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難聴児を対象としたプログラミング体験教室の実施

2018年9月 1日 (土) 投稿者: メディア社会コース

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メディア学部の吉岡です。

2018年7月29日及び8月1日に難聴児等の教育機関である田中美郷教育研究所ノーサイドクリニック(東京都世田谷区)にて、「夏休み子どもプログラミング体験教室」を実施しました。2回に分けて1日定員6名・3時間ずつ実施した講座には、小学校3年生から中学校1年生の児童12名が参加し、コンピュータプログラミングによるロボットの操作に挑戦しました。


詳細は以下のリリースをご覧ください。

吉岡英樹メディア学部講師らが、田中美郷教育研究所との連携により難聴児を対象とした「夏休み子どもプログラミング体験教室」を開催。
https://www.teu.ac.jp/information/2018.html?id=190

今回使用したロボット「COZMO(コズモ)」は、米国アンキ社が開発したAI(人工知能)搭載ロボットで、操作をしなくても自由に動き回ります。3つのブロックと連携し、搭載したカメラで画像解析を行うことで、それらの位置を把握し、ブロックを持ち上げたり、他のブロックに乗せたりすることが可能です。名前を登録すると、画像認識で顔を判別して、ちょっと考えてから名前を呼んでくれます。ご覧の通りとってもカワイイので、大人でも虜になってしまいますよ。

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学校でスクラッチを勉強する機会が増えていると思いますが、COZMOも専用アプリ内にスクラッチにとても似たプログラミング機能が用意されていますので、初心者でもプログラミングを楽しめます。

コンピュータの中だけで作業が完結するのではなく、実世界のロボットを動かすところが魅力です。しかし、必ずしも意図した通りに動かないかもしれません。そこが授業としては一番やりがいのあるところで、予期せぬ問題をどのようにプログラミングで対応するか、あなたのクリエイティビティが試されます。

社会では、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ロボティックスなどが話題となっていますが、これ1台で全てを体感することができます。楽しく操作をしているうちに、新たなアイディアが浮かんでくるかもしれません。

私が指導しているコンテンツ ビジネス イノベーション研究室では、新しい技術を使った今までにないビジネスの提案を行なっています。一緒にミライを作りましょう。

コンテンツ ビジネス イノベーション研究室
http://www.cbi-lab.com

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