国際会議ICGGで「キャラクターメイキング教育」を発表
2018年8月31日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月31日 (金) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月30日 (木) 投稿者: メディア技術コース
人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第83回研究会が開催されます。
8/29
関西学院大学梅田キャンパスにて。
今回の大会では,特別セッション「言語・音声・対話研究における量的手法と質的手法の対話」
にパネリストとして登壇します。対話を扱う方法には心理学的な実験を用いた量的手法と社会学に端を発する会話分析を行う質的手法があります。私は量的手法の紹介者として講演します。タイトルは、「心理学者がいうところの「仮説検証型実験手法」を用いて会話を扱う」です。心理学では、アンケートや実験を行って、そこで得られた数値データを統計的に解析するという手法が用いられます。しかし、実験で得られた結果は必ずしも我々の日常生活の中の行動へ一般化できるとは限りません。人間は、見たことも聞いたこともない課題を与えられても、何とかそれに対処してしまう生き物です。だから防音室で刺激を聞いて反応して、と言われればそれができてしまいます。だけどそれは私達が普段行っているコミュニケーションを本当に反映した行動なのでしょうか?それを確かめるには、日常的にその人が行っている会話や行動の観察(質的研究)が必要です。質的研究でも同じ行動が観察できれば、実験で得られた結果は人間の行動の一般的な法則と言っていいでしょう。つまり、量的研究と質的研究は表裏一体の関係にあります。しかし、伝統的な学問分野では、どちらが得意・不得意と研究の方法を分けてきたきらいがあります。それを同じ場に持ち寄って議論することにより、双方の融合した研究手法をあみだそう!というのが今回の企画のねらいです。文責:榎本心理学者がいうところの
「仮説検証型実験手法」を用いて
会話を扱う
2018年8月29日 (水) 投稿者: メディア技術コース
2018年8月27日 (月) 投稿者: メディア技術コース
こんにちは、メディア学部の藤澤です。
昨年度から東京工科大学では全学的に人工知能の活用に関する研究に力を入れています。メディア学部でもメディアAI分科会を立ち上げてメディアに関わる研究でどのような活用ができるか、情報を共有しながら研究を進めています。
このような中で現在、メディア学部の太田先生と一緒にすすめ、先端メディアゼミナールの中で進めている研究を紹介します。これまで太田先生はマイクロソフト社のKinect(キネクト)を用いて喫煙状態を検出してサイネージなどで受動喫煙を防止する広告を流す試みを行う研究を勧めていました。
Kinectが2017年に精算終了したことを受け、代わりになる技術としてOpenPoseを利用して同様のことができないか、実験してきました。OpenPoseはCMUで開発された、画像(動画)から人工知能技術の一つであるDeepLearningを用いて人の骨格を検出する仕組みです。特徴としては、通常の画像やWebカメラからの動画からリアルタイムに骨格を検出できます。CPUだけの処理だと2~3fpsと非常に遅いですが、GPUを使うことで15~30fpsでの検出が可能になりなります。これらの検出にKinectで必要だったキャリブレーションは不要です。もう一つの特徴として、複数の人の骨格を同時に検出することができます。
これにより、複数いる喫煙者をまとめて検出することができるようになりました。
現状では、非喫煙状態を喫煙状態として検出するなどの誤検出もあるので、今後、改善を進めていきます。
2018年8月26日 (日) 投稿者: media_staff
2018年8月25日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
メディア学部の伊藤謙一郎です。
8月26日(日)オープンキャンパスPRブログ第一回:メディアコンテンツコース編で紹介されている通り、今回のオープンキャンパスでは、私と伊藤彰教先生が関わる音楽系の演習と研究室から、下記の4つのテーマで出展します。
2018年8月25日 (土) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の藤澤です。
先日、森川先生が書かれたオープンキャンパスに関するブログ「8月26日(日)夏休みの締めくくり!平成最後のオープンキャンパス開催!! PRブログ第二回:メディア技術コース編」でもご紹介いただいたのですが、私が今年度から始めたプロジェクト演習:人工知能実験室もオープンキャンパスに出典します。
人工知能はここ数年で新たなブームが来ていますが、まずは身近な人工知能を実験的にいろいろ試してみよう!という演習です。演習では、画像分類やスマートスピーカでいろいろ試してきました。
OpenPoseのデモ(7/15 オープンキャンパスで撮影)
2018年8月25日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
本ブログをご覧の皆様,こんにちは.
メディア学部教授 菊池 です.
開催間近の案内となりますが,8月26日(日)のオープンキャンパス(詳細はこちらから)で模擬授業を担当いたします.
模擬授業は「最新 CG 映像の作り方」と題して,CG 映像の基本的な理論と制作手法を解説しながら,皆様が日頃様々なコンテンツで目にしている最新の CG 映像がどのようにして制作されているのかを紹介します.
2018年8月24日 (金) 投稿者: メディア技術コース
大淵・越智研究室では、前回8月5日のオープンキャンパスに引き続き、音響処理と聴覚の技術と研究についての展示と体験を行う予定です。前回はレポート記事でも紹介されていたように、たくさんの方にお越しいただきました。
(1) 音の振動を体感しよう&共鳴を見よう
上図のように、円盤の下に貼り付けたスピーカーからサイン波の振動を加えると、特定の周波数のときに板が共鳴を起こし、大きく動く振動の「腹」の部分と、動かない「節」の部分ができます。色付きの砂をまくと、節のところに砂が集まります。これはクラドニ図形と呼ばれています。
四角形の鉄板の場合は、下図のように複雑な模様が生じます。左下のものから右へ向かってだんだん複雑になっていますが、それぞれ182Hz, 243Hz, 398Hz, 420Hz, …と、形状や材質で決まるその板固有の周波数(1秒間の振動数で、音の高さに対応する数、単位はHz(ヘルツ))のときに共鳴が起こって節が観察できます。
(2) 卒業研究紹介コーナー
去年の卒業生による、音の分析や合成、音が人間に及ぼす影響を調べた卒業研究を紹介しているコーナーです。音を使った研究の幅の広さを感じていただけると思います。
以上のように、8月26日にも色々な音の性質や音に関する技術、研究について体験していただるので、お越しのさいはぜひ大淵・越智研究室にお立ち寄りください。
2018年8月23日 (木) 投稿者: メディア技術コース
2018年8月22日 (水) 投稿者: メディアビジネスコース
2018年8月21日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月20日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月19日 (日) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月17日 (金) 投稿者: media_staff
2018年8月16日 (木) 投稿者: メディア社会コース
(PRブログ第一回はこちら)
(PRブログ第二回はこちら)
皆さんこんにちは、メディア学部新任の森川です。
今回の八王子キャンパス・オープンキャンパス(OC)のPRブログもついに最終回となりました。
つまり、今年度のOCのPRブログもこれで最後ということです。
6月17日に1回目のOCを開催し、7月15日、8月5日と、これまで3回のOCを開催してきました。
新任の私も、6月が初めてのOC参加でしたが、既に3回のOCを体験。
毎回さまざまな展示に触れ、また新たな発見もあり、大いに刺激を受けています。
ラストを飾る今回は、本年度最多19件の出展を行います。
これまでご来校いただけた方も、まだの方も、是非8月26日(日)はここ八王子キャンパスにお越しください。
時間は10:00~16:00。
場所は片柳研究所(片研)4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTC)、そしてメディア学部の本拠地でもある研究棟Cの3~5階です。
最終回の今回は、メディア学部メディア社会コースの出展をご紹介します。
【片研5F】
■ 人間・社会・環境の予測とプラン(担当教員:小林)
人間や社会の予測と計画についてゲームなどを通して体験してください。
場所:MTC
■ “進化+深化”のeラーニングの世界(担当教員:松永)
ICTの活用により“進化+深化”するeラーニングの世界をご紹介します。
場所:MTC
【研究棟C】
■ 数字で見るビジネスの世界(担当教員:榊)
ネット上にあふれる情報を数量的に分析し、各種産業の動向を紹介します。
場所:4F 422
■ 相互行為って何?(担当教員:山崎)
会話などのビデオ分析から、相互行為について明らかにします。
場所:5F 520
今回も大学院生の研究ポスター展示や学生相談コーナー/個別相談コーナーの設置もございます。
入試説明会や、柿本学部長による学部説明会も開催されますので、奮ってご参加くださいませ。
また、メディア学部随一の人気教授・菊池司先生による模擬授業も実施。
CGの最新技術を使ったVFXの作り方をご紹介します。
校舎間の移動は無料の学内巡回バスが便利です。
たくさんの皆様のご来校を、教員、学生、スタッフ一同、心よりお待ちしています!!
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月15日 (水) 投稿者: メディア社会コース
(PRブログ第一回はこちら)
皆さんこんにちは。メディア学部新任の森川です。
現在、TV番組『プレバト!』(TBS)内の毒舌先生のコーナーが火付け役となり、にわかに俳句が注目を集めていますよね。
皆さんは、私と同じ苗字の森川という名前の俳人がいるのをご存知ですか?
江戸時代の俳人で、松尾芭蕉の弟子でもあった森川許六(きょりく)という人です。
次回オープンキャンパス(OC)が行われる8月26日は、その森川許六の忌日で「許六忌」と呼ばれ、仲秋の季語にもなっているそうですよ。
そう、暦上はすでに仲秋ですが、まだまだ暑い8月26日(日)には、是非本学八王子キャンパスにお越しください!
今回のOCが本年度最後の開催となります。
時間は10:00~16:00。
場所は片柳研究所(片研)4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTC)、そしてメディア学部の本拠地でもある研究棟Cの3~5階です。
PRブログ第二回の今回は、メディア技術コースからの出展を、会場別にご紹介します。
【片研4F】
■ VRとARの未来(担当教員:羽田)
VRやARの活用で進化する未来のメディアコンテンツについて解説します。
場所:CTC
■ 3Dプログラミング(担当教員:渡辺)
リアルタイム3DCGプログラミングを活用した、学生作品を披露します。
場所:CTC
【研究棟C】
■ デジタル音響処理と人間の聴覚(担当教員:大淵・越智)
リアルタイム3DCGプログラミングを活用した、学生作品を披露します。
場所:3F 318
■ 最新のIT技術で問題解決!(担当教員:寺澤)
最新のIT技術を用いて身近な問題を解決する方法をご紹介します。
場所:4F 421
自然現象を模擬するプログラムで本物そっくりのCG映像を作る研究を紹介します。その他、イメージメディアプログラミング演習もご紹介します。
場所:4F 424
■ 人工知能実験室(担当教員:藤澤)
「人工知能実験室」ではAI技術の一端をご体験いただけます。
他にも、OpenStreetMapというオープンデータの地図の活用に関する研究を紹介します。
場所:4F 426
■ 健康メディアとスマートフォンの活用(担当教員:千種)
運動量や健康状態を観測する最先端の健康メディア機器を紹介し、その活用方法を実演します。
場所:4F 会議室
■ 顔画像処理あれこれ(担当教員:永田)
リアルタイムの顔画像の認識と、印象変化のデモをお見せします。
場所:5F 521
■ インタラクティブ・コンテンツ研究の紹介(担当教員:太田)
日常での人の行動に様々に反応する仕掛けについてご紹介します。
場所:5F 523
次回はラスト、メディア社会コースの出展ブースのご紹介です。
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月14日 (火) 投稿者: メディア社会コース
夏休み真っ最中!
皆さんいかがお過ごしですか?
オープンキャンパス(OC)ブログでおなじみ、メディア学部新任の森川です。
今年のように暑い夏には、もちろんこまめに水分と塩分を補給することが重要ですが、あまり冷たいものばかり摂っていると、逆に胃腸が弱って夏バテしてしまいますよね。
夏バテ予防にはビタミンB1を多く含む食品が効果ありと言われています。
例えば豚肉やうなぎ、カツオ、鮭などです。
あとは、旬の野菜もたっぷり摂るといいそうですよ。
皆さん、元気いっぱいに暑い夏を乗り切りましょうね!
美味しいものを食べて体調を整えていただき、8月26日(日)は、是非、本校八王子キャンパスのOCにお越しください!
今回のOCが本年度最後の開催となります。
時間は10:00~16:00。
場所は片柳研究所(片研)4Fのコンテンツテクノロジーセンター(CTC)と、5Fのメディアテクノロジーセンター(MTC)、そしてメディア学部の本拠地でもある研究棟Cの3~5階です。
当ブログでは今回も、各出展ブースの見どころを、3つあるメディア学部のコースごとにご紹介します(コースについてはこちら)。
まずメディアコンテンツコースから、出展会場別にご紹介します。
■ 最先端のゲーム制作と開発技術研究(担当教員:三上・安原・兼松)
東京ゲームショウ出展予定の最先端のゲーム制作と開発技術研究を紹介!
その他、ゲーム教育カリキュラム、ゲーム関連研究、映像コンテンツのシナリオ・演出関連研究もご紹介します。
場所:CTC
■ 音と映像のコラボレーション(担当教員:伊藤(謙)・伊藤(彰))
映像の印象が、音楽と効果音でどう変わるか体感してみましょう。
また、アナログシンセでの音作りもご体験いただけます。
場所:廊下
【片研5F】
■ バーチャルキャンパスツアー(担当教員:菊池)
ドローン+360°動画によるバーチャルキャンパスツアーをお楽しみください。
その他、自然現象のプロシージャルアニメーション、コンテンツデザインに関する研究紹介、プログラミング体験教室も行います。
場所:MTC
■ 物体内部の観察技術(担当教員:加納)
X線を用いた物体内部の観察技術と、CG分野への応用法を紹介します。
場所:MTC
【研究棟C】
■ 次世代コンテンツ研究紹介(担当教員:椿)
プロジェクションマッピングなど新しい映像コンテンツの制作・編集手法を紹介します。
場所:3F 323
■ 卒業研究・大学院研究紹介(担当教員:伊藤(謙)・伊藤(彰))
音楽系研究室で4年生が取り組んでいる研究・制作をご紹介します。また、大学院生の研究もご紹介します。
場所:4F 419
次回はメディア技術コースの出展ブースをご紹介します。
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月13日 (月) 投稿者: メディア社会コース
みなさん、メディア学部社会コースの藤崎実です。
以前も紹介しましたが、毎年6月にフランスのカンヌで開催される「カンヌライオンズ」は、世界中の広告人から注目されます。理由は、カンヌライオンズが、今後の広告業界が進む「道しるべ」の役割を担っているからです。
広告は企業と生活者を結ぶコミュニケーションです。そして時代は常に動いています。10年前にはなかったコミュニケーションが今は当たり前になっています。例えばスマホです。例えば電車の乗り継ぎのアプリです。天気予報も、今やネットで簡単に雲の動きがわかります。大事なことはLINEですぐに連絡が取れます。
つまり、時代が変化して、暮らしが変わってきている以上、広告も形を変えて、どんどん変化しているのです。今の時代にあったコミュニケーションの形で、私や、みなさんが「なるほど」とか「へえー」と思わなければ、広告は失敗なのです。
だから「今はどんな時代」で「どんな広告が人の心を動かし」「広告はどんな道に進むのか」といったテーマは世界共通で広告人の関心事なのです。広告は時代と密接に関わり、時代を反映して常に動いているということ、少しはわかっていただけるでしょうか。
さて、そんなカンヌライオンズで、今年大きな2つの変化がありました。まず、応募カテゴリーの統合です。近年の広告手法の多様化を反映して、カンヌでは応募カテゴリーがどんどん増えていました。それを今年からシンプルなカテゴリーに統合したのです。これも時代を象徴しています。そうです、物事はどんどんシンプルになってきているということです。
そしてもう1つの大変化。それが「サイバー部門」の廃止です!!
カンヌでサイバー部門が設立されたのは1998年。当時はまだインターネットが普及したばかり。でも、バナーや電子メールを上手に活用した意欲的なデジタルクリエイティブがどんどん注目され始め。そこで、今までにない新しい手法としてサイバー部門が新設されたのでした。そして20年が経ち、毎年、インターネットを活用した数々の名作や、素晴らしいデジタルクリエイティブ、デジタルコミュニケーションが注目を集めてきました。
では、なぜ今年廃止されたのでしょうか???
答えは簡単です。インターネットを活用したデジタルクリエイティブやデジタルコミュニケーションは、今や当たり前になったので、あえてカテゴリーを作り、区別するのをやめたのです。今やデジタルの活用は、普通の広告コミュニケーションに溶け込んで、当たり前になり、一般的になったということなのです。
どうでしょうか。こうしたカンヌライオンズ自体の姿勢の変化も時代を反映していると思いませんか? (メディア学部 藤崎実)
(※画像は全てカンヌのサイトから https://www.canneslions.com/)
2018年8月12日 (日) 投稿者: メディア技術コース
メディア学部の大淵です。今年も恒例の卒研中間発表の時期となりました。私の担当する「サウンド×ヒューマン研究室」でも、7月26日(木)に発表会を行いました。今回の発表題目は以下の通りです。
音声・音楽・雑音・動物の声など、音に関わる様々なテーマが並ぶのは毎年のことですが、今年の特徴として、「機械学習」という言葉を冠したテーマが4つも見られます。これは決して、世間の人工知能ブームに安易に便乗したというわけではありません。当研究室では発足当時から機械学習を大きな柱の一つとしており、地道な宣伝を行ってきた中で「機械学習をやりたい」という学生が集まってきてくれた結果かと思っています。
18人の発表者のうち、2人はこれが卒研最終発表で、無事9月の卒業を迎えますが、残る16人はこれから半年かけて研究を仕上げていきます。どんな最終発表になるか、今から楽しみです。
2018年8月11日 (土) 投稿者: メディアコンテンツコース
夏休みに入り、8月5日のオープンキャンパスでは3月に卒業なさったみなさんのポスターと、今年度の卒研生の実施経過を報告する中間発表ポスターも公開しました。たくさんの高校生や保護者のみなさんがポスターを観て下さり、とても有意義な意見交換ができました。ありがとうございました。
さて本日は、村山さん、森田さん、余語さんのデザイン提案を紹介します。
村山さんは、自動車のルームミラーについて視界など安全運転上の問題を指摘しました。町を歩きながら乗用車への補助ミラーの取り付け状況を調査した結果、半数近くの乗用車に取り付けられており、ボディサイズの大きな車種への取り付け率が高いことを確認しました。これらの結果を踏まえ、5個のセンサーと表示ランプを使い障害物の検知とその距離を知らせるルームミラーのデザイン提案を行いました。
森田さんは、乗用車の長距離運転の疲労はシートとの関連度が高いことに着目しました。現行製品の調査の結果、疲労を軽減させるような正しい姿勢をうながすようなデザインにすることが望ましいと考えました。それを実現する手段として、座面・背もたれ、そして可動域の大きな別パーツとしてのヘッドレストを備えたシートをデザイン提案しました。提案物は3Dプリンタで縮小モデルを出力し、形状確認も行いました。
余語さんは、常に携行したいモノとして、ボールペンに着目し、それは小さいながらも収納しにくく、紛失の点でも不満を持つユーザーが多いことを確認しました。また、成熟製品でありながら現行製品にはこうした問題を満足に解決するモノは見当たらないことを指摘しました。これらのことを踏まえ、携行しやすく、落下しにくく、視認性も高いということを実現すべく基本形態が指輪風のボールペンをデザイン提案しました。提案物は3Dプリンタで出力し、CGで使用シーンも分かりやすく表現しました。
メディア学部 萩原祐志
2018年8月10日 (金) 投稿者: メディア社会コース
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8月5日(日)開催の八王子キャンパス・オープンキャンパス(OC)レポートブログもいよいよ最終回!
毎度おなじみ、メディア学部新任の森川です。
高校生の皆さんだけでなく、在校生の学生スタッフの皆さん、気付いていたでしょうか。
片柳研究所(片研)の4階と5階の壁には、今回も大学院生の研究ポスターが展示されていたんですよ。
卒研をやってみて、「研究」が楽しくなってしまった人は、是非次のステップを考えてみてください。
修士号を取得することで、将来のバリエーションが広がるかも知れませんよ!
さて、今回のOCのメディア学部の出展は、片研の7ブースに対し、研究棟Cでは9ブースもありました。
最高気温35度の灼熱の中、片研から研Cへのスロープを徒歩で上るのはとても大変でしたよね。
私は学内巡回バスを有効利用しました。
15分に1本の運航ですが、片研と研Cを涼しく往復できるのでオススメです!
次回OC(8/26)もまだまだ暑さ厳しい折だと思います。
来られる方は、是非ご利用ください。
では、メディア社会コースのレポートに移りましょう。
今回は新テーマの出展1件を含め、計4件の出展がありました。
【片研5F】
■ 人間・社会・環境の予測とプラン(担当教員:小林)
予測や計画を扱った小林研の展示では、小林先生による手相占いの体験もできました。
占いも古代から行われている予言や予知と同列線上にある、統計を基にした予測のひとつです。
ピタゴラスやニュートンといった科学者たちも、有名な定理の発見後は、占いのような予測の研究に没頭したとのこと。
私も小林先生に少しだけ見てもらいましたが、どうもビジネスに長けた手相をしているそうですよ。
だったらもっとお金持ちになっていてもいいはずなのですが……。
■ 3D地図を利用しよう(担当教員:千代倉・飯沼)
この展示は、2年生の後期に受講する必修科目・メディア基礎演習Ⅱ「ソーシャルデザイン」で作ったものだそうです。
SketchUpというソフトとGoogle Earthを連携させ、今はもう荒廃してしまった建物や歴史的建造物を復元したり、外からでは見ることのできない建物内部を作ったりするとのこと。
スクリーンではストーンヘンジの復元画像や出雲大社の内部を作った画像を投影していました。
この授業では、世界遺産の中で、自分が復元したい・作りたい題材を自由に選んで制作できるそうですよ。
【研究棟C】
■ コンテンツビジネスイノベーション研究(担当教員:吉岡)
これまでデジタルサイネージの展示をしてきた吉岡研ですが、今回から新テーマで展示を行います。
メディア学部で学んださまざまなメディアの知識を用い、どうイノベーションを起こして社会に役立てるかが大きな研究テーマとのこと。
卒業生の中には、音楽が好きでメディア学部に入り、コンピュータのスキルを学んで、吉岡研で映画の中の音や効果音の研究をした学生もいたとか。
音楽イベントや電子書籍、メディアートの研究をしている学生もいるそうですよ。
吉岡先生は、「何を学ぶか迷っている人ほどメディア学部へ。メディア学部なら広く学べます。学生のうちだからできることをいろいろやって欲しい」とおっしゃっていました。
■ 相互行為って何?(担当教員:山崎)
「特に何も考えずに自然とやっているけど、それって何で?」
という、人の“無意識”を分析する研究を行っているのが山崎研。
実は、新しい発想って当たり前のことから生まれたりするものですよね。
メディア学部では、カメラやPC等を使ってコンテンツなど、何かを「生み出す」ことにフォーカスした研究が多いですが、この研究室ではカメラを分析の道具として役立てているそうです。
そういった、“メディアの違う一面を使う”研究室とのことでした。
今回のOCでも、学内の数か所にデジタルサイネージによる案内表示をしていました。
立ち止まってご覧いただいた方もたくさんいらっしゃったと思います。
さあ、いよいよ次回、8月26日(日)が今年度最後のOCです。
高校三年生の皆さんにとっては高校生活最後の夏休み。
そして、平成最後の夏。
是非この夏休みの終わりにここ、東京工科大学八王子キャンパスでお会いしましょう。
教員、学生、スタッフ一同、皆様をお待ちしています!!
もちろん、こうかとんも待ってます!!
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月 9日 (木) 投稿者: メディア社会コース
レポートブログ第一回はこちら。
8月5日(日)に開催された八王子キャンパス・オープンキャンパス(OC)のレポートブログ第二回。
今回もメディア学部新任・森川がお届けします。
7月のOCでは「AO入試対策講座」が開かれましたが、今回は大手予備校講師の先生による「一般入試対策講座」が開かれました。
科目は数学と英語。
こういう授業が無料で受けられるのもOCの魅力の一つですよね。
毎度のことながら、このブログの紹介と、コロナ社刊の『メディア学大系』シリーズの紹介コーナーも設置しました。
『メディア学大系』はメディア学部の教授陣が執筆しており、授業でも教科書として使っています。
たくさんの高校生や保護者の方々が手に取ってくれていました。
メディア学部に入ったら、こういう勉強をするのか、というイメージが沸いたでしょうか?
より具体的な相談がある方のために、今回も片柳研究所(片研)5階のMTC(メディア・テクノロジー・センター)前に、教員と学生による個別相談コーナーを設置。
気軽に足を止めてお話をして行かれる方も多かったようです。
では、本題に戻りましょう。
今回はメディア技術コースの展示レポートです。メディア技術コースは、計6件の出展中5件が今年度初出展でした。
【片研4F】
■ 3Dプログラミング(担当教員:渡辺)
学生がプログラムして作ったゲームなどを紹介していました。
中でも注目のゲームは、4年生の津川巧君が作った、その名も「撃進スリングショットマン」!!
このゲームはマウスと矢印キーだけでプレイできるアクションゲームで、スリングショットマンのキャラクターと操作性の良さがウリだそうです。
渡辺先生の授業では、ゲームを作る上での基礎となるプログラミングの技術を学ぶことができるとのこと。
学んだ技術は、もちろん「スリングショットマン」の制作にも役立っているそうですよ。
【研究棟C】
■ デジタル音響処理と人間の聴覚(担当教員:大淵・越智)
大淵研は、「音に関係することなら何でもできる!」(by大淵先生)研究室。
今回も音にまつわる様々な展示がありました。
特に興味深かったのは、音の振動が目に見える形で体験できる展示です。
砂をまいたプレートをスピーカーの上に設置。
スピーカーから出る音に共鳴し、プレートの上の砂が幾何学模様を形作ります。
まさにサウンドアート。
不思議ですよね。
■ ビジュアルシュミレーションの研究紹介(担当教員:柿本)
会場に入ると、まずオーロラの動きや、撥水ガラスの上の水滴の動き、まつ毛によるグレアの見え方など、自然現象をCGで完璧に再現している映像が飛び込んできました。
こちらの研究室でも、7月に中間発表を終えたばかりの研究ポスターがずらり。
4年生の岡汰斗君は、昼間の画像から夜景を推定し、自動的に変換する技術を研究しているそうです。
その技術を動画にも適用することを想定しているとのことでした。
夜景って、なかなかうまく撮影できないですものね。
自動で変換できるなら、とても便利だと思いました。
■ 健康メディアとスマートフォンの活用(担当教員:千種)
自分の健康上の悩みを解決する研究ができる、というのが千種研だそうです。
卒業研究も、睡眠や美容など、学生本人が抱えるさまざまな悩みをテーマに、自分を被験者として研究を進めている人が多い印象でした。
4年生の嶋田眞巳さんは、自分自身が乾燥肌や敏感肌に悩んでいたことから、統計解析に基づいて肌の悩みを分析・改善するアプリを開発する研究に着手。
一口に乾燥肌、敏感肌と言っても、気になる部位(顔、手、足)によって影響する項目が異なっていることを発見したそうですよ。
■ 顔画像処理あれこれ(担当教員:永田)
永田研では、「人と機械との関わり」をテーマに、さまざまな研究が行われています。
「非言語ゲームで探る、人の“気遣い”」や「音楽によるストレス解消」、「HMDにおけるジェスチャーを用いた操作感に関する研究」等々の研究ポスター展示がありました。
研究室のあちこちにホログラムが配置されており、ゴーグルをつけると犬・猫や宇宙飛行士、ホイールを回すハムスターなどが見えるという楽しい仕掛けもありました。
■ インタラクティブ・コンテンツ研究の紹介(担当教員:太田)
さまざまなインタラクティブ・コンテンツを扱った研究が展示されていました。
中でも最も目を引いたのは、4年生の藤川寛生君と須藤啓介君による共同研究「ペッパーズ・ゴーストを用いた映像プラットフォームの提案」。
昔のホラー映画などで使われている、ペッパーズ・ゴーストと呼ばれる視覚トリックを、ビジネスやエンターテインメントで活用しようという研究です。
高校生もクロマキー映像を食い入るように見つめていました。
最終回の次回は、メディア社会コースの展示をレポートします。
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月 8日 (水) 投稿者: メディア社会コース
皆さんこんにちは、メディア学部・新任の森川です。
8月5日(日)、本年度3回目の八王子キャンパス・オープンキャンパス(OC)が盛況のうちに幕を閉じました。
昨年同時期のOCに比べ、約30%も多くのお客様が我が校にご来校くださいました。
最高気温35度の猛暑の中、本当にどうもありがとうございました!
メディア学部からは今回、17もの出展があり、さらに全学共通のイベントも多かったので、限られた時間の中でなかなかすべてをご覧になれなかった方も多かったと思います。
是非、このブログで今回のOCの全貌(?)をお楽しみください。
さらに、残念ながら来られなかった方、次回のOCに参加予定の方も、ご参考にしていただければと思います。
今回も、ご来場いただいた方には、まず片柳研究所(片研)地下1階の視聴覚ホールでの入試説明会にご参加いただきました。
メディア学部を目指す高校生と保護者の方も、大勢お越しいただきました。
そして入試説明会の後は、場所を同じ片研の4階に移し、柿本学部長による学部説明会が行われました。
こちらは会場から人が溢れんばかりの大盛況!
用意していた補助席も満席となり、立ち見になってしまったお客様もいらっしゃいました。
メディア学部への関心の高さと、皆様の期待をひしひしと感じました。
さらに、学部説明会の後は、同じ会場で軽部征夫学長による保護者対象大学説明会を開催。本学の理念や教育・研究、就職などについて、学長自らが説明を行いました。
保護者の方々がメモを取りながら熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
午前中に開催されたイベントに一通り参加した後は、いよいよメディア学部のブース巡りへ!
今回のブログでは、まずメディアコンテンツコースの出展を、会場別にレポートします。
【片研4F】
■ インターネット・ライブ映像配信(担当教員:佐々木・森川)
6月の出展時と同じく、今回も10:50~、12:50~、15:15~の3回、インターネット・ライブ放送を行いました。
今回の学生リーダーは2年生の冨久田良太君。
初のリーダー役でしたが、本番前の準備やリハーサルを含め、最後まで堂々と仕切って、頑張っていました。
15:15~の授業紹介の生配信では、今回出展もしていた竹島由里子先生が生出演!
高校生の皆さんに、「ひとつのことにとらわれず、さまざまなことを学んでください。いろんなことに目を向けることで、大学生活はより楽しくなると思います」というメッセージを送ってくださいました。
■ コンピュータビジュアリゼーション(担当教員:竹島)
生配信のゲストだった竹島先生のブースでは、生配信用のVTR撮影が行われました。
中国からの留学生で、4年生の胡京輝君が可視化について説明。
科学技術データや、記録などの情報といった、目に見えないものを目に見えるようにする研究について、事例をまじえてわかりやすく教えてくれました。
■ 物体内部の観察技術(担当教員:加納)
病院の画像診断などで使われるCTの、ノイズ(アーチファクト)を取り除く技術を研究されている加納先生。
ご自身の脳のスキャン画像を使い、アーチファクトが入った画像と取り除いた画像を示しながら、研究の説明をして下さいました。
さらに、この技術を応用してコンテンツ制作に生かすことも研究されているそうです。
力覚デバイスと連携すれば、手術や調理などのバーチャルトレーニングシステムが可能に。
非常に興味深いお話でした。
【片研5F】
■ 卒研における学生のデザイン提案紹介(担当教員:萩原)
萩原研では、卒研生の研究を全公開しているそうです。
今回のOCでは、7月に中間発表が終わったばかりの、半分できかけの新研究がずらりと紹介され、人気投票が行われていました。
私が注目したのは4年生の栃木太河君の財布のデザインの研究です。
人々が財布に求める「機能性・収納性の良さ」に注目し、どのようなデザインの財布であれば、そのニーズを満たせるかを検討しているとのこと。
商品化されたら私も是非欲しい!と思います。
【研究棟C】
■ キャラクターメイキング研究紹介(担当教員:近藤)
CGキャラクターは高校生の皆さんにも注目度が高く、今回も多くの皆さんがキャラクターの造形や衣装の制作を実際体験されていました。
これまで見ているだけだったアニメのキャラクターやメカを、自分でデザインして作れるようになったらすごいですよね。
今回の体験で、“好き”を仕事にするイメージが、より具体的になっているといいな、と思います。
■ 折り紙の技術を活用した形状モデリング(担当教員:鶴田)
一枚の紙から一体どれだけの形が作れるか?
まだ解明されていません。
もしかしたら上限があるのかも知れないし、無限かも知れない。
その未知な領域に挑んでいるのが、この研究です。折り紙は奥が深いのです。
■ 次世代コンテンツ研究紹介(担当教員:椿)
今回の出展では、プロジェクションマッピング体験や、ヘッドマウントディスプレイ、フォトリアル3DCGなど、さまざまな研究が紹介されていました。
椿研では、さまざまな技術を使って、きれいに見える映像の作り方を研究しているそうです。
例えばプロジェクションマッピングでは、完全平面のスクリーンにまっすぐ投影できる環境が整っているとは限らないので、環境次第できれいに見える映像になるように角度を調整したりする必要が出てきます。
そういった体験ができる展示がありました。
以上、メディアコンテンツコースの出展レポートでした!
次回はメディア技術コースの出展レポートをお届けします。
(メディア学部 森川 美幸)
2018年8月 7日 (火) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月 6日 (月) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月 4日 (土) 投稿者: メディア技術コース
明日(8月5日)は東京工科大学のオープンキャンパスです。大淵・越智研究室では、「デジタル信号処理と人間の聴覚」というテーマで、音や声、聴覚に関わる科学や技術についての展示、研究紹介を行います。
(2) オーディオビジュアルパフォーマンスのためのライブインタフェース
音声認識技術を使って音楽装置や演出装置を制御できるシステムの研究をしています。また、このシステムを使った映像と音楽からなるギターパフォーマンスを制作してます。
(3)立体音響を使った女性向け恋愛ゲーム
バイノーラル録音を使用し、立体音響になっているボイスを実装した女性向けのノベル型恋愛ゲームです。ゲームをする人は多いと思いますが、立体的な音響を体験したことはありますか?バイノーラルマイクという、人の両耳の位置で録音すると、聞こえてくる方向を再現できるマイクを使って録音したゲームの効果を、去年の卒業生が研究していました。この展示ではそのゲーム場面を実際に聞いて体験してもらえます。
(4)VRスイカ割り
こちらは、バーチャルリアリティ(VR)と音響処理技術のひとつの音源定位を組み合わせた、新しいスイカ割りゲームです。音源定位は音の来る方向を推定する技術です。ここでは、二人が協力して音を使ってVR空間上のスイカを割ります。
8月5日のオープンキャンパスにお越しの方は、ぜひ大淵・越智研究室に音を使った遊びや研究体験をしに来て下さい。
2018年8月 3日 (金) 投稿者: メディア技術コース
7月27日に我が研究室(コム・メディア・デザイン:太田研究室)の卒業研究中間発表会を行いました。例年、羽田研究室と共同でポスター発表の形式で行っています。また、太田研究室ではインタラクティブなコンテンツを研究対象としているため、ポスターと併せてデモを呈示することも必須です。1年かけて行ううちの半分が過ぎたところですが、システムやコンテンツとしては前期までで基本的な部分はできあがることを目標にしているため、この日には実際に動作するものを用意することが期待されています。
2018年8月 2日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース
2018年8月 1日 (水) 投稿者: メディア技術コース