と新たなジェンダーを、相互行為において考察する授業は、多くの院生さんが積極的に発表して、手前味噌ですがなかなかに良い授業となりました。
              山崎 晶子

plARy:ゲームBGMを使った聴覚ARアプリ

2018年6月12日 (火) 投稿者: media_staff

みなさんこんにちは.
技術コースの羽田です.
今日は,今週末に迫ったオープンキャンパスに出展する,修士2年生の関さんによる聴覚ARアプリの紹介です.
皆さんはARと聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか?
スマートフォンのカメラを向けると画面に実際の景色に加えてキャラクターのCGが出てくるものがよく知られていると思います.
実はARというのは,カメラを使うものだけではないのです.ARの定義は,
「人が知覚する現実環境を,コンピュータによって拡張すること」.
足してあげる情報はCGなどの絵ではなく,音でも匂いでも味でもいいのです.
私たちは,現実世界にゲームのBGMを付けるというARアプリの開発をしています.
ゲームのBGMというのは,そのフィールドに合った曲が流れていますよね.
また,ゲームが好きな人はピンとくるかもしれませんが,よくプレイしたゲームのBGMを聞くと,
そのフィールドの光景やその時の気持ちが思い出されたりしませんか?
そんな気持ちを日常生活で味わってみようというのがこのアプリです.
今までは屋外用に作っていましたが,今回のオープンキャンパスでは屋内での展示なので,部屋ごとにBGMが変わるように開発しています.ぜひ,ゲームの世界を冒険する気持ちで,探検してもらえたらと思います.

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(執筆:関, 文責:羽田)

150%の使い道

2018年6月11日 (月) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の渡辺です。こんにちは。

学生というと「とても自由な立場」と考えている人は多く、社会人に比べるとずいぶん余裕のある生活をしているように言われてしまうことがあります。実際のところ、自由であるということについてはその通りだと思いますが、大抵の学生は日々に余裕がなく大変忙しい毎日を過ごしているように感じます。

学生達が多忙なのは、自由であることがまさにその理由です。多くの学生は大学生になると本格的にバイトをしていく人も多くなりますし、サークルに入って仲間との活動を楽しむこともできます。また、メディア学部ではプロジェクト演習などの講義以外の演習も盛んで、こういった勉学に励む学生も少なくありません。

これらはどれも学生にとって魅力的(あるいは必要)な活動であり、ついついあれもこれもと手を出してしまいます。そうすると、一つ一つはそれほど大きな負担ではなくても、全部合わせると膨大な分量となってしまい、結果的に非常に忙しい日々を送ってしまうというわけです。

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相互行為って何?(オープンキャンパス)

2018年6月10日 (日) 投稿者: メディア社会コース

6月17日のオープンキャンパス(全てのオープンキャンパス)に山崎研は、相互行為って何というタイトルで出展します。人と人がどのようにして、違うことをしながらも、一緒に行為をすることが出来るのかを、今年は任天堂LABOで実験したビデオテープを基本にして解説します。ビデオでLABOの様子を流し、それを学生さんが説明をします。
 LABOに触るだけでも良いので、是非オープンキャンパスの相互行為って何というブースにいらしてください。
 山崎 晶子

6月17日(日)今年度最初のオープンキャンパス開催! PRブログ第三回:メディア社会コース編

2018年6月 9日 (土) 投稿者: メディア社会コース

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皆さんはあじさいの開花前線ってご存知ですか?

桜と同じように、あじさいも開花前線を観測しているのだそうです。

5月末ごろ九州南部で開花が始まり、関東は6月中・下旬。

つまり、本学の6月のオープンキャンパスは、あじさいの開花前線とともに(?)やってくるというわけです!

オープンキャンパスが先か? あじさいが先か?

というわけで、いよいよオープンキャンパス開催まであと1週間になりました!

 

八王子キャンパスのオープンキャンパスは、617日(日)10:0016:00

場所は片柳研究所4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTC)です。

 

コース別PR記事のラストとなる今回は、メディア学部メディア社会コースからの出展内容をご紹介します。

メディアを使ったビジネスや、メディアと社会とのつながりについて、新しい発見があること間違いなしです!!

 

 新しい広告の研究(担当教員:進藤、藤崎)

インターネットの進化により、大きく変わる新たな広告について紹介します。

場所:5F MTC


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 相互行為って何?(担当教員:山崎)

会話などのビデオ分析から、相互行為について明らかにします。

場所:5F MTC


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 デジタルサイネージ(担当教員:吉岡)

デジタルサイネージを活用したインタラクティブコンテンツを紹介します。

場所:5F廊下


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さあ、皆さん、お目当ての出展は見つかったでしょうか?

「面白そう!」と思ったところだけでなく、いろいろな出展を覗いてみてくださいね。

 

当日は、出展テーマに関するポスターも各ブースに展示します。このポスターを見れば、メディア学部での「学び」がどのように活用され、そこに展示されている制作物や研究成果に結びついたかがわかるようになっています。

 

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八王子の、のどかで広々とした環境の下、最先端を行く研究を日々行っている我々メディア学部の研究内容の一端を、是非目いっぱいご堪能ください!!


(メディア学部 森川 美幸)

6月17日(日)今年度最初のオープンキャンパス開催! PRブログ第二回:メディア技術コース編

2018年6月 8日 (金) 投稿者: メディア社会コース

 

PRブログ第一回はこちら

 

 

 

FIFAワールドカップが間もなく始まる今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

 

 

 

東京工科大学 八王子キャンパスでのオープンキャンパスも間もなく開催です!

 

日程は6月17日(日)10:0016:00

 

場所は片柳研究所4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTC)です。

 

 

 

PRブログ第二回の今回は、メディア学部メディア技術コースからの出展内容をご紹介します。

 

テクノロジーの進化を体感すれば、メディアの未来が見えるかも知れませんよ!!

 

 

 

 VRARの未来(担当教員:羽田)

 

VRARの活用で進化する未来のメディアコンテンツについて解説します。

 

場所:4F CTC

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 3Dプログラミング(担当教員:渡辺)

 

リアルタイム3DCGプログラミングを活用した、学生作品を披露します。

 

場所:4F CTC

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 汝は人狼なりや?〜嘘つきのコミュニケーション〜(担当教員:榎本)

 

人狼ゲームの映像分析により、嘘つきのコミュニケーションを明らかにします。

 

場所:5F MTC

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技術系はとっつきにくいと思っている文系の皆さんも、来て、各研究室のお話を聞いてもらえれば、きっと楽しんでいただけると思います。

 

次回はコース別紹介トリとなる、メディア社会コースの出展内容を取り上げます。

 

Don’t miss it!!


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(メディア学部 森川 美幸)

2018年3月に卒業された卒業研究「プロダクトデザイン」の皆さんのポスター紹介 その3

2018年6月 7日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

ことしもまた梅雨の季節となりました。通学通勤時にはいやだなと感じることもありますが、雨後にパっと晴れ間がのぞいた時、木々の緑の美しさや鮮やかさをいつも以上に強く感じることも出来ますね。

今回も3名分の卒研ポスターを紹介します。田口さん、中島さん、野々山さんのデザイン提案です。

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田口さんは、バーベキューなどを楽しむ時に普段は使わない着火用具を使う際の危険性に着目しました。調査の結果、安定した着火や火傷の心配などに多くの人が不満を抱いていることを確認し、指の入り方やガード部分の形状を工夫したデザイン提案を行いました。提案物は3Dプリンタで出力した模型でも確認しました。

中島さんは、化粧は毎日のように行うにもかかわらずドレッサーを使う環境を持てない女性が多いことに着目しました。調査の結果、使う場所と鏡の配置に問題があることを確認しました。このことを踏まえ、パーツのカスタマイズにてユーザーが化粧する環境に応じた使用状況を生み出すことができるドレッサーをデザイン提案しました。

野々山さんは、雨具について考察し、傘やレインコートを使用しても、足元への配慮がなされていないことに着目しました。ゼミでの意見交換でも靴やズボンの裾が濡れてしまうことを諦めていることが多い現状を確認し、足元用に特化した小型で着脱容易な雨具をデザイン提案し、簡易な模型を作り、雨除けとして機能することを確認しました。

 メディア学部 萩原祐志

6月17日(日)今年度最初のオープンキャンパス開催! PRブログ第一回:メディアコンテンツコース編

2018年6月 6日 (水) 投稿者: メディア社会コース

 

梅雨入り間近の今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか?

 

さて、高校生の皆さん、お待たせしました!

八王子キャンパスでは来る617日(日)、今年度初のオープンキャンパス を開催します!!

時間は10:0016:00

場所は片柳研究所4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTCです。

 

皆さんにメディア学部の学生が取り組んでいる研究をご覧いただいたり、制作した作品やコンテンツに実際に触れたりできる数少ない機会です。

当ブログでは、今回のオープンキャンパスの見どころを、3つあるメディア学部のコースごとにご紹介していきたいと思います(コースについてはこちら )。

 

最初に、今回最も出展数の多いメディアコンテンツコース から!

将来、ゲーム、アニメーション、映像、音楽、Webなどのコンテンツ制作に関わりたいと思っている人、必見です!!



 インターネット・ライブ映像配信(担当教員:佐々木、森川)

番組をリアルタイムで映像配信!機材の操作もレクチャーします。

場所:4F 廊下/34F 階段



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 最先端のゲーム制作と開発技術研究(担当教員:三上、安原、兼松)

東京ゲームショウ出展予定の最先端のゲーム制作と開発技術研究を紹介!

その他、ゲーム教育カリキュラム、ゲーム関連研究、映像コンテンツのシナリオ・演出関連研究もご紹介します。 

場所:4F CTC



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 音と映像のコラボレーション(担当教員:伊藤(謙)・伊藤(彰))

映像の印象が、音楽と効果音でどう変わるか体感してみましょう。

また、アナログシンセでの音作りもご体験いただけます。

場所:4F廊下


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 X線を用いた物体内部の観察技術(担当教員:加納)

X線を用いた物体内部の観察技術と、CG分野への応用法を紹介します。

場所:5F MTC



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 バーチャルキャンパスツアー(担当教員:菊池)

ドローン+360°動画によるバーチャルキャンパスツアーをお楽しみください。

他にも、自然現象のプロシージャルアニメーションやコンテンツデザインに関する研究紹介、さらにプログラミング体験教室も行います。

場所:5F MTC



次回は最新のメディア・テクノロジーが気になる方に是非ともご参加いただきたい、メディア技術コースの出展内容をご紹介します。

お楽しみに!!


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メディア学部 森川美幸

メディア専門演習「空間インタラクティブコンテンツ」の紹介

2018年6月 5日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア専門演習は、2年生後期と3年生前期にある必修の授業です。20個ほどのテーマの中から希望のテーマを2つ選び、それぞれについて、半年ずつ受講します。
テーマの一つである「空間インタラクティブコンテンツ」では、プロジェクションマッピングや、LeapMotionを使った映像作品を制作します。LeapMotionとは、空中で動かした手のジェスチャを認識する装置です。
今期も、受講している皆さんが、それぞれ作品を制作している途中です。

昨年度の演習で制作された作品の中から3点をご紹介します。いずれも、プロジェクションマッピングの作品です。
1つ目は、画用紙で作った模型に投影した作品です。中心にある小さい立方体は、実際には存在しませんが、あたかも半透明の立方体が置かれているように見えます。

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2つ目は、白い立方体を部屋に見立て、その中にCGで制作したキャラクターや家具を配置した作品です。部屋の2方向からの映像を、立方体の2面に投影しています。

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3つ目は、ギターに投影した作品です。音楽に合わせて、色と模様が刻々と変化するものです。

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今年度の作品についても、後日、ご紹介したいと思います。

(椿郁子)


チュラロンコン大学からのインターン学生が活動開始

2018年6月 4日 (月) 投稿者: メディア技術コース

皆さんこんにちは。

メディア学部の寺澤です。

メディア学部ではタイのチュラロンコン大学との提携により、インターン学生を受け入れています。今年も5月22日に4名が来日し、さっそく翌23日から八王子キャンパスに通っています。近藤教授の研究室で2名、私の研究室で2名を受け入れています。私の研究室では3年連続での受け入れになります。

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左から、近藤教授、Gust君、Ole君、柿本学部長、Sun君、Harry君、寺澤です。彼らの名前は長いので、それぞれ自分でニックネームをつけて、普段はその名前で会話します。

これから7月の終わりまで約2か月間、八王子に滞在して各自のテーマに取り組みます。滞在期間中、合計280時間の作業をすることになっているので、なかなかハードです。

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カンヌと言えば映画祭ですが広告祭もあるんです。カンヌライオンズ6/18-22開催!(メディア学部 藤崎実)

2018年6月 3日 (日) 投稿者: メディア社会コース

みなさん、メディア学部社会コースの藤崎実です。

あっという間に6月です。みなさんは6月と言えば、何を連想しますか?

6月になると広告業界の話題は「カンヌライオンズ」(正式名称:カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル)一色になります。

これは日本だけでなく、全世界的な規模で広告業界の関心事になるイベントです。今年は6/18-22に第65回目の開催。どんな広告が受賞するか、早くも世界中の注目が集まっているのです。では、なぜこの広告祭が6月に開催されるのか、みなさんご存知ですか???

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一般的に「カンヌ」と言った時に有名なのは映画祭でしょう。森川先生が先日、このブログで紹介したように、今年の最高賞は、是枝裕和監督の「万引き家族」が受賞。大きな話題になりました。その「カンヌ国際映画祭」は5月に開催されます。

さて、映画と言えば予告編がつきものですよね。本編が始まる前の予告編を楽しむ人は多いと思います。そして最近は、あまり見かけなくなりましたが、その予告編に混じって、かつては映画館でコマーシャルフイルム(シネマ・アド)がたくさん流れていました。

ここで、カンヌ広告祭が始まった64年前を想像して下さい。今は、YouTubeなどで映像を自由に見ることができます。TVからもCMがどんどん流れてきます。でも、そのずっと昔、TVさえも普及する前の時代、庶民が接する映像メディアは映画館くらいしかなかったのです。

庶民の娯楽といえば映画という時代です。映画館の巨大なスクリーンを使ったコマーシャルフイルムは、見た人に圧倒的な印象を残すことができました。しかも今のTVCMのように15秒や30秒といった制約がないので1分や3分といった長尺CMを流すことができます。広告クリエイターや、映像ディレクターの腕の見せ所です。広告主もお金をかけ、力の込もったコマーシャルフイルムが次々と作られるようになったのです。

そんなことがきっかけで、映画祭だけではもったいない、カンヌ映画祭の後に、同じ会場で、劇場用コマーシャルフイルムのコンテストを行おう、ということに。それが今から64年前、1954 年、カンヌ広告祭の誕生です。その流れが引き継がれ、5月は映画祭、6月は広告祭になったのでした。

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当時は35ミリフィルムのコンテストでしたが、もちろん今はインターネットを使った広告など世界最先端の広告が集まります。詳しいお話しはまた今度!メディア学部 藤崎実

おもしろメディア学 絵画の大きさ 【パリ出張報告その6】

2018年6月 2日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

パリには大変多くの美術館があり,教科書で見たことがあるような絵画をみることができます.実際にその場で絵画を見た時に,驚くことのひとつに,「大きさ」があります.
教科書で見ると,実際の大きさがよくわからないことがあります.サイズが書いてあっても,それを見ていなかったり,気にしなかったりして,なかなか理解できていません.それを実際に見ると,思っていたサイズと大きく異なっており,驚くことがあります.
博士論文を執筆した渡邉賢悟氏が研究していた点描画手法の評価に ”Georges Seurat‏「Model from the Back」”を使っていました.開発したシステムで描いた画像を示します.
http://blog.media.teu.ac.jp/2013/09/post-4042.html

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オルセー美術館でその実際の絵画を見る機会がありました.

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皆さんはどのくらいの大きさかご存知でしょうか?

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ルイ・ヴィトン財団 (Fondation LOUIS VUITTON)の建築【パリ出張報告その5】

2018年6月 1日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース

少し時間が立ちましたが,4月にCumulusに参加した時に,日本からの参加者から,Fondation LOUIS VUITTONはぜひ見たほうがいいということを言われました.フランク・ゲーリーが設計した建物だけでなく,展示物も素晴らしいということでした.
http://www.fondationlouisvuitton.fr/ja.html

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この建物は「ブローニュの森」のなかにあり,木々を見ながら歩いていくと,突然にびっくりするような建物が現れます.

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