iOS向けアプリ『Gen』がApp StoreのTodayに掲載されました。
2018年9月28日 (金) 投稿者: メディア技術コース
はじめまして。この九月からメディア学部助教に就任しました戀津です。
私は2005年度入学のメディア学部卒業生でもあり、2017年に博士号を取得、この度教員として大学に戻ってまいりました。研究の専門はシナリオ執筆支援とWebアプリケーションですが、今回は私のもう一つの大きな活動であるiOS向けアプリケーション開発の成果についてご紹介です。
メディア学部ブログの過去の記事でも何度か紹介を頂いている、iOS向けアプリケーション『Gen』と我々制作チーム『YackLab.』がAppleのApp Storeで、9月23日のTodayタブにて特集記事を組んでいただき紹介されました!
TodayタブはAppStoreアプリを開くとトップに表示される部分であり、アプリの顔にあたる部分です。YackLab.のアプリ・活動について評価され、インタビューをしていただきました。
Genに関する過去の記事
YackLab.というチームは、在学時に受講していたプロジェクト演習『Creative Application』の課題で『ハノイの本』というアプリのプロトタイプを制作し、これをApp Storeにリリースするためにしっかりと完成させようということで結成しました。卒業してからの期間の方が長くなってしまいましたが、我々チームのアプリケーション制作活動の基礎になっている演習授業です。
Creative Applicationについては過去の記事でも詳しく紹介されています。
その後在学中にハノイの本をリリースし、現在3万ダウンロード、評価とレビュー4.7とご好評をいただいています。そして卒業後も活動を続け、今回紹介されたGenを開発しました。
GenはiPad向けアプリとして開発開始し、iPadの特徴・特性を活かした10本の指を使うアプリケーションです。画面内に無数に飛び回るパーティクルを、画面をタッチすることで操り標的を壊していきます。この際に、タッチする指の本数によってパーティクルの動き方が変わり、多様な動き・形の標的に対応していきます。
また、ステージをクリアした時に、プレイの軌跡を使ってアートを生成するというのも大きな特徴です。指の本数によってパーティクルの動きだけでなく色も変わり、標的を壊した位置とその時のパーティクルの色、その他様々な要素を利用してジェネラティブアートというものを生成します。プレイのたびに異なるアートが生成され、それをSNSで共有することもできます。
当初はiPad向けに開発しましたが、iPhoneでも遊べるように改良してApp Storeにリリースしています。こちらも評価とレビュー4.8と大変ご好評をいただいています。9/23には一時ゲームタブのトップ有料第12位になっていました。
iOS専用ですが、iPhone・iPadどちらでも遊べるのでぜひプレイしてみてください。
戀津 魁
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