エンタテインメントコンピューティング(EC2018)での大学院生の発表と展示
2018年9月14日 (金) 投稿者: media_staff
こんにちは 技術コースの羽田です.
エンタテインメントに関する学会であるEC2018 が昨日より土曜日まで調布の電気通信大学で開催されています.この学会は「楽しい」をテーマにした学会で我々の研究室では毎年のように参加しています.
http://ec2018.entcomp.org/program/
本研究室でも昨日は大学院生の伊藤君と小野君の発表「首への熱刺激による VR 体験者への方向提示の提案」がありました.この研究は 首のまわりに熱を発生するデバイスを取り付け,VRの画面と連動して画面内の物体があたかも熱を発生させているように感じさせるというものです.今回は基礎検討ということで,首のまわりにいくつの熱源を用意すると違和感がなくなるのか,といったことを検証しています.
このエンタテインメントコンピューティングの特徴は,登壇発表の他に多くのデモが用意されていることです.百聞は一見にしかずといいますが,新しい研究を実際に体験することでより理解が深まることや,多くの人の反応を見ることで研究をさらに進展させることもできます.
そして,今日この記事を書いた本題なのですがこのエンタテインメントコンピューティングのデモは,明日の土曜の午後の時間は一般に開放されることになっています.
つまり,明日の午後に調布の電気通信大学にお越しいただければ,現在の最先端の研究を使ったデモを体験することが出来るのです.13時から14時40分と短い間ですが,30件以上のデモが展示されます.
この中には我々の研究も展示されることになっていますので,お時間あれば体験しにお越しいただければとおもいます.我々のシステムの他にも,テレビのニュースなどで時々見るような面白いシステムを体験することができますので調布でお待ちしています.
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