台湾(南台科技大学)からの研究生
2018年9月19日 (水) 投稿者: メディア技術コース
9月に入って後期の授業がはじまりました。私の研究室には台湾から荘さんという大学院生が今期から来ています(もう一名が進藤先生のところに来ています)。一年間の予定で研究活動を行う予定です。留学してくる学生とはコミュニケーションについて不安なことも多いのですが、荘さんは独学で勉強したということですが日本語が流暢で会話はスムースです。私達も代わりに中国語を教えてもらいたいと思っています。音楽ゲームのユーザーインターフェースについて研究したいということで、最後には論文や学会発表のような成果がでることを期待しています。
ところで、南台科技大学は当大学と提携校の関係にありますが、メディア学部では他にも様々な大学と提携関係を結んでおり、タイ、香港、スゥエーデン、フランスなどから同様の枠組みで学生が来ています。今回のような研究生としての滞在以外に、2ヶ月程度のインターンシップなどの受け入れを行っています。この提携関係は当然ながら相互の関係なので、こちらの学生がそれぞれの大学に同じようにして滞在することが可能です。日本の学生は言葉の問題もありますが(どの国の大学も英語でO.K.なのですが…)挑戦する学生があまりいないのが現状です。提携している大学は、それぞれの国でも優秀な大学ですし、外国の人とコミュニケーションをとりながら勉強や仕事を進めるというのは得難い経験です。そうした機会を求めてメディア学部を目指す受験生の方もいるといいなと思います。もちろん在学中の学生にもチャレンジする人が増えることを期待しています。
太田高志
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