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おもしろメディア学:街の景観その1(パリ出張報告その7)

2018年7月 2日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース

提携校ISART Digitalがあるパリは多くの人が一度は行きたいと思っている都市です.
なぜそうなのかというと,おもしろい,興味の惹かれることを多いからだと思います.
私が撮影した次の写真をまずみてください.
遠近がはっきりとした一点透視図のように見えますね.ガラス越しに赤い線,白い線がきれいに見えます.
赤い線や白い線が一点で交わるように見えるような図を一点透視図といいます.遠近が明確になっており,長い建物のように感じます.このような一点透視図の例として有名な絵画にレオナルドダビンチの「最後の晩餐」があります.

Dsc_2124

この風景を向かい側の建物から少し違った角度から撮影してみました.
その写真は次の通りです.

Dsc_2117

また,この建物は連続しており,この入り口の横を見ると,次のようになっています.
それほどはっきりと見えるガラスではないようですね.よく見ると,右の端に白い線と赤い線が見えます.ガラスに絵が描かれていることが分かります.

Dsc_2120

この建物の入り口を正面からみると,次のようです.最初の写真と同じような位置から,隣の入り口を撮影しました.
いろいろな工夫をして,人の目を引くように工夫していることが分かります.このような表現は,図学のほかに,視覚心理学や認知心理学の分野でいろいろな図的表現について学ぶことができます.

Dsc_2123

少し違いますが,すぐ横の大学の建物には,次の絵がいろいろ描かれていました.
楽しそうですね.

Dsc_2125

提携校のISART Digitalを訪問して,パリのこともいろいろ見てきてはどうでしょうか?きっと新しい見方ができるようになると思います.
大学院メディアサイエンス専攻 近藤邦雄

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