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8月26日オープンキャンパス:音楽系研究室の研究紹介

2018年8月25日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース

メディア学部の伊藤謙一郎です。

8月26日(日)オープンキャンパスPRブログ第一回:メディアコンテンツコース編で紹介されている通り、今回のオープンキャンパスでは、私と伊藤彰教先生が関わる音楽系の演習と研究室から、下記の4つのテーマで出展します。


 【1】「音と映像のコラボレーション」[片柳研究所棟4階(廊下)]
    :映像の印象が、音楽と効果音でどう変わるか体感してみましょう。
 【2】「アナログシンセで音作り」[片柳研究所棟4階(廊下)]
    :アナログシンセにケーブルをパッチングして、いろいろな音色を作ってみよう!
 【3】「卒業研究紹介」[研究棟C(419)]
    :音楽系研究室で4年生が取り組んでいる研究・制作をご紹介します。
 【4】「大学院生研究紹介」[研究棟C(419)]
    :音楽系研究室で大学院生が取り組んでいる研究をご紹介します。

 

【1】と【2】は、6月17日(日)オープンキャンパスでも出展したものです。すでにご覧になった方もいらっしゃることと思います(レポート記事はこちら)。

【3】と【4】は、今年最後となる今回のオープンキャンパスで初めての出展ですので、メディア学部での音楽系研究室がどのような取り組みをしているのか直に知ることができる貴重な機会です。音楽や音響に興味をお持ちの方だけでなく、多くの方々が私たちの研究室を訪れてくださることを期待しています。

私たちの研究室では今回、学部生と大学院生の研究をポスターで紹介します。学部生については、8月2日(木)に学内で開催された「中間発表」でのポスターを展示します。研究半ばではありますが、それぞれの学生の研究内容やその方向性は知っていただけるものと思います。

また、大学院生については、今回のオープンキャンパスのために新たにポスターを作成しました。今年6月に台湾で開催された「NICOGRAPH International 2018」で発表した研究の成果も盛り込まれています。

以下は、今回紹介する研究の一覧です。


■「卒業研究紹介」
(1)「漫才に見られる音楽的要素の研究 ~時間意識としての“間”に着目して~」
(2)「青春アニメのストーリー構成に着目したライトモティーフ分析 ~麻枝准を中心に~」
(3)「循環進行が用いられる楽曲の分析と制作 〜メロディに見られる多様性に着目して〜」
(4)「機械学習を用いた音楽生成のための音楽情報符号化方法の研究
    〜Ron Miller "Modal Jazz Composition & Harmony"を中心に〜」
(5)「呉越の作曲手法 ~モチーフの展開プロセスを中心に~」
(6)「楽曲分析からみる『ゼロ年代セカイ系アニメ』としての『テイルズオブ』シリーズ
    ~「場所の音楽」と「状態の音楽」の融和による演出~」
(7)「ゲームにおけるMusic Dovetailingの分析 ~アトリエ不思議シリーズを題材に~」
(8)「作曲家・佐藤直紀の楽曲における音楽的特徴と傾向の分析
    ~山崎貴監督作品との関連性に着目して~」
(9)「クリープハイプの音楽とその「世界観」の研究 ~歌詞と楽曲構成の分析を通しての一考察~」
(10)「ドラゴンクエストにみるスーパーファミコン時代の作曲技法 〜『Ⅵ』と『Ⅲ』の比較を通じて〜」
(11)「21世紀の電子音楽における素材の研究 〜Electronic Dance Musicを中心として〜」

■「大学院生研究紹介」
 ・「映画音響構造研究を基盤とした『主観ショット型』オーディオドラマの音響演出
   〜女性向け恋愛ドラマを中心に〜」

 

ちなみに下の写真は、先ほど触れた私の研究室での「中間発表」の様子で、このように和気あいあいとした雰囲気で行われました。

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その後、配属されたばかりの3年生に4年生が研究のアドヴァイスをするディスカッションが開かれました。この3年生たちが来年のオープンキャンパスで研究発表を行う予定です。

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それでは、8月26日(日)のオープンキャンパスでお会いしましょう!

 

(メディア学部:伊藤謙一郎)

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