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びっくりする教会の紹介【おもしろメディア学,視覚と建物】

2018年9月20日 (木) 投稿者: メディアコンテンツコース

今年の8月に国際会議(The 18th International Conference on Geometry and Graphics,ICGG2018)がイタリアのミラノで開催されました.
この会議は,幾何学と図学に関係するテーマが中心です.コンピュータグラフィックスをはめとして機械系,建築系,造形デザイン系などさまざまな研究発表が行われます.そのために,ミラノの建築物に興味を持つ研究者も多くいます.私もその一人です.
この記事は国際会議の研究発表のことでなく,視覚と建物の関係について紹介します.
まずは,教会の写真をみてください.

Dsc_9529

Dsc_9530

奥行きのある教会とみていると思います.

しかし実際には,近くで見ると次のようになっています.

Dsc_9549

Dsc_9559

奥行きがないことが見て取れます.人の3次元形状の知覚,認知によるものであり,錯視をうまく利用して,スペースのないところに奥行きのある空間を構築しています.次の平面図をみてください.図の赤枠の部分しかありません.

Aaaaa

このように工夫はさまざまなところで行われています.より知りたい方はこのページをご覧ください.http://www.spazioscenico.altervista.org/tecno.html

実際に見たくなった方のためにこの教会の名目をお知らせします.

サンタ マリア プレッソ サン サティロ教会

Chiesa di Santa Maria presso San Satiro: Donato Bramanteによる仕事といわれています.

さまざまな建物(参考に):

https://cursarhitectura.wordpress.com/curs-3-arhitectura-renasterii/

このような錯覚や錯視のことをより深く知りたい方は次の記事を参考にしてください.

■本を執筆するために:「視聴覚メディア,メディア学大系,コロナ社」に関するブログ記事 2017年5月13日
http://blog.media.teu.ac.jp/2017/05/post-0d9e.html

大学院メディアサイエンス専攻 近藤邦雄

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