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8/5 オープンキャンパス参加レポート by新任・森川 第二回:メディア技術コース編

2018年8月 9日 (木) 投稿者: メディア社会コース

レポートブログ第一回はこちら

 

85日(日)に開催された八王子キャンパスオープンキャンパスOC)のレポートブログ第二回。

今回もメディア学部新任・森川がお届けします。

 

7月のOCでは「AO入試対策講座」が開かれましたが、今回は大手予備校講師の先生による「一般入試対策講座」が開かれました。

科目は数学と英語。

こういう授業が無料で受けられるのもOCの魅力の一つですよね。

 

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毎度のことながら、このブログの紹介と、コロナ社刊の『メディア学大系』シリーズの紹介コーナーも設置しました。

『メディア学大系』はメディア学部の教授陣が執筆しており、授業でも教科書として使っています。

たくさんの高校生や保護者の方々が手に取ってくれていました。

メディア学部に入ったら、こういう勉強をするのか、というイメージが沸いたでしょうか?

 

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より具体的な相談がある方のために、今回も片柳研究所(片研)5階のMTC(メディア・テクノロジー・センター)前に、教員と学生による個別相談コーナーを設置。

気軽に足を止めてお話をして行かれる方も多かったようです。

 

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では、本題に戻りましょう。

今回はメディア技術コースの展示レポートです。メディア技術コースは、計6件の出展中5件が今年度初出展でした。


 

【片研4F

 3Dプログラミング(担当教員:渡辺)

学生がプログラムして作ったゲームなどを紹介していました。

 

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中でも注目のゲームは、4年生の津川巧君が作った、その名も「撃進スリングショットマン」!!

このゲームはマウスと矢印キーだけでプレイできるアクションゲームで、スリングショットマンのキャラクターと操作性の良さがウリだそうです。

渡辺先生の授業では、ゲームを作る上での基礎となるプログラミングの技術を学ぶことができるとのこと。

学んだ技術は、もちろん「スリングショットマン」の制作にも役立っているそうですよ。

 

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【研究棟C

 デジタル音響処理と人間の聴覚(担当教員:大淵・越智)

大淵研は、「音に関係することなら何でもできる!」(by大淵先生)研究室。

今回も音にまつわる様々な展示がありました。

 

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特に興味深かったのは、音の振動が目に見える形で体験できる展示です。

砂をまいたプレートをスピーカーの上に設置。

スピーカーから出る音に共鳴し、プレートの上の砂が幾何学模様を形作ります。

まさにサウンドアート。

不思議ですよね。

 

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 ビジュアルシュミレーションの研究紹介(担当教員:柿本)

会場に入ると、まずオーロラの動きや、撥水ガラスの上の水滴の動き、まつ毛によるグレアの見え方など、自然現象をCGで完璧に再現している映像が飛び込んできました。

 

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こちらの研究室でも、7月に中間発表を終えたばかりの研究ポスターがずらり。

 

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4年生の岡汰斗君は、昼間の画像から夜景を推定し、自動的に変換する技術を研究しているそうです。

その技術を動画にも適用することを想定しているとのことでした。

夜景って、なかなかうまく撮影できないですものね。

自動で変換できるなら、とても便利だと思いました。

 

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 健康メディアとスマートフォンの活用(担当教員:千種)

自分の健康上の悩みを解決する研究ができる、というのが千種研だそうです。

卒業研究も、睡眠や美容など、学生本人が抱えるさまざまな悩みをテーマに、自分を被験者として研究を進めている人が多い印象でした。

 

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4年生の嶋田眞巳さんは、自分自身が乾燥肌や敏感肌に悩んでいたことから、統計解析に基づいて肌の悩みを分析・改善するアプリを開発する研究に着手。

一口に乾燥肌、敏感肌と言っても、気になる部位(顔、手、足)によって影響する項目が異なっていることを発見したそうですよ。

 

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 顔画像処理あれこれ(担当教員:永田)

永田研では、「人と機械との関わり」をテーマに、さまざまな研究が行われています。

「非言語ゲームで探る、人の“気遣い”」や「音楽によるストレス解消」、「HMDにおけるジェスチャーを用いた操作感に関する研究」等々の研究ポスター展示がありました。

 

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研究室のあちこちにホログラムが配置されており、ゴーグルをつけると犬・猫や宇宙飛行士、ホイールを回すハムスターなどが見えるという楽しい仕掛けもありました。

 

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 インタラクティブ・コンテンツ研究の紹介(担当教員:太田)

さまざまなインタラクティブ・コンテンツを扱った研究が展示されていました。

中でも最も目を引いたのは、4年生の藤川寛生君と須藤啓介君による共同研究「ペッパーズ・ゴーストを用いた映像プラットフォームの提案」。

昔のホラー映画などで使われている、ペッパーズ・ゴーストと呼ばれる視覚トリックを、ビジネスやエンターテインメントで活用しようという研究です。

高校生もクロマキー映像を食い入るように見つめていました。

 

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最終回の次回は、メディア社会コースの展示をレポートします。

 

(メディア学部 森川 美幸)

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