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サウンド×ヒューマン研究室・卒業研究中間発表会

2018年8月12日 (日) 投稿者: メディア技術コース

メディア学部の大淵です。今年も恒例の卒研中間発表の時期となりました。私の担当する「サウンド×ヒューマン研究室」でも、7月26日(木)に発表会を行いました。今回の発表題目は以下の通りです。

  • サラウンドスピーカを用いた視覚と聴覚の関連性の研究
  • 聴取者の感情を可視化する音楽プレーヤーの研究
  • アコースティックギターの音の印象評価
  • オーディオミキシングのための新しいインターフェースの開発
  • シンセサイザーのための新しいインタフェース研究
  • ソフトウェア・シンセサイザーにおける新しい合成方式の研究
  • 機械学習を用いた漫才音声の分析
  • 機械学習による歌唱者の特定
  • 機械学習による音楽の分類と可視化
  • 機械学習によるラジオ番組音声の分析
  • 立体音響技術によるホール音響の再現
  • 特殊効果としての音源分離の研究
  • ヴァーチャルリアリティ―における立体音響の研究
  • セキセイインコの鳴き声から感情を検出する
  • BGMによる作業効率の変化
  • 朗読音声合成のための韻律分析
  • 音によるゲームプレイヤーの行動変化
  • 雑音除去による音声聴取正答率の変化

音声・音楽・雑音・動物の声など、音に関わる様々なテーマが並ぶのは毎年のことですが、今年の特徴として、「機械学習」という言葉を冠したテーマが4つも見られます。これは決して、世間の人工知能ブームに安易に便乗したというわけではありません。当研究室では発足当時から機械学習を大きな柱の一つとしており、地道な宣伝を行ってきた中で「機械学習をやりたい」という学生が集まってきてくれた結果かと思っています。

18人の発表者のうち、2人はこれが卒研最終発表で、無事9月の卒業を迎えますが、残る16人はこれから半年かけて研究を仕上げていきます。どんな最終発表になるか、今から楽しみです。

2018_midterm

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